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(In Japanese)細胞製剤および細胞製剤の製造方法 NEW_EN

Patent code P190016342
File No. (S2016-0900-N0)
Posted date Aug 27, 2019
Application number P2018-537363
Date of filing Aug 30, 2017
International application number JP2017031246
International publication number WO2018043596
Date of international filing Aug 30, 2017
Date of international publication Mar 8, 2018
Priority data
  • P2016-168543 (Aug 30, 2016) JP
Inventor
  • (In Japanese)下畑 享良
  • (In Japanese)金澤 雅人
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人新潟大学
Title (In Japanese)細胞製剤および細胞製剤の製造方法 NEW_EN
Abstract (In Japanese)本発明は、血管新生の促進または軸索伸展の促進、特に脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療のための細胞培養物の製造方法であって、ミクログリアおよび/または単球を含む細胞群を、低酸素濃度および/または低糖濃度の条件下で培養することにより前記培養物を生成することを含む、方法、該方法により得られ得る細胞製剤、並びに該細胞製剤を用いる、脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療方法を提供する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

脳梗塞は、脳局所の虚血性壊死によって生じる脳機能障害を指し、救急治療の必要な疾患であり、癌及び心臓病と並んで3大死因の一つである。脳梗塞は、作用機序の面から、血栓性、塞栓性、血行力学性に分類され、また臨床所見の側面からはアテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症、ラクナ梗塞などに分類される。

虚血は、動脈硬化など脳血管病変、又は心原性血栓により局所脳血流が遮断されることにより起こり、虚血中心部位ではエネルギー枯渇による神経細胞死が引き起こされる。虚血後、神経再生に乏しく、慢性期には症状の回復は現状では難しく、半数が何らかの後遺症をきたす。虚血中心の辺縁部位の神経再生の過程として、血管再生がその引き金となると想定されている。そこを標的として治療法の開発が望まれている。

脳梗塞の治療に関して様々な試みがされているが、十分なものではなく、近年は生体細胞を用いた治療方法が試みられている(特許文献1および2、ならびに非特許文献1参照)。

特許文献1には、骨髄または血液から採取された間葉系幹細胞を含む細胞を、ヘパリン等の抗凝固剤を用いずに採取し、これを用いて脳梗塞等の疾患を治療する方法が記載されている。特許文献2には、MUSE細胞を用いた脳梗塞の治療方法が記載されている。

また、マウスの脳梗塞モデルで骨髄由来単球(CD115陽性細胞)を静脈投与することで、本細胞が梗塞巣に移行することと、その効果が確認されているが、その効果は十分なものではなかった(非特許文献1参照)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、例えば脳梗塞などにより損傷を受けた組織の修復及び再生に有効な細胞製剤およびその製造方法などに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
血管新生の促進または軸索伸展の促進のための細胞培養物の製造方法であって、ミクログリアおよび/または単球を含む細胞群を、低酸素濃度および/または低糖濃度の条件下で培養することにより前記培養物を生成することを含む、方法。

【請求項2】
 
前記培養物が脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療用である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
前記単球を含む細胞群は、末梢血細胞又はその細胞分画である、請求項1または2に記載の細胞製剤の製造方法。

【請求項4】
 
前記単球を含む細胞群は、末梢血から採取した単核球を含む画分である、請求項1~3の何れか1項に記載の方法。

【請求項5】
 
低酸素濃度は、1%未満の酸素濃度である、請求項1~4の何れか1項に記載の方法。

【請求項6】
 
低糖濃度は、1.0g/L以下の糖濃度である、請求項1~5の何れか1項に記載の方法。

【請求項7】
 
前記細胞群を低酸素濃度かつ低糖濃度の条件下で24時間未満培養する、請求項1~6の何れか1項に記載の方法。

【請求項8】
 
前記培養物を洗浄した後、容器に封入することをさらに含む、請求項1~7の何れか1項に記載の方法。

【請求項9】
 
脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療に十分な血管新生の促進および/または軸索伸展の促進能力を有するミクログリアおよび/または単球を含む、脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療のための細胞製剤。

【請求項10】
 
請求項1~8の何れか1項に記載の方法により生成された培養物を含む、請求項9に記載の細胞製剤。

【請求項11】
 
請求項1~8の何れか1項に記載の方法により生成された培養物を含む、血管新生の促進または軸索伸展の促進のための細胞製剤。

【請求項12】
 
ミクログリアおよび/または単球を含む細胞群を、低酸素濃度および/または低糖濃度の条件下で培養することにより生成された、治療上有効量のミクログリアおよび/または単球を含む培養物を、対象に投与することを含む、脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療方法。

【請求項13】
 
脳血管障害、虚血性心疾患または外傷性脳脊髄神経障害の治療における使用のための、低酸素濃度および/または低糖濃度の条件下で培養されたミクログリアおよび/または単球。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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