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壁面噴流による対象物の処理装置及び壁面噴流により対象物を処理する方法 新技術説明会

国内特許コード P190016264
掲載日 2019年8月20日
出願番号 特願2011-017131
公開番号 特開2011-122728
登録番号 特許第5119385号
出願日 平成23年1月28日(2011.1.28)
公開日 平成23年6月23日(2011.6.23)
登録日 平成24年11月2日(2012.11.2)
発明者
  • 望月 信介
  • 山田 誠治
出願人
  • 国立大学法人山口大学
  • 地方独立行政法人山口県産業技術センター
発明の名称 壁面噴流による対象物の処理装置及び壁面噴流により対象物を処理する方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】壁面噴流による対象物の処理の際に、壁面噴流における壁面からの噴流の剥離を抑制し、流れの乱れを少なくし、流れの抵抗を効果的に低減させる。
【解決手段】ノズル11から排出された壁面噴流が流れる壁面12から所定距離の位置に壁面12に平行で翼の幅が流れに交差する方向になるように翼14を設置する。壁面12が処理される対象物であるか、あるいは壁面12を載置台としてその上にシート状またはウェブ状の対象物を載置する。翼14の設置位置は、壁面ないし対象物からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより壁面ないし対象物から離れて流れの速度と外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差の値のほぼ1/2となる位置での壁面からの距離の1.8倍の位置との間の位置とするのがよい。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要

空調装置、冷却装置、乾燥装置、メッキ装置等においては流体が壁面に沿って流れるいわゆる壁面噴流の状態が生じる。この壁面噴流は効率、製品品質の観点から壁面に沿って均一に流れることが重要であり、流れが剥離すると乱れが生じるため効率低下、騒音の発生流れの不均一化が生じるといった不都合があった。流れの剥離を防止することについて特許文献1に開示されている。

産業上の利用分野

本発明は、対象物の処理装置及び対象物を処理する方法に関し、例えば空調装置、冷却装置、乾燥装置,メッキ装置等において形成される壁面噴流による対象物の処理装置及び対象物を処理する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
噴流を排出し該噴流を壁面となる処理すべき対象物の表面に当て該対象物の表面に沿って噴流が流れるようにするためのノズルを有する対象物の処理装置において、翼の幅が前記壁面噴流に交差する方向で前記対象物の表面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせるように翼が設置され、前記翼は流れの剥離を抑制するように対象物の表面から所定距離の位置にあるようにしたことを特徴とする壁面噴流による対象物の処理装置。

【請求項2】
前記対象物がシート状またはウェブ状のものであり、前記ノズルからの噴流を受ける位置に配置された載置台上に前記シート状またはウェブ状の対象物が載置されるものであって、前記翼が前記載置台の両側に設けた支持部を介して翼の幅が流れに交差する方向になるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の壁面噴流による対象物の処理装置。

【請求項3】
シート状またはウェブ状の対象物の両端側を支持する支持手段と、該支持手段に支持された対象物の両面側にそれぞれ噴流を与えるように配設された複数の噴流を排出するノズルとを備えてなる対象物の処理装置において、
前記支持部に支持された対象物の表面に沿って前記ノズルからの流れが壁面噴流として流れ、翼の幅が前記壁面噴流に交差する方向で前記対象物の表面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせるように翼が設置され、
前記翼は流れの剥離を抑制するように前記対象物の表面から所定距離の位置にある
ようにしたことを特徴とする壁面噴流による対象物の処理装置。

【請求項4】
前記対象物の表面からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより対象物の表面から離れて流れの速度と壁面噴流の範囲の外側における外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差のほぼ1/2となる位置での対象物の表面からの距離の1.8倍の位置との間の範囲内にある位置を前記対象物の表面から所定距離の位置としたことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の壁面噴流による対象物の処理装置。

【請求項5】
流れの方向における前記翼の翼弦長が前記翼の厚さの5~20倍の寸法のものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の壁面噴流による対象物の処理装置。

【請求項6】
ノズルから排出された噴流を壁面となる処理すべき対象物の表面に当て、該対象物の表面に沿って壁面噴流が流れるようにして前記対象物を処理する際に、前記対象物の表面から所定距離の位置に翼の幅が壁面噴流に交差する方向で前記対象物の表面に平行になるようにまたは流れに対して迎角をもたせて翼を配置し、前記翼は流れの剥離を抑制するように前記対象物の表面から所定距離の位置にあるようにしたことを特徴とする壁面噴流により対象物を処理する方法。

【請求項7】
前記対象物の表面からの距離に応じた流れの速度が最大速度となる位置と、それより対象物の表面から離れて流れの速度と壁面噴流の範囲の外側における外部一様流の速度との差が最大速度と外部一様流の速度との差のほぼ1/2となる位置での対象物の表面からの距離の1.8倍の位置との間の範囲内にある位置を前記対象物の表面から所定距離の位置としたことを特徴とする請求項6に記載の壁面噴流により対象物を処理する方法。

【請求項8】
流れの方向における前記翼の翼弦長がその厚さの5~20倍の寸法のものであることを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の壁面噴流により対象物を処理する方法。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011017131thum.jpg
出願権利状態 登録


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