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ゲルの製造方法及びコラーゲンゲル NEW

国内特許コード P190016315
整理番号 S2018-0291-N0
掲載日 2019年8月27日
出願番号 特願2018-007402
公開番号 特開2019-123845
出願日 平成30年1月19日(2018.1.19)
公開日 令和元年7月25日(2019.7.25)
発明者
  • 古澤 和也
  • 芳賀 永
  • 立花 真美
出願人
  • 国立大学法人北海道大学
発明の名称 ゲルの製造方法及びコラーゲンゲル NEW
発明の概要 【課題】透析を用いてゲルを製造する方法であって、所望の特性を有するゲルを取得しやすいゲルの製造方法を提供すると共に、これによって、再生組織の構築に十分な長さを有するコラーゲンゲルを提供する。
【解決手段】pH及びイオン強度の少なくともいずれかを変化させるゲル化剤の溶液を収容した容器11内から高分子化合物の溶液を収容した容器12内へと半透膜17を介してゲル化剤を導入する。また、pH及びイオン強度の少なくともいずれかを変化させる物質であってゲル化剤とは異なる物質であるゲル化制御剤の溶液を収容した容器13内から容器12内へと、ゲル化剤を導入する位置とは異なる位置において半透膜18を介してゲル化制御剤を導入する。これによって、3cmを超える複数の管構造が内部に形成されたコラーゲンゲルを生成可能である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

従来、特許文献1のように、ゲル化剤の溶液を用いて高分子化合物の溶液を透析することにより、高分子化合物の溶液をゲル化させる方法がある。具体的には、ゲル化剤を収容した容器から高分子化合物の溶液を収容した容器へと半透膜を介してゲル化剤を導入する。これによって、高分子化合物の溶液を容器内でゲル化させていく。ゲルは、高分子化合物の溶液へのゲル化剤の拡散に伴って成長する。

また、非特許文献1のように、透析を用いて生成されたコラーゲンゲルを人工的な再生組織の構築に応用する研究がなされている。当該研究では、リン酸緩衝液を用いた透析によって管構造を有するコラーゲンゲルが生成される。そして、再生組織の構築に当たって、かかるコラーゲンゲルの構造が細胞足場として利用される。

産業上の利用分野

本発明は、透析を用いたゲルの製造方法及びコラーゲンゲルに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ゲル化剤を用いて高分子化合物の溶液をゲル化させるゲルの製造方法であって、
前記ゲル化剤の溶液を収容した第1容器内から前記高分子化合物の溶液を収容した第2容器内へと半透膜を介して前記ゲル化剤を導入すると共に、前記第2容器内の溶液のpH及びイオン強度の少なくともいずれかを変化させる物質であって前記ゲル化剤とは異なる物質であるゲル化制御剤の溶液を収容した第3容器内から前記第2容器内へと、前記ゲル化剤を導入する位置とは異なる位置において半透膜を介して前記ゲル化制御剤を導入することを特徴とするゲルの製造方法。

【請求項2】
前記ゲル化剤が、前記第2容器内の溶液においてpHを変化させることで前記高分子化合物の溶液をゲル化させるものであり、
前記ゲル化制御剤が、前記第2容器内の溶液において前記ゲル化剤とは逆方向にpHを変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載のゲルの製造方法。

【請求項3】
前記高分子化合物がコラーゲンであり、
前記ゲル化剤の導入開始時点の前記第2容器内の溶液が酸性であり、
前記ゲル化剤の溶液が、前記第2容器内の溶液のpHを上昇させるリン酸緩衝液であり、
前記ゲル化制御剤が酸であることを特徴とする請求項2に記載のゲルの製造方法。

【請求項4】
前記第2容器が一方向に沿って長尺に延びており、
前記ゲル化剤を導入する位置が、前記一方向に関して前記第2容器の一方の端部に配置されており、
前記ゲル化制御剤を導入する位置が、前記一方向に関して前記第2容器の他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のゲルの製造方法。

【請求項5】
一方向に長尺であって、前記一方向に関する一端から他端まで3cmを超えて延びた複数の管構造が内部に形成されていることを特徴とするコラーゲンゲル。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018007402thum.jpg
出願権利状態 公開
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