TOP > 国内特許検索 > 蛍光蛋白質

蛍光蛋白質 NEW 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P190016252
整理番号 06267
掲載日 2019年8月19日
出願番号 特願2005-507027
登録番号 特許第4648834号
出願日 平成16年6月16日(2004.6.16)
登録日 平成22年12月17日(2010.12.17)
国際出願番号 JP2004008790
国際公開番号 WO2004111236
国際出願日 平成16年6月16日(2004.6.16)
国際公開日 平成16年12月23日(2004.12.23)
優先権データ
  • 特願2003-170330 (2003.6.16) JP
発明者
  • 宮脇 敦史
  • 筒井 秀和
  • 唐澤 智司
出願人
  • 国立研究開発法人理化学研究所
発明の名称 蛍光蛋白質 NEW 実績あり 外国出願あり
発明の概要 本発明の目的は、スボミキクメイシ(favia favus)に由来する、新規な蛍光蛋白質を提供することである。本発明によれば、スボミキクメイシ(favia favus)由来の下記の特性を有する蛍光蛋白質が提供される。(1)励起極大波長が507nmである;(2)蛍光極大波長が517nmである;(3)482nmにおけるモル吸光係数が80000である;(4)量子収率が0.68である;(5)蛍光極大のpH感受性がpH=5~11で安定である:
従来技術、競合技術の概要 クラゲのエクオレア・ビクトリア(Aequorea victoria)に由来する緑色蛍光蛋白質(GFP)は、生物系において多くの用途を有する。最近、ランダム突然変異誘発法および半合理的(semi-rational)突然変異誘発法に基づいて、色を変化させたり、折りたたみ特性を改善したり、輝度を高めたり、あるいはpH感受性を改変したといった様々なGFP変異体が作製されている。遺伝子組み換え技術により他の蛋白質をGFP等の蛍光蛋白質に融合させて、それらの発現および輸送のモニタリングを行うことが行われている。
最もよく使用されるGFP変異体の一つとして黄色蛍光蛋白質(YFP)が挙げられる。YFPは、クラゲ(Aequorea)GFP変異体の中でも最長波長の蛍光を示す。大部分のYFPのεおよびΦは、それぞれ60,000~100,000M-1cm-1および0.6~0.8であり(Tsien,R.Y.(1998).Ann.Rev.Biochem.67,509-544)、これらの値は、一般的な蛍光団(フルオレセインおよびローダミンなど)の値に匹敵する。従ってYFPの絶対的輝度の改善は、ほぼ限界に達しつつある。
また、GFP変異体の他の例として、シアン蛍光蛋白質(CFP)があり、ECFP(enhanced cyan fluorescent protein)が知られている。また、イソギンチャク(Discoma sp.)からは赤色蛍光蛋白質(RFP)も単離されており、DasRedが知られている。このように蛍光蛋白質は、緑色、黄色、シアン色、赤色の4種が次々と開発されスペクトルの範囲は大幅に広がっている。
また、刺胞動物には、蛍光を発するものが存在する。刺胞動物由来の蛍光蛋白質遺伝子のクローニングが試みられているが、蛍光および生化学的な特性のレパートリーを増やすためには、より多くの遺伝子のクローニングが必要である。
産業上の利用分野 本発明は、スボミキクメイシ(favia favus)に由来する、新規な蛍光蛋白質を提供することを解決すべき課題とした。
特許請求の範囲 【請求項1】
以下の何れかのアミノ酸配列を有する蛍光蛋白質。
(a)配列番号12、14、16、18又は20に記載のアミノ酸配列;又は、
(b)配列番号12、14、16、18又は20に記載のアミノ酸配列において1から20個のアミノ酸の欠失、置換及び/又は付加を有するアミノ酸配列を有し、蛍光特性を光照射依存的に変換できるアミノ酸配列:

【請求項2】
請求項1に記載の蛋白質をコードするDNA。

【請求項3】
以下の何れかの塩基配列を有するDNA。
(a)配列番号13、15、17、19又は21に記載の塩基配列;又は、
(b)配列番号13、15、17、19又は21に記載の塩基配列において1から60個の塩基の欠失、置換及び/又は付加を有する塩基配列を有し、蛍光特性を光照射依存的に変換できる蛍光蛋白質をコードする塩基配列:

【請求項4】
請求項2又は3に記載のDNAを有する組み換えベクター。

【請求項5】
請求項2又は3に記載のDNA又は請求項4に記載の組み換えベクターを有する形質転換体。

【請求項6】
請求項1に記載の蛍光蛋白質と他の蛋白質とから成る融合蛍光蛋白質。

【請求項7】
他の蛋白質が細胞内に局在する蛋白質である、請求項6に記載の融合蛍光蛋白質。

【請求項8】
他の蛋白質が細胞内小器官に特異的な蛋白質である、請求項6又は7に記載の融合蛍光蛋白質。

【請求項9】
請求項1に記載の蛍光蛋白質、請求項2又は3に記載のDNA、請求項4に記載の組み換えベクター、請求項5に記載の形質転換体、又は請求項6から8の何れかに記載の融合蛍光蛋白質を含む、蛍光試薬キット。
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close