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BIOMARKER FOR FATIGUE, AND USE THEREOF foreign

Patent code P190016273
File No. 07785
Posted date Aug 21, 2019
Application number P2011-034875
Publication number P2012-024555A
Patent number P5811545
Date of filing Feb 21, 2011
Date of publication of application Feb 9, 2012
Date of registration Oct 2, 2015
Priority data
  • P2010-144128 (Jun 24, 2010) JP
Inventor
  • (In Japanese)片岡 洋祐
  • (In Japanese)金 光華
  • (In Japanese)渡辺 恭良
  • (In Japanese)田島 世貴
  • (In Japanese)曽我 朋義
  • (In Japanese)倉恒 弘彦
  • (In Japanese)山野 恵美
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人理化学研究所
  • (In Japanese)倉恒 弘彦
  • (In Japanese)公立大学法人大阪市立大学
Title BIOMARKER FOR FATIGUE, AND USE THEREOF foreign
Abstract Discovery of blood biomarker for chronic fatigue syndrome
Outline of related art and contending technology (In Japanese)日本国における疫学調査によれば、一般大衆の約60%が疲労を自覚しており、その半数以上が6ヶ月以上続く疲労(すなわち慢性疲労)に悩まされている。また、慢性疲労を感じている人の約半数が、仕事または学業の能率低下を訴えている。このような慢性疲労による経済的損失は1兆2千億円にも上るとされている。さらに、慢性疲労を感じている人の中には、強い疲労感を主症状とする、未だ原因が十分解明されていない慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome)の患者も含まれている。

これまでの疲労診断の多くは、患者の主観に基づくものであるため、疲労を客観的に診断するための指標の確立が望まれている。特許文献1には、免疫力低下の原因の1つとして挙げられているウイルス感染に着目し、ウイルス感染を疲労度の指標として評価する技術が開示されている。非特許文献1には、疲労を加速度脈波によって客観的に測定/評価する試みが開示されている。
Field of industrial application (In Japanese)本発明は、疲労を評価するバイオマーカーおよび該バイオマーカーを用いた疲労の評価および診断に関する。
Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
第1の比率R1と第2の比率R2との差(R1-R2)が正である、
第1の比率R1と第3の比率R3との差(R1-R3)が正である、
第1の比率R1と第4の比率R4との差(R1-R4)が正である、
第1の比率R1と第5の比率R5との差(R1-R5)が正である、
第2の比率R2と第3の比率R3との差(R2-R3)が正である、
第2の比率R2と第4の比率R4との差(R2-R4)が正である、
第2の比率R2と第5の比率R5との差(R2-R5)が正である、
第3の比率R3と第4の比率R4との差(R3-R4)が正である、および
第4の比率R4と第5の比率R5との差(R5-R4)が正である
の少なくとも1つの条件が成立するか否かを判定する工程
を包含し、
第1の比率R1は、被験者から得た生体サンプル中のグルコース濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均グルコース濃度に対する比率であり、
第2の比率R2は、被験者から得た生体サンプル中のクエン酸濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均クエン酸濃度に対する比率であり、
第3の比率R3は、被験者から得た生体サンプル中のcis-アコニット酸濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均cis-アコニット酸濃度に対する比率であり、
第4の比率R4は、被験者から得た生体サンプル中のイソクエン酸濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均イソクエン酸濃度に対する比率であり、
第5の比率R5は、被験者から得た生体サンプル中のコハク酸濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均コハク酸濃度に対する比率である、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する方法。

【請求項2】
 
被験者から得た生体サンプル中の、グルコース濃度の測定値、クエン酸濃度の測定値、cis-アコニット酸濃度の測定値、イソクエン酸濃度の測定値、およびコハク酸濃度の測定値からなる群より選択される少なくとも2つを得る工程、ならびに
クエン酸濃度の上記測定値のグルコース濃度の上記測定値に対する比率、cis-アコニット酸濃度の上記測定値のクエン酸濃度の上記測定値に対する比率、およびイソクエン酸濃度の上記測定値のcis-アコニット酸濃度の上記測定値に対する比率、あるいは、クエン酸濃度の上記測定値のグルコース濃度の上記測定値に対する比率、イソクエン酸濃度の上記測定値のクエン酸濃度の上記測定値に対する比率、およびコハク酸濃度の上記測定値のイソクエン酸濃度の上記測定値に対する比率を、判別分析、Partial Least Square、またはSupport Vector Machineの分析に供する工程
を包含する、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する方法。

【請求項3】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度の測定値と、該測定値を用いた、決定木数理モデルに基づく解析によって得た閾値とを比較する工程、および
上記測定値が上記閾値よりも小さいという条件が成立するか否かを判定する工程
を包含し、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する方法。

【請求項4】
 
上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記測定値と上記閾値とを比較する工程が、上記代謝物質がコハク酸である場合の上記測定値と上記閾値とを比較する工程に引き続いて行われる、請求項3に記載の方法。

【請求項5】
 
上記代謝物質がcis-アコニット酸である場合の上記測定値と上記閾値とを比較する工程が、上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記測定値と上記閾値とを比較する工程に引き続いて行われる、請求項4に記載の方法。

【請求項6】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均濃度に対する比率を得る工程、
上記比率を、上記測定値を用いた決定木数理モデルに基づく解析によって得た閾値と上記平均濃度との比率である参照値と比較する工程、および
上記比率が上記参照値よりも小さいとの条件が成立するか否かを判定する工程
を包含し、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する方法。

【請求項7】
 
上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比率を得る工程が、上記代謝物質がコハク酸である場合の上記比率を得る工程に引き続いて行われる、請求項6に記載の方法。

【請求項8】
 
上記代謝物質がcis-アコニット酸である場合の上記比率を得る工程が、上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比率を得る工程に引き続いて行われる、請求項7に記載の方法。

【請求項9】
 
被験者から得た生体サンプル中のグルコース濃度の測定値と健常者から得た生体サンプル中の平均グルコース濃度との間で実質的な差異がない場合に行われる、請求項6~8のいずれか1項に記載の方法。

【請求項10】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度を測定するための試薬を備えており、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのキット。

【請求項11】
 
グルコース濃度を測定するための試薬をさらに備えている、請求項10に記載のキット。

【請求項12】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均濃度に対する比率を示す呈示部を備えており、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのキット。

【請求項13】
 
被験者から得た生体サンプル中のグルコース濃度の測定値の、健常者から得た生体サンプル中の平均グルコース濃度に対する比率を示す呈示部をさらに備えている、請求項12に記載のキット。

【請求項14】
 
被験者から得た生体サンプル中のグルコース濃度、クエン酸濃度、cis-アコニット酸濃度、イソクエン酸濃度およびコハク酸濃度の測定値からなる群より選択される少なくとも2つの測定値を受容する測定値受容部、
健常者から得た生体サンプル中の平均グルコース濃度、平均クエン酸濃度、平均cis-アコニット酸濃度、平均イソクエン酸濃度および平均コハク酸濃度を、上記測定値に対応する、少なくとも2つの基準値として格納した基準値格納部、
上記測定値受容部からの上記測定値と上記基準値格納部からの上記基準値を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するための情報を生成する演算部、および
上記演算部からの上記情報を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する評価部
を備えた、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのシステムであって、
上記演算部が、
グルコース濃度の、上記測定値の上記基準値に対する第1の比率R1、
クエン酸濃度の、上記測定値の上記基準値に対する第2の比率R2、
cis-アコニット酸濃度の、上記測定値の上記基準値に対する第3の比率R3、
イソクエン酸濃度の、上記測定値の上記基準値に対する第4の比率R4、および
コハク酸濃度の、上記測定値の上記基準値に対する第5の比率R5
からなる群より選択される少なくとも2つの比率を算出し、
上記評価部が、
第1の比率R1と第2の比率R2との差(R1-R2)が正である、
第1の比率R1と第3の比率R3との差(R1-R3)が正である、
第1の比率R1と第4の比率R4との差(R1-R4)が正である、
第1の比率R1と第5の比率R5との差(R1-R5)が正である、
第2の比率R2と第3の比率R3との差(R2-R3)が正である、
第2の比率R2と第4の比率R4との差(R2-R4)が正である、
第2の比率R2と第5の比率R5との差(R2-R5)が正である、
第3の比率R3と第4の比率R4との差(R3-R4)が正である、および
第4の比率R4と第5の比率R5との差(R5-R4)が正である
の少なくとも1つの条件が成立するか否かを判定する、システム。

【請求項15】
 
被験者から得た生体サンプル中の、グルコース濃度の測定値、クエン酸濃度の測定値、cis-アコニット酸濃度の測定値、イソクエン酸濃度の測定値、およびコハク酸濃度の測定値からなる群より選択される少なくとも2つの測定値を受容する測定値受容部、
上記測定値受容部からの上記測定値を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するための情報を生成する演算部、および
上記演算部からの上記情報を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する評価部
を備えた、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのシステムであって、
上記演算部が、クエン酸濃度の上記測定値のグルコース濃度の上記測定値に対する比率、cis-アコニット酸濃度の上記測定値のクエン酸濃度の上記測定値に対する比率、およびイソクエン酸濃度の上記測定値のcis-アコニット酸濃度の上記測定値に対する比率、あるいは、クエン酸濃度の上記測定値のグルコース濃度の上記測定値に対する比率、イソクエン酸濃度の上記測定値のクエン酸濃度の上記測定値に対する比率、およびコハク酸濃度の上記測定値のイソクエン酸濃度の上記測定値に対する比率を、判別分析、Partial Least Square、またはSupport Vector Machineの分析を実行する、システム。

【請求項16】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度の測定値を受容する測定値受容部、
該測定値を用いた、決定木数理モデルに基づく解析によって得た閾値を格納した閾値格納部、
上記測定値受容部からの上記測定値と上記閾値格納部からの上記閾値を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する演算部、および
上記演算部からの情報を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する評価部
を備えた、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのシステムであって、
上記演算部が、上記測定値を用いた決定木数理モデルに基づく上記解析を実行し、
上記評価部が、上記測定値と上記閾値とを比較し、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、システム。

【請求項17】
 
上記演算部において、上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比較が、上記代謝物質がコハク酸である場合の上記比較に引き続いて行われる、請求項16に記載のシステム。

【請求項18】
 
上記演算部において、上記代謝物質がcis-アコニット酸である場合の上記比較が、上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比較に引き続いて行われる、請求項17に記載のシステム。

【請求項19】
 
目的とする代謝物質の、被験者から得た生体サンプル中の濃度の測定値を受容する測定値受容部、
上記代謝物質の、健常者から得た生体サンプル中の平均濃度を基準値として格納した基準値格納部、
上記測定値受容部からの測定値と上記基準値格納部からの基準値を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するための情報を生成する演算部、および
上記演算部からの情報を受け取って、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別する評価部
を備えた、健常者と慢性疲労症候群の患者とを識別するためのシステムであって、
上記演算部が、上記測定値の上記基準値に対する比率を算出し、さらに、上記測定値を用いた決定木数理モデルに基づく解析を実行して閾値を算出し、
上記評価部が、上記比率と上記閾値とを比較し、
上記代謝物質が、cis-アコニット酸、イソクエン酸およびコハク酸濃度からなる群より選択される少なくとも1つである、システム。

【請求項20】
 
上記演算部が、上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比率を算出した後に上記代謝物質がコハク酸である場合の上記比率を算出する、請求項19に記載のシステム。

【請求項21】
 
上記演算部が、上記代謝物質がcis-アコニット酸である場合の上記比率を算出した後に上記代謝物質がイソクエン酸である場合の上記比率を算出する、請求項20に記載のシステム。

【請求項22】
 
上記評価部が、被験者から得た生体サンプル中のグルコース濃度の測定値と健常者から得た生体サンプル中の平均グルコース濃度との間で実質的な差異があるか否かを判定する、請求項19~21のいずれか1項に記載のシステム。
IPC(International Patent Classification)
State of application right Registered
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