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川崎病の検査方法および試験片

国内特許コード P190016225
整理番号 (S2016-1017-N0)
掲載日 2019年7月26日
出願番号 特願2018-532985
出願日 平成29年8月3日(2017.8.3)
国際出願番号 JP2017028236
国際公開番号 WO2018030270
国際出願日 平成29年8月3日(2017.8.3)
国際公開日 平成30年2月15日(2018.2.15)
優先権データ
  • 特願2016-156241 (2016.8.9) JP
発明者
  • 堀内 弥生
  • 森 雅亮
  • 平野 久
  • 齋藤 洋子
出願人
  • 公立大学法人横浜市立大学
発明の名称 川崎病の検査方法および試験片
発明の概要 川崎病を迅速、簡便に検査する方法および試験片を提供する。
被験者由来の検体中のリポ多糖結合タンパク質(LBP)及びロイシンリッチα2-グリコプロテイン(LRG1)のレベルを測定することを特徴とする川崎病の検査方法。抗LBP抗体が固定化されている担体及び抗LRG1抗体が固定化されている担体を含む、イムノクロマト法により川崎病を検出するための試験片。
従来技術、競合技術の概要

川崎病は主に4歳以下の乳幼児にみられる急性熱性発疹性疾患であり、病態の主体は全身血管炎である。川崎病の診断は複数の主要症状(1.5日以上続く発熱 、2.両側眼球結膜の充血 、3.口唇発赤、苺舌、4.不定形発疹 、5.急性期の手指の硬性・手掌および足底紅斑、解熱後の膜様落屑、6.頸部の非化膿性リンパ節腫脹)の出現により行われている(川崎病診断の手引き)。血液検査では、白血球数・C反応性タンパク質・肝細胞逸脱酵素の上昇、赤沈の亢進、白血球分画(好中球比率)等を調べ、断層心エコー法や心血管造影法による冠状動脈病変の確認なども行われている。

川崎病は自然に軽快する疾患ではあるが、無治療で経過した場合に25~30%の患者に冠状動脈病変に代表される心合併症が生じる。そのため、川崎病では発症早期に治療を開始し、炎症を鎮静化することが重要であり、一日でも有熱期間を短縮するとともに、心合併症の発生を防ぐことが必要である。しかし、川崎病は病因や発症メカニズムについては未だ不明であり、特異的診断検査はなく、主要症状についても個人差があり、診断基準を満たさない例も多数存在する。そのため、川崎病の迅速な確定診断は難しい。

また、川崎病の診断に関する特許としては、血中のVEGF(血管内皮増殖因子:vascular endothelial growth factor)濃度を測定する方法(特許文献1:特開平11-6832)、1又は複数のスーパー抗原に対するIgMを測定する方法(特許文献2:特開平3-139294)、その他、遺伝子多型の調査(特許文献3:特開2009-72193)などがあるが、臨床の現場で実際に活用されているものはまだない。

産業上の利用分野

本発明は、川崎病の検査方法および試験片に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験者由来の検体中のリポ多糖結合タンパク質(LBP)及びロイシンリッチα2-グリコプロテイン(LRG1)のレベルを測定することを特徴とする川崎病の検査方法。

【請求項2】
LBPのレベル及びLRG1のレベルが、それぞれ、所定の値より高い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いと判定し、また、所定の値より低い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いと判定する請求項1記載の方法。

【請求項3】
被験者由来の検体が、血清、全血又は血漿である請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
前記LBPのレベル及びLRG1のレベルの測定が、イムノクロマトグラフ法であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の川崎病の検査方法。

【請求項5】
抗LBP抗体が固定化されている担体及び抗LRG1抗体が固定化されている担体を含む、イムノクロマト法により川崎病を検出するための試験片。

【請求項6】
抗LBP抗体が固定化されている担体と抗LRG1抗体が固定化されている担体とが、同じ試験片に含まれる請求項5記載の試験片。

【請求項7】
抗LBP抗体が固定化されている担体と抗LRG1抗体が固定化されている担体とが、別々の試験片に含まれる請求項5記載の試験片。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2018532985thum.jpg
出願権利状態 公開
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