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スロットアレーアンテナ

国内特許コード P190016403
掲載日 2019年10月18日
出願番号 特願2016-219695
公開番号 特開2018-078483
出願日 平成28年11月10日(2016.11.10)
公開日 平成30年5月17日(2018.5.17)
発明者
  • 廣川 二郎
出願人
  • 国立大学法人東京工業大学
発明の名称 スロットアレーアンテナ
発明の概要 【課題】構造を簡略化しつつも所望の特性を得ることができるスロットアレーアンテナを提供すること。
【解決手段】本発明は、信号電力が給電される複数の給電スロット4を有する給電部2と、給電部2に対向して配置され、複数の給電スロット4から給電されて生じる電磁波を放射するための複数の放射スロット12を有する放射部10と、放射部10と給電部2との間に形成され、給電部2から給電されて放射部10と給電部2との間に生じる平面波を遅波して放射部10と給電部2との間に定在波を発生させる遅波層20と、を備える、スロットアレーアンテナ1である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 近年、ミリ波帯の電波を利用した超高速無線通信技術の研究開発が進められている。指向性の高いミリ波を放射するアンテナとして、アンテナ素子が平面上に多数配列されたアレーアンテナが用いられる。例えば、特許文献1には、信号電力を分配する給電回路と、分配された信号電力が給電される給電スロットと、給電スロットからの電力を励振するキャビティと、キャビティで励振された電磁波から偏波を放射する放射スロットとを有するスロットアレーアンテナが記載されている。このスロットアレーアンテナにおいて上記の各構成は金属導体板の積層により形成されている。このスロットアレーアンテナでは、それぞれの金属導体板が互いに拡散接合を用いて接合されている。

拡散接合は、母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で,塑性変形をできるだけ生じない程度に加圧して、接合面間に生じる原子の拡散を利用して母材同士を接合する方法である。拡散接合を用いると、金属導体板と金属導体板との間を隙間なく接合できる。仮に接合された金属導体板と金属導体板との間に隙間があると、この隙間がスロットアンテナの役目をし、意図しない電磁ノイズを放射する一方、特定の周波数帯域の電磁ノイズを
受信する場合がある。従って関連する技術では、スロットアレーアンテナの製造に、金属導体板と金属導体板との間に隙間ができない拡散接合が用いられる。
産業上の利用分野 本発明は、スロットアレーアンテナの構造に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
信号電力が給電される複数の給電スロットを有する給電部と、
前記給電部に対向して配置され、前記複数の給電スロットから給電されて生じる電磁波を放射するための複数の放射スロットを有する放射部と、
前記放射部と前記給電部との間に形成され、前記給電部から給電されて前記放射部と前記給電部との間に生じる平面波を遅波して前記放射部と前記給電部との間に定在波を発生させる遅波層と、
を備える、
スロットアレーアンテナ。

【請求項2】
前記遅波層は、前記複数の放射スロットに同振幅かつ同位相で給電するよう前記定在波を発生させる、
請求項1に記載のスロットアレーアンテナ。

【請求項3】
前記遅波層は、前記放射部と前記給電部との間に生じる前記平面波を遅波する誘電体を有する、
請求項1または2に記載のスロットアレーアンテナ。

【請求項4】
前記誘電体は、異なる比誘電率を有する複数の誘電体が組み合わされて形成されている、
請求項3に記載のスロットアレーアンテナ。

【請求項5】
前記遅波層は、前記定在波を発生させるよう前記放射部と前記給電部との間に生じる前記平面波を遅波するコルゲーション構造を有する、
請求項1または2に記載のスロットアレーアンテナ。

【請求項6】
前記コルゲーション構造は、前記給電スロットの周囲を囲むように形成された複数の突起部を有する、
請求項5に記載のスロットアレーアンテナ。
国際特許分類(IPC)
画像

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thum_JPA 430078483_i_000002.jpg
出願権利状態 公開
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