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有機溶剤の捕集器ならびに捕集方法、および有機溶剤量の測定方法

国内特許コード P190016373
整理番号 S2018-0272-N0
掲載日 2019年10月3日
出願番号 特願2018-018326
公開番号 特開2019-135466
出願日 平成30年2月5日(2018.2.5)
公開日 令和元年8月15日(2019.8.15)
発明者
  • 宮内 博幸
出願人
  • 学校法人産業医科大学
発明の名称 有機溶剤の捕集器ならびに捕集方法、および有機溶剤量の測定方法
発明の概要 【課題】シート状などの形状の設計を行いやすく、測定目的に応じた設置が容易にできる捕集器を提供する。
【解決手段】活性炭素繊維の吸着層1と、吸着層1を覆う被覆部と、被覆部の一部に設けられた通気部とを有し、通気部が、積層されたポリオレフィン系多孔質フィルム21と不織布22とを有し、不織布22が活性炭素繊維の吸着層1側に設けられる通気材2Aを用いたものであり、通気材2Aの透気度が10,000sec/100cc以上、通気材2Aの透湿度が500g/m2・day以下である捕集器10。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要

有機溶剤を取り扱う現場等では、その現場の有機溶剤濃度等を測定するために各種サンプラーが用いられている。サンプラーとしては、アクティブサンプラーや、拡散型サンプラー(パッシブサンプラー)などが知られている。アクティブサンプラーは、電動式のポンプを用いるものであり、そのポンプの動作によりサンプリングするものである。しかし、アクティブサンプラーの多くは防爆構造ではなく、有機溶剤を取り扱う現場で使用しにくい場合がある。また、防爆構造とすると大型化するため、サンプラーを取付ける位置が制限される。

一方、物質の濃度差による分子拡散を利用する拡散型サンプリングは安価で簡便な試料捕集法である。例えば、非特許文献1には、典型的な従来の拡散型サンプラーについて検討されている。従来の拡散型サンプラーの形状は、円筒型やディスク型が知られている(例えば、特許文献1~3)。

産業上の利用分野

本発明は、有機溶剤のサンプリングに用いられる捕集器、およびその捕集器を用いた捕集方法、測定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
活性炭素繊維の吸着層と、前記吸着層を覆う被覆部と、前記被覆部の一部に設けられた通気部とを有し、
前記通気部が、積層されたポリオレフィン系多孔質フィルムと不織布とを有し、前記不織布が前記活性炭素繊維側に設けられる通気材を用いたものであり、
前記通気材の透気度が10,000sec/100cc以上、前記通気材の透湿度が500g/m2・day以下である捕集器。

【請求項2】
前記通気材が、ポリオレフィン系多孔質フィルムと不織布との間に通気性接着層を有する請求項1記載の捕集器。

【請求項3】
前記被覆部に貼付部を有する請求項1または2に記載の捕集器。

【請求項4】
前記被覆部に絶縁層を有する請求項1~3のいずれかに記載の捕集器。

【請求項5】
厚みが、5mm以下である請求項1~4のいずれかに記載の捕集器。

【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の捕集器を測定対象環境に曝露し、前記測定対象環境の有機溶剤を吸着層に吸着させる有機溶剤の捕集方法。

【請求項7】
前記有機溶剤が、二硫化炭素、ケトン類、直鎖炭化水素、エステル類、芳香族類、および塩素化炭化水素からなる群から選択される1以上の有機溶剤である請求項6記載の捕集方法。

【請求項8】
請求項6または7に記載の捕集方法により前記有機溶剤を吸着させた前記吸着層を、脱着液に浸漬させ、
前記吸着層に捕集された前記有機溶剤を前記脱着液内に脱着させた有機溶剤回収液とし、
前記有機溶剤回収液内の前記有機溶剤の濃度から、前記吸着層に捕集されていた前記有機溶剤量を測定する有機溶剤量の測定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018018326thum.jpg
出願権利状態 公開


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