Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)水頭症の治療用医薬組成物

(In Japanese)水頭症の治療用医薬組成物 NEW_EN

Patent code P190016441
File No. (S2017-0064-N0)
Posted date Oct 28, 2019
Application number P2018-547658
Date of filing Oct 23, 2017
International application number JP2017038203
International publication number WO2018079493
Date of international filing Oct 23, 2017
Date of international publication May 3, 2018
Priority data
  • P2016-208438 (Oct 25, 2016) JP
Inventor
  • (In Japanese)太田 訓正
  • (In Japanese)伊藤 尚文
  • (In Japanese)アハメド シャー アディル イッシティアック
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人熊本大学
Title (In Japanese)水頭症の治療用医薬組成物 NEW_EN
Abstract (In Japanese)本発明の目的は、新たな水頭症の予防又は治療用医薬組成物、及び患者への負担の大きくない診断用キットを提供することであり、また、新たな水頭症の予防及び治療方法、並びに患者への負担の軽減された水頭症の診断方法を提供することである。本発明は、Tsukushiタンパク質を含む水頭症の予防又は治療用医薬組成物、Tsukushiタンパク質のアミノ酸置換又は該置換をもたらすTsukushi遺伝子の変異を検出することを含む水頭症の診断方法などを提供する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

水頭症は、過剰な脳脊髄液が頭の中に溜まることで脳を圧迫する病気で、新生児の場合は致死的な場合もある。「特発性正常圧水頭症」と診断された患者は全国で年間13,000人と推計され、後天性「特発性正常圧水頭症」の症状では、頭痛や視神経の圧迫による失明、記憶障害、行動異常など、神経異常による病態が観察される。治療法としては、脳室-腹腔シャント術や腰椎-腹腔シャント術が開発されているが、新たな治療法の開発が求められている。

外科的介入以外の水頭症の治療方法としては、肝細胞成長因子(HGF)を脳室内に投与する方法(特許文献1)や、生物利用性フォレート誘導体又はその塩を用いる方法(特許文献2)などがこれまで開示されている。

また、特許文献3には、髄腔にスモールロイシンリッチプロテオグリカン(SLRP)であるデコリンを投与することにより、SLRPを中央神経系組織へ直接投与することなく、脳脊髄液(CSF)へ注入する方法について記載されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、Tsukushiタンパク質を含む水頭症の予防又は治療用医薬組成物、及びTsukushiタンパク質のアミノ酸置換又は該置換をもたらすTsukushi遺伝子の変異を検出することを含む水頭症の診断方法などに関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
Tsukushiタンパク質を含む、水頭症の予防又は治療用医薬組成物。

【請求項2】
 
前記Tsukushiタンパク質が、遺伝子組換え技術により製造されたTsukushiタンパク質である、請求項1に記載の医薬組成物。

【請求項3】
 
前記Tsukushiタンパク質が、
(a)配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質、又は
(b)配列番号1に示されるアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失及び/又は置換及び/又は挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列を有し、かつ水頭症の予防又は治療作用を有するタンパク質、但し、208位のアルギニンのシステインへの置換を除く、
である請求項1又は2に記載の医薬組成物。

【請求項4】
 
前記Tsukushiタンパク質が、水頭症を罹患している哺乳動物の脳室内に直接又は間接的に投与されるようの製剤化されていることを特徴とする請求項1~3の何れか一つに記載の医薬組成物。

【請求項5】
 
請求項1~4のいずれか一つに記載の医薬組成物を哺乳動物に有効量投与することを含む、哺乳動物における水頭症の予防又は治療方法。

【請求項6】
 
Tsukushiタンパク質の変異を検出することによって、被験哺乳動物が水頭症に罹患しているか罹患の素因を有することを判定する方法であって、
(1)該被検哺乳動物由来の生体試料において、R208C、S248N及びV308Iからなる群より選択される置換型Tsukushiタンパク質又は該置換型Tsukushiタンパク質をコードする核酸を検出する工程、
(2)工程(1)において置換型Tsukushiタンパク質又は該置換型Tsukushiタンパク質をコードする核酸の存在が検出された場合に、被検哺乳動物が水頭症に罹患しているか罹患の素因を有することを判定する工程、
を含む、方法。

【請求項7】
 
前記Tsukushiタンパク質の変異がR208Cである、請求項6に記載の方法。

【請求項8】
 
前記被検哺乳動物がヒトである、請求項6又は7に記載の方法。

【請求項9】
 
前記Tsukushiタンパク質の変異を、生体試料中のDNA又はRNAを用いて検出する請求項6~8のいずれか一つに記載の方法。

【請求項10】
 
生体試料が脳脊髄液又は血液である、請求項6~9のいずれか一つに記載の方法。

【請求項11】
 
生体試料が血液である、請求項10に記載の方法。

【請求項12】
 
R208C、S248N及びV308Iからなる群より選択されるTsukushiタンパク質のアミノ酸置換をもたらすTsukushi遺伝子の変異を検出し得る核酸。

【請求項13】
 
前記核酸が、
1)配列番号2で示される塩基配列の622番目の塩基におけるシトシンのチミン(ウラシル)への変異、
2)配列番号2で示される塩基配列の743番目の塩基におけるグアニンのアデニンへの変異、及び
3)配列番号2で示される塩基配列の922番目の塩基におけるグアニンのアデニンへの変異
からなる群から選ばれる少なくとも1つの変異部位を含むヌクレオチドであって、配列番号2で示される塩基配列の5~100塩基からなる部分配列又はその部分配列の相補配列又はそれらのいずれかの配列とストリンジェント条件下でハイブリダイズし得る配列からなるヌクレオチド又はその標識物からなる請求項12に記載の核酸。

【請求項14】
 
請求項12又は13に記載の核酸を含む、水頭症の診断用キット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

JP2018547658thum.jpg
State of application right Published
Please contact us by E-mail or telephone if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close