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エクソソームの製造方法及びその製造方法によって得られるエクソソーム NEW

国内特許コード P190016318
整理番号 S2018-0203-N0
掲載日 2019年8月27日
出願番号 特願2018-005638
公開番号 特開2019-122309
登録番号 特許第6448826号
出願日 平成30年1月17日(2018.1.17)
公開日 令和元年7月25日(2019.7.25)
登録日 平成30年12月14日(2018.12.14)
発明者
  • 加納 ふみ
  • 村田 昌之
  • 園田 雄輝
出願人
  • 国立大学法人東京工業大学
発明の名称 エクソソームの製造方法及びその製造方法によって得られるエクソソーム NEW
発明の概要 【課題】本発明の目的は、任意のタンパク質、脂質、糖質、又は核酸をエクソソームに含有させる方法を提供することである。
【解決手段】前記課題は、本発明の(a)細胞を含む培地に穿孔活性を持つ生物毒素を添加し、インキュベートする工程、(b)ATPを添加し、インキュベートする工程、及び(c)カルシウムイオンを含む培地を添加し、インキュベートする工程、を含む、エクソソームの製造方法によって解決することができる。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

細胞から細胞外に分泌される細胞外小胞として、マイクロベシクル、アポトーシス小体、及びエクソソームが知られている。これらの細胞外小胞のうちエクソソームは、表面に細胞膜由来、あるいはエンドソーム膜由来のタンパク質や脂質を有し、内部に細胞質由来の核酸及びタンパク質を含み、そして細胞間の情報伝達の機能を担っていることが報告されている(非特許文献1)。
また、がん細胞又は疾患状態の細胞から分泌されたエクソソームは、がん又は疾患に特徴的なマーカーを含んでいる可能性があるため、そのようなエクソソームを用いた疾患の診断方法の開発が進められている(非特許文献2)。

産業上の利用分野

本発明は、エクソソームの製造方法及びその製造方法によって得られるエクソソームに関する。本発明によれば、所望の成分をエクソソームに含有させることができる。

特許請求の範囲 【請求項1】
(a)細胞を含む培地に穿孔活性を持つ生物毒素を添加し、インキュベートする工程、(b)ATPを添加し、インキュベートする工程、及び
(c)カルシウムイオンを含む培地を添加し、インキュベートする工程、
を含む、エクソソームの製造方法。

【請求項2】
(d)培地からエクソソームを精製する工程、
を更に含む請求項1に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項3】
工程(b)において、細胞質を添加する、請求項1又は2に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項4】
前記穿孔活性を持つ生物毒素が、コレステロール依存性細胞溶解毒素(例えばストレプトリジンO、リステリオリジンO、スイリシン、ケイニリシン、イクイシミリシン、ニューモリシン、パーフリンゴリシンO、テタノリシンO、ミチリシン、Streptococcus mitis由来ヒト血小板凝集因子、レクチノリシン、シュードニューモリシン、バジノリシン、セリゲリオリシンO、イバノリシンO、アルベオリシンO、アンスラリシンO、ピオリシンO、又はインターメディリシン)、ブドウ球菌α毒素、及びウェルシュ菌θ毒素からなる群から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項5】
前記工程(c)において、細胞に、小胞体ストレス、老化誘導、低酸素ストレス、放射線暴露、又はシスプラチン処理を付与する、請求項1~4のいずれか一項に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項6】
前記工程(b)において、外来成分を添加する、請求項1~5のいずれか一項に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項7】
前記外来成分が、タンパク質、核酸、低分子化合物、脂質、糖質、蛍光色素、可溶性ポリマー、又は磁気ビーズである、請求項6に記載のエクソソームの製造方法。

【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載のエクソソームの製造方法によって得られる、エクソソーム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
詳しくお知りになりたい方は下記「問合せ先」まで直接お問合わせください


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