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テラヘルツ波の吸収材および偏光子 NEW

国内特許コード P190016299
整理番号 08418
掲載日 2019年8月23日
出願番号 特願2015-159166
公開番号 特開2017-037999
出願日 平成27年8月11日(2015.8.11)
公開日 平成29年2月16日(2017.2.16)
発明者
  • ▲高▼橋 陽太郎
  • 徳永 祐介
  • 田口 康二郎
  • 十倉 好紀
  • 金子 良夫
出願人
  • 国立研究開発法人理化学研究所
発明の名称 テラヘルツ波の吸収材および偏光子 NEW
発明の概要 【課題】テラヘルツ波の吸収材、偏光子及びスイッチ素子を提供する。
【解決手段】磁気モーメントがらせん構造を有するらせん磁性体Y型フェライトからなるテラヘルツ波の吸収材であって、らせん磁性体Y型フェライトは、化学式AFe12-y22、0≦y≦1からなり、記号AはMg、Sr、Ba、Sc、Pb元素の2価イオンを少なくとも1つ含み、記号BはMn、Fe、Co、Ni、Cu元素の2価の磁性イオンを少なくとも1つ含み、記号Cは任意の元素の3価イオンを含むテラヘルツ波の吸収材を提供する。
【選択図】図2B
従来技術、競合技術の概要 テラヘルツ波とは、およそ300GHzから10THzの周波数帯(テラヘルツ帯)の光を指す。例えば、1THz(周波数)=33.3cm—1(波数)=4.2meV=300μmとなる。現在、携帯電話の通信に用いられる周波数がGHz帯である。近年、テラヘルツ波の応用展開が盛んになっている。テラヘルツ波は、被測定物の精彩な画像を再現できる。また、テラヘルツ波は、人体に被爆の危険性がないので、X線に変わって衣服下の金属、爆発物及び麻薬等を探知する装置への応用が期待されている。特に、郵便物の非破壊検査装置へのテラヘルツ波の応用は、すでに実用段階にある。また、テラヘルツ波による材料特定と成分分析への応用研究開発も盛んである。そして、現在の通信に用いられているGHz帯は、通信情報の大規模化のため、テラヘルツ帯にブロードバンド化することも予想されている。
産業上の利用分野 本発明は、テラヘルツ波の吸収材、偏光子およびスイッチ素子に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
磁気モーメントがらせん構造を有するらせん磁性体Y型フェライトからなるテラヘルツ波の吸収材であって、
らせん磁性体Y型フェライトは、化学式AFe12-y22、0≦y≦1からなり、
記号AはMg、Sr、Ba、Sc、Pb元素の2価イオンを少なくとも1つ含み、
記号BはMn、Fe、Co、Ni、Cu元素の2価の磁性イオンを少なくとも1つ含み、
記号Cは任意の元素の3価イオンを含む
テラヘルツ波の吸収材。

【請求項2】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
記号CはAl+3、Sc+3、In+3、Ti+40.5Mn+20.5、Ti+40.5Co+20.5、Ti+40.5Ni+20.5、Ti+40.5Cu+20.5、Zr+40.5Mn+20.5、Zr+40.5Co+20.5、Zr+40.5Ni+20.5、Zr+40.5Cu+20.5の3価イオンを少なくとも1つ含む
請求項1に記載のテラヘルツ波の吸収材。

【請求項3】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
化学式(Ba1-xSrCoFe12-yAl22、0≦x≦1、0≦y≦1からなる
請求項1に記載のテラヘルツ波の吸収材。

【請求項4】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
化学式(Ba1-xSrCuFe12-yAl22、0≦x≦1、0≦y≦1からなる
請求項1に記載のテラヘルツ波の吸収材。

【請求項5】
磁気モーメントがらせん構造を有するらせん磁性体Y型フェライトからなるテラヘルツ波の偏光子であって、
らせん磁性体Y型フェライトは、化学式AFe12-y22、0≦y≦1からなり、
記号AはMg、Sr、Ba、Sc、Pb元素の2価イオンを少なくとも1つ含み、
記号BはMn、Fe、Co、Ni、Cu元素の2価の磁性イオンを少なくとも1つ含み、
記号Cは、任意の元素の3価イオンを少なくとも1つ含む
テラヘルツ波の偏光子。

【請求項6】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
C元素は、Al+3、Sc+3、In+3、Ti+40.5Mn+20.5、Ti+40.5Co+20.5、Ti+40.5Ni+20.5、Ti+40.5Cu+20.5、Zr+40.5Mn+20.5、Zr+40.5Co+20.5、Zr+40.5Ni+20.5、Zr+40.5Cu+20.5の3価イオンを少なくとも1つ含む
請求項5に記載のテラヘルツ波の偏光子。

【請求項7】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
化学式(Ba1-xSrCoFe12-yAl22、0≦x≦1、0≦y≦1からなる
請求項5に記載のテラヘルツ波の偏光子。

【請求項8】
前記らせん磁性体Y型フェライトは、
化学式(Ba1-xSrCuFe12-yAl22、0≦x≦1、0≦y≦1からなる
請求項5に記載のテラヘルツ波の偏光子。

【請求項9】
前記らせん磁性体Y型フェライトに印加した磁場により、前記らせん磁性体Y型フェライトのテラヘルツ波に対する吸収強度が可変になる
請求項5から8のいずれか一項に記載のテラヘルツ波の偏光子。

【請求項10】
前記らせん磁性体Y型フェライトの温度により、前記らせん磁性体Y型フェライトのテラヘルツ波に対する吸収ピークが可変になる
請求項5から9のいずれか一項に記載のテラヘルツ波の偏光子。

【請求項11】
請求項8に記載のテラヘルツ波の偏光子を用いたスイッチ素子。

【請求項12】
請求項9に記載のテラヘルツ波の偏光子を用いたスイッチ素子。
国際特許分類(IPC)
画像

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thum_JPA 429037999_i_000002.jpg
出願権利状態 登録
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