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(In Japanese)種子の保存方法 meetings

Patent code P190016381
File No. (170082JP01,S2018-0344-N0)
Posted date Oct 3, 2019
Application number P2019-018138
Publication number P2019-136031A
Date of filing Feb 4, 2019
Date of publication of application Aug 22, 2019
Priority data
  • P2018-018634 (Feb 5, 2018) JP
Inventor
  • (In Japanese)金勝 一樹
  • (In Japanese)近藤 大輝
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東京農工大学
Title (In Japanese)種子の保存方法 meetings
Abstract (In Japanese)
【課題】
 種子の寿命を長期化する、言い換えると、長期間の保存した後において優れた発芽率を維持する。
【解決手段】
 植物の種子を水又は水溶液に浸漬する浸漬工程と、上記工程の後に種子を保存する保存工程とを含む。
【選択図】
 図1
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

種子を一定期間保存する場合には、種子の寿命を考慮する必要がある。言い換えると、種子の寿命を考慮して、期間や環境等の保存条件を決定する。

「種子の寿命」の長さは、農業では栽培体系や収量に直接影響を及ぼすため、重要な形質の1つである。例えばタマネギ(Allium cepa L.)やニンジン(Daucus carota L.)などの種子は、一般に寿命の短い短命種子とよばれ(非特許文献1)、収穫されてから販売、栽培されるまでの期間保存されると、発芽能を喪失してしまう場合がある。また、寿命の長短に拘わらず、全ての種子において、所定の期間保存されると発芽能を喪失する場合がある。このため、種子の寿命を少しでも延長させることができれば、これらの種子の品質の向上に大きく貢献でき、流通しやすくなると期待できる。

しかしながら、種子の寿命を制御する機構については不明な点が多く残されており、「低温で乾燥した状態で種子を保存する」こと以外に種子寿命を延ばす有効な方策は見つかっていない。

例えば、特許文献1には、種子を沸点100℃以上の油状物質に種子を浸漬することで、種子の発芽率及び発芽勢を長期間安定に維持する技術が開示されている。

一方、種子の発芽能を向上させる技術として「プライミング処理」が知られている。「プライミング処理」とは、水又は塩類溶液に一定期間種子を浸漬させることで、発芽過程を人工的に進めておき、通常の種子よりも早く一斉に発芽できるようにする技術である。プライミング処理によれば、悪条件下でも発芽しやすい性質を種子に付与することができる。このように「プライミング処理」は優れた技術であり、トマトやタマネギなどの作物では既に実用化されている。また、水稲では、直播栽培用のコーティングした種子の発芽能を向上させるために、プライミング処理を行うことがある。通常は25℃程度で24時間ほど水に浸漬させ、その後乾燥させるという工程でプライミング処理を行っている。なお、コムギについては、水道水に種子を14時間浸漬する処理、通気した蒸留水に種子を24時間浸漬する処理、水道水に種子を27±3℃で12時間浸漬し、その後乾燥させることを一度繰り返す処理、若しくは、CaCl2又はKClを含む水道水に種子を27±3℃で12時間浸漬し、その後乾燥させることを一度繰り返す処理でプライミング処理を行っている(非特許文献2)。

しかしながら、プライミング処理した種子は、特にその寿命が短くなることが多くの作物で示されている。すなわち、一旦、プライミング処理した種子は、保存に適しておらず、所定期間の経過後に発芽率が著しく低下するといった問題があった。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、水稲などの植物の種子を安定的に保存する、種子の保存方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
植物の種子を水又は水溶液に浸漬する浸漬工程と、上記工程の後に種子を保存する保存工程とを含む、種子の保存方法。

【請求項2】
 
上記浸漬工程は、1時間以上24時間未満の浸漬時間とすることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項3】
 
上記浸漬工程は、3時間以上12時間以下の浸漬時間とすることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項4】
 
上記浸漬工程後の種子を乾燥させる乾燥工程を更に含むことを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項5】
 
上記乾燥工程では、上記浸漬工程の後の種子の水分含量が10~15%になるまで乾燥処理することを特徴とする請求項4記載の種子の保存方法。

【請求項6】
 
上記植物は、単子葉植物であることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項7】
 
上記植物は、イネ科植物であることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項8】
 
上記植物は、イネであることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項9】
 
上記植物は、コムギであることを特徴とする請求項1記載の種子の保存方法。

【請求項10】
 
植物の種子を水又は水溶液に浸漬する浸漬工程と、上記工程の後に種子を直播きし冬期において種子を土壌中で維持する保存工程とを含む植物の直播栽培方法。

【請求項11】
 
上記浸漬工程は、1時間以上24時間未満の浸漬時間とすることを特徴とする請求項10記載の植物の直播栽培方法。

【請求項12】
 
上記浸漬工程は、3時間以上12時間以下の浸漬時間とすることを特徴とする請求項10記載の植物の直播栽培方法。

【請求項13】
 
上記浸漬工程後の種子を乾燥させる乾燥工程を更に含むことを特徴とする請求項10記載の植物の直播栽培方法。

【請求項14】
 
上記乾燥工程では、上記浸漬工程の後の種子の水分含量が10~15%になるまで乾燥処理することを特徴とする請求項10記載の植物の直播栽培方法。

【請求項15】
 
上記植物は、イネであることを特徴とする請求項10記載の植物の直播栽培方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2019018138thum.jpg
State of application right Published
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