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金属及び樹脂複合分散液、遮熱塗料、それらを用いた金属含有樹脂膜又は赤外線反射膜の製造方法、及び金属及び樹脂複合分散液の製造方 NEW

国内特許コード P190016416
整理番号 P2018-047815
掲載日 2019年10月25日
出願番号 特願2018-047815
公開番号 特開2019-159186
出願日 平成30年3月15日(2018.3.15)
公開日 令和元年9月19日(2019.9.19)
発明者
  • 亀山 敦
出願人
  • 学校法人神奈川大学
発明の名称 金属及び樹脂複合分散液、遮熱塗料、それらを用いた金属含有樹脂膜又は赤外線反射膜の製造方法、及び金属及び樹脂複合分散液の製造方 NEW
発明の概要 【課題】より簡便な方法により赤外線反射膜を形成させることのできる新規な材料、及びそれを用いた赤外線反射膜の製造方法等を提供すること。
【解決手段】樹脂微粒子が集合してなる微少な球体の内部に水相を含み、上記球体が有機相中に分散されてw/o型ピッカリングエマルションを形成する分散液であって、上記水相中に金属微粒子を含むことを特徴とした金属及び樹脂複合分散液を用い、当該分散液を遮熱塗料として用いる。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要 近年、気候変動、ヒートアイランド現象、冷房負荷の低減等への対策が必要とされているが、そのいずれにも有効な対策として、太陽光赤外線(熱)を反射する材料の開発が注目されている。赤外線は、太陽光全体の約50%を占めており、物質に吸収されると熱エネルギーに変換される特性がある。赤外線には、波長の短い順(可視光から近い順)に近赤外線、赤外線、及び遠赤外線がある。

赤外線を反射させる材料の一つとして、高反射率塗料が挙げられる。これは、対象物に塗布をして塗膜を形成させることにより、太陽光に含まれる近赤外線をその塗膜で反射し、対象物の温度上昇を抑制する機能を備える。このような機能を備えた塗料は、道路や歩道等に塗布され、ヒートアイランド現象の緩和等を目的に利用されている(そのような塗料の一例として特許文献1を参照)。

その他の赤外線反射材料として、遮熱フィルムが挙げられる。このようなフィルムの一形態として、反射率が異なる複数のフィルムを何層も複合させることにより、可視光は通過させる一方で、赤外線を反射させるものが挙げられる(例えば、特許文献2を参照)。また、このようなフィルムの別の形態として、ナノサイズの金属平板粒子をフィルム中に特定の条件をもって分散させることにより、可視光は通過させる一方で、赤外線を反射させるものが挙げられる(例えば、特許文献3を参照)。これらのフィルムは、太陽光線のうち可視光は通過させる一方で赤外線を遮断するので、例えば窓ガラス等に貼付することにより、室内へ外光を取り入れつつ室温の上昇を抑制させることを可能とする。
産業上の利用分野 本発明は、金属及び樹脂複合分散液、遮熱塗料、それらを用いた金属含有樹脂膜又は赤外線反射膜の製造方法、及び金属及び樹脂複合分散液の製造方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】
樹脂微粒子が集合してなる微少な球体の内部に水相を含み、前記球体が有機相中に分散されてw/o型ピッカリングエマルションを形成する分散液であって、前記水相中に金属微粒子を含むことを特徴とした金属及び樹脂複合分散液。

【請求項2】
前記金属ナノ粒子を形成する金属が、金、銀、白金、パラジウム、ロジウム、銅からなる群より選択される少なくとも1つである請求項1記載の金属及び樹脂複合分散液。

【請求項3】
前記樹脂微粒子が、アクリル酸エステルの重合物及びメタクリル酸エステルの重合物からなる群より選択される少なくとも1つである請求項1又は2記載の金属及び樹脂複合分散液。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項記載の金属及び樹脂複合分散液を含むことを特徴とする遮熱塗料。

【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項記載の金属及び樹脂複合分散液を塗布する工程を含むことを特徴とする金属含有樹脂膜の製造方法。

【請求項6】
請求項5記載の方法により金属含有樹脂膜を形成させる工程を含むことを特徴とする赤外線反射膜の製造方法。

【請求項7】
金属イオン含有水溶液及び樹脂微粒子を油相中へ添加して混合物を得る添加工程と、
前記添加工程で得た混合物を高せん断下で乳化状態とすることでw/oピッカリングエマルションを形成させる乳化工程と、を備え、
さらに、前記金属イオンを還元して金属粒子とする還元工程を備える金属及び樹脂複合分散液の製造方法。

【請求項8】
前記還元工程が、前記乳化工程の前又はそれと同時に行われることを特徴とする請求項7記載の金属及び樹脂複合分散液の製造方法。

【請求項9】
前記還元工程における還元が、アスコルビン酸又はアルドースを還元剤として行われることを特徴とする請求項7又は8記載の金属及び樹脂複合分散液の製造方法。

【請求項10】
前記アルドースが、グルコースである請求項9記載の金属及び樹脂複合分散液の製造方法。

【請求項11】
請求項7~10のいずれか1項記載の製造方法により得た金属及び樹脂複合分散液を塗布し、それにより得た塗膜を乾燥させる工程を備えることを特徴とする赤外線反射膜の製造方法。
画像

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thum_JPA 501159186_i_000002.jpg
出願権利状態 公開
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