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イオン化装置、イオン化方法、プログラム、及び分析システム

国内特許コード P190016378
整理番号 S2018-0368-N0
掲載日 2019年10月3日
出願番号 特願2018-024516
公開番号 特開2019-138855
出願日 平成30年2月14日(2018.2.14)
公開日 令和元年8月22日(2019.8.22)
発明者
  • 瀬藤 光利
出願人
  • 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 イオン化装置、イオン化方法、プログラム、及び分析システム
発明の概要 【課題】質量分析により適した構造を有するイオン化装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも2種類の溶媒を混合して噴霧するイオン化装置1であって、筒状のキャピラリ20であって、基端部に供給される溶媒を先端部から噴霧可能なキャピラリ20と、キャピラリ20の基端部に接続され、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変更可能な供給部30と、を備える。また、キャピラリ20は、複数設けられ、供給部30は、それぞれのキャピラリ20に異なる溶媒を供給するとともに、それぞれのキャピラリ20に供給される溶媒の供給量を動的に変更可能である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

キャピラリを備え、キャピラリの先端から少なくとも2種類以上の溶媒を含む液滴を噴霧するエレクトロスプレーイオン化装置(以下、ESIという)が知られている。このESIは、キャピラリに電圧を印加することで、イオン化した液滴をキャピラリの先端から噴霧する装置である。このような装置の一例として、質量分析装置とセットとして用いられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

産業上の利用分野

本発明は、イオン化装置、イオン化方法、プログラム、及び分析システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
少なくとも2種類の溶媒を混合して噴霧するイオン化装置であって、
筒状のキャピラリであって、基端部に供給される溶媒を先端部から噴霧可能なキャピラリと、
前記キャピラリの基端部に接続され、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変更可能な供給部と、
を備えるイオン化装置。

【請求項2】
前記キャピラリは、複数設けられ、
前記供給部は、それぞれのキャピラリに異なる溶媒を供給するとともに、それぞれのキャピラリに供給される溶媒の供給量を動的に変更可能である請求項1に記載のイオン化装置。

【請求項3】
前記供給部は、それぞれが異なる溶媒を供給する複数のポンプ部を備える請求項1に記載のイオン化装置。

【請求項4】
前記ポンプ部は、プランジャポンプである請求項3に記載のイオン化装置。

【請求項5】
前記ポンプ部は、シリンジポンプである請求項3に記載のイオン化装置。

【請求項6】
前記供給部における溶媒の混合率を最適化する制御部を更に備え、
前記制御部は、
前記供給部に、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変化させるとともに、溶媒を前記キャピラリに供給させる動作指示部と、
混合される溶媒の混合率を特定する混合率特定部と、
質量分析装置から得られるイオン強度を強度情報として取得する強度情報取得部と、
強度情報で示されるイオン強度が所定値以上となるタイミングを検出するタイミング検出部と、
検出されたタイミングにおける混合率をイオン化に最適な最適値として決定する最適値決定部と、
を備える請求項1~5のいずれか一項に記載のイオン化装置。

【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載のイオン化装置と、
質量分析装置と、
を備える分析システム。

【請求項8】
筒状のキャピラリであって、基端部に供給される溶媒を先端部から噴霧可能なキャピラリと、
前記キャピラリの基端部に接続され、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変更可能な供給部と、
前記供給部における溶媒の混合率を最適化する制御部と、
を備え、少なくとも2種類の溶媒を混合して噴霧するイオン化装置におけるイオン化方法であって、
前記供給部に、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変化させるとともに、溶媒を前記キャピラリに供給させるステップと、
混合される溶媒の混合率を特定するステップと、
質量分析装置から得られるイオン強度を強度情報として取得するステップと、
強度情報で示されるイオン強度が所定値以上となるタイミングを検出するステップと、
検出されたタイミングにおける混合率をイオン化に最適な最適値として決定する最適値決定部と、
を備えるイオン化方法。

【請求項9】
筒状のキャピラリであって、基端部に供給される溶媒を先端部から噴霧可能なキャピラリと、
前記キャピラリの基端部に接続され、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変更可能な供給部と、
前記供給部における溶媒の混合率を最適化する制御部と、
を備え、少なくとも2種類の溶媒を混合して噴霧するイオン化装置において、コンピュータを前記制御部として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記供給部に、少なくとも2種類の溶媒の混合率を動的に変化させるとともに、溶媒を前記キャピラリに供給させる動作指示部、
混合される溶媒の混合率を特定する混合率特定部、
質量分析装置から得られるイオン強度を強度情報として取得する強度情報取得部、
強度情報で示されるイオン強度が所定値以上となるタイミングを検出するタイミング検出部、
検出されたタイミングにおける混合率をイオン化に最適な最適値として決定する最適値決定部、
として機能させるプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018024516thum.jpg
出願権利状態 公開
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