TOP > 国内特許検索 > 壁面噴流の制御装置及び壁面噴流を制御する方法

壁面噴流の制御装置及び壁面噴流を制御する方法 新技術説明会

国内特許コード P190016263
掲載日 2019年8月20日
出願番号 特願2005-123814
公開番号 特開2006-300235
登録番号 特許第4735952号
出願日 平成17年4月21日(2005.4.21)
公開日 平成18年11月2日(2006.11.2)
登録日 平成23年5月13日(2011.5.13)
発明者
  • 望月 信介
  • 山田 誠治
出願人
  • 国立大学法人山口大学
  • 地方独立行政法人山口県産業技術センター
発明の名称 壁面噴流の制御装置及び壁面噴流を制御する方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】 壁面噴流における壁面からの噴流の剥離を抑制し、流れの乱れを少なくし、流れの抵抗を効果的に低減させる。
【課題を解決するための手段】
壁面噴流が流れる壁面から所定距離の位置に流れを横切る方向に翼を設置する。翼の設置位置は、壁面からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより壁面から離れて流れの速度と外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差の値のほぼ1/2となる位置での壁面からの距離の1.8倍の位置との間の位置とする。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要

空調装置、冷却装置、乾燥装置、メッキ装置等においては流体が壁面に沿って流れるいわゆる壁面噴流の状態が生じる。この壁面噴流は効率、製品品質の観点から壁面に沿って均一に流れることが重要であり、流れが剥離すると乱れが生じるため効率低下、騒音の発生流れの不均一化が生じるといった不都合があった。流れの剥離を防止することについて特許文献1に開示されている。
【特許文献1】
特開2002―250534号

特許文献1においては、空気調和機空気吹出し面に壁面上に渦発生手段を設けて縦渦を発生させ、上層側の流れと下層側の流れとを攪拌し、流れの剥離を防止することが示されているが、その効果は不十分であり、また、渦発生手段そのものによる抵抗の増加が生じると言った問題点がある。また、製品(例えば紙,鋼板)の冷却,乾燥、メッキのように流体が沿って流れる壁面自体が製品である場合には上記のような渦発生手段を用いることができないといった問題点がある。
壁面噴流は壁面側の境界層的性質を示す内層と、それより外側の(壁面から離れる側の)負の速度勾配を有する外層とからなるが、このような壁面噴流については非特許文献1に示されるような研究がなされている。

【非特許文献1】
大坂英雄他3名「日本機械学会論文集B編」、52巻、483号(1986)、3729-3735 非特許文献1に示されるように、内層及び外層において一対の大規模渦構造の存在が確認されているが、流れの乱れ、生成等におけるその役割については解明されていない。

産業上の利用分野

本発明は壁面噴流の制御装置及び壁面噴流を制御する方法に関し、例えば空調装置、冷却装置、乾燥装置、メッキ装置等において形成される壁面噴流の制御装置及び壁面噴流を制御する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ノズルから排出された壁面噴流が流れる壁面から所定距離の位置において前記壁面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせて翼を設置し、前記壁面からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより壁面から離れて流れの速度と壁面噴流の範囲より外側における外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差のほぼ1/2となる位置での壁面からの距離の1.8倍の位置との間の範囲内にある位置を前記壁面から所定距離の位置としたことを特徴とする壁面噴流の制御装置。

【請求項2】
流れの方向における前記翼の翼弦長前記翼の厚さの5~20倍の寸法のものであることを特徴とする請求項1に記載の壁面噴流の制御装置。

【請求項3】
前記翼が前記ノズルの排出口の両横側に設けられた支持棒の先端に、前記壁面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせて設置されたものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の壁面噴流の制御装置。

【請求項4】
ノズルから排出された噴流を壁面に当て、該壁面に沿って壁面噴流が流れるようにする際に、該壁面から所定距離の位置に前記壁面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせて翼を配置して流れのはく離を抑制するようにした壁面噴流を制御する方法であって、前記壁面からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより壁面から離れた位置での流れの速度と壁面噴流の範囲より外側における外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差のほぼ1/2となる位置での壁面からの距離の1.8倍の位置との間の範囲内にある位置を前記壁面から所定距離の位置としたことを特徴とする壁面噴流を制御する方法。

【請求項5】
流れの方向における前記翼の翼弦長前記翼の厚さの5~20倍の寸法のものであることを特徴とする請求項4に記載の壁面噴流を制御する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2005123814thum.jpg
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close