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(In Japanese)ピレンを基本骨格とした無洗浄タンパク質ゲル染色剤 NEW_EN

Patent code P190016421
File No. S2018-0180-N0
Posted date Oct 25, 2019
Application number P2018-039113
Publication number P2019-151603A
Date of filing Mar 5, 2018
Date of publication of application Sep 12, 2019
Inventor
  • (In Japanese)湯浅 英哉
  • (In Japanese)林 宣宏
  • (In Japanese)金森 功吏
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東京工業大学
Title (In Japanese)ピレンを基本骨格とした無洗浄タンパク質ゲル染色剤 NEW_EN
Abstract (In Japanese)
【課題】
 泳動後のタンパク質の検出において、バックグラウンドノイズを低くし、十分な検出感度を得ることができる無洗浄タンパク質ゲル染色剤を提供することを目的とする。
【解決手段】
 本発明は、無洗浄タンパク質ゲル染色剤としてピレン誘導体を提供するものであり、より具体的には、1-ピレンメタノール、ピレニルメチルエーテル誘導体、1-ピレンカルボン酸誘導体、糖修飾ピレニルメチル誘導体、又はピレン-フルオレセイン結合体を使用することを特徴とする。
【選択図】
 なし
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

ペプチド及びタンパク質は通常、ゲル電気泳動を使用して、溶液定量化アッセイによって、又は固体支持体、例えば、フィルター膜上における検出によって、検出かつ評価される。少量のタンパク質は目視できないが、通常、それらを同定する前に染色されなければならない。

ゲル中のタンパク質を染色する最も一般的な2つの方法は、クマシーブリリアントブルー(CBB)染色、及び銀染色である。特定のタンパク質に関して、銀染色は、CBB染色よりも100~1000倍高感度であるが、いずれの方法も不利な点を有する。対照的にタンパク質の検出のために、発光性試薬、例えば蛍光性、リン光性、又は化学発光性試薬の使用は、非常に感度を向上させ、そして直線的な定量化範囲を増大させる可能性があり、一方で染色試薬の使用の容易性を同時に増大させ得る。

2次元電気泳動の泳動パターンの検出法として蛍光染色剤を用いる方法(蛍光検出システム)が広く行われている。例えば、蛍光検出システムにおいて、電気泳動させたタンパク質をゲル染色試薬としてSypro(登録商標)Ruby(ロンザジャパン株式会社)を用いて染色することが知られているが、このような既存の蛍光染色剤は泳動層のゲル自体も強く染色してしまうことから、蛍光色素による染色後に一度ゲルを洗浄し、脱色操作を行うことが必要であり、通常この洗浄脱色操作には30分以上の時間を要する。一方、染色後にゲル表面をリンスするだけで検出可能な蛍光染色剤(非特許文献1~3)も報告されているが、研究現場では洗浄やリンスを必要としない迅速で簡便な検出法が望まれている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、電気泳動によるタンパク質の泳動ゲルを検出するための、脱色及び洗浄が不要なピレンを基本骨格としてゲル染色剤、及び該染色剤を用いたタンパク質染色検出方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ピレン誘導体を含有する、無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項2】
 
前記ピレン誘導体が、1-ピレンメタノール、ピレニルメチルエーテル誘導体、1-ピレンカルボン酸誘導体、糖修飾ピレニルメチル誘導体、及びピレン-フルオレセイン結合体からなる群から選択される、請求項1に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項3】
 
前記ピレニルメチルエーテル誘導体が、以下の構造:
【化1】
 
(省略)
(式中、
R1は、-OH、-C1-6アルキル、-OC1-6アルキル、-OTs、-N3、-NH2からなる群から選択され;そしてmは、0~10の整数である)
を有する、請求項2に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項4】
 
前記ピレニルメチルエーテル誘導体が、以下:
【化2】
 
(省略)
である、請求項3に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項5】
 
前記1-ピレンカルボン酸誘導体が、以下の構造:
【化3】
 
(省略)
(式中、
R2は、-OH、-C1-6アルキル、-OC1-6アルキル、-OTs、-N3、-NH2からなる群から選択され;そしてnは、0~10の整数である)
を有する、請求項2に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項6】
 
前記1-ピレンカルボン酸誘導体が、以下:
【化4】
 
(省略)
である、請求項2に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項7】
 
前記糖修飾ピレニルメチル誘導体が、以下:
【化5】
 
(省略)
である、請求項2に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項8】
 
前記ピレン-フルオレセイン結合体が、以下:
【化6】
 
(省略)
である、請求項2に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤。

【請求項9】
 
ゲル上を電気泳動させたタンパク質を、固定液を用いて前記ゲル上に固定し、請求項1~8のいずれか1項に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤を含む染色液を用いて、ゲル上に固定されたタンパク質を染色し、染色後の脱色及び洗浄を伴わずに、紫外(UV)光を照射後、ゲル画像を得ることを特徴とするタンパク質染色検出方法。

【請求項10】
 
請求項1~8のいずれか1項に記載の無洗浄タンパク質ゲル染色剤を含む、タンパク質染色検出用キット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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