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エレクトロクロミック表示素子 NEW

国内特許コード P190016368
整理番号 S2017-1087-N0
掲載日 2019年10月2日
出願番号 特願2017-243370
公開番号 特開2019-109404
出願日 平成29年12月20日(2017.12.20)
公開日 令和元年7月4日(2019.7.4)
発明者
  • 小林 範久
  • 戸田 壮馬
  • 中村 一希
出願人
  • 国立大学法人千葉大学
発明の名称 エレクトロクロミック表示素子 NEW
発明の概要 【課題】エレクトロクロミック素子において、素子の回路を開放した状態でも一定時間発色状態を維持できるようにし、電力消費量を低減する。
【解決手段】エレクトロクロミック表示素子を、一対の電極と、前記一対の電極の間に保持される電解液と、前記一対の電極に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、前記電解液は、溶媒、銀イオンを含有するエレクトロクロミック材料、メディエータ及びチオール誘導体を含有するものとした。さらに、メディエータを、銅イオンを含有するものとすると望ましい。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

透過する光量を調節する素子は、例えば表示装置、調光フィルタ等として現在市販されている。テレビやパソコンモニタ、携帯電話ディスプレイを始めとした情報を表示するための装置(表示装置)は、近年の情報化社会において欠かすことのできない装置である。また、外部から入射する光量を調節する調光フィルタ、防眩ミラー等は、屋内、車、航空機等の空間において、外部からの光を調節することができるためカーテン等と同様の効果を有し、生活において非常に役立つものである。

上記のうち、表示装置の表示方式は、一般に反射型、透過型、発光型の3つに大きく分けることができる。表示装置を製造する者は、表示装置の製造において、表示装置の置かれる環境を想定して好ましい表示方式を選択するのが一般的である。

ところで近年の表示装置の小型化、薄膜化により表示装置の携帯性が向上し、様々な明るさの環境に携帯移動して表示装置を使用する機会が非常に多くなってきており、ユーザーのニーズも多様化してきている。表示装置のモードとして、例えば、明暗の表示だけでなく、表示画面を鏡面状態にするニーズ等も求められてきている。この点は、調光フィルタ等においても同様である。

特許文献1には、銀を透明電極上に析出させることで、透明状態から鏡状態又は黒状態への可逆的な色変化を可能にする素子が記載されている。

産業上の利用分野

本発明は、調光素子及びそれを含む製品に関し、より詳細には、エレクトロクロミック材料を含み、エレクトロクロミック材料の光物性を変化させることで調光する素子及びこれを用いた製品、例えばディスプレイなどの表示装置、外部から入射する光量を調節する調光フィルタ、防眩ミラー等に好適なものに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一対の電極と、前記一対の電極の間に保持される電解液と、前記一対の電極に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、前記電解液は、溶媒、銀イオンを含有するエレクトロクロミック材料、メディエータ及びチオール誘導体を含有するエレクトロクロミック表示素子。

【請求項2】
前記メディエータは、銅イオンを含有することを特徴とする請求項1記載のエレクトロクロミック表示素子。

【請求項3】
一対の電極と、前記一対の電極の間に保持される電解液と、前記一対の電極に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、前記電解液は、溶媒、銀イオンを含有するエレクトロクロミック材料、メディエータ及びチオール誘導体を含有し、前記一対の電極に電圧を印加した場合、前記一対の電極の少なくとも一方に自己組織化膜が形成されるエレクトロクロミック表示素子。

【請求項4】
前記電圧印加手段が前記一対の電極に電圧を印加した後、前記電圧印加手段の回路を開放してから3000秒経過時の前記エレクトロクロミック表示素子の透過率が40%以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエレクトロクロミック表示素子。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017243370thum.jpg
出願権利状態 公開
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