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ドライバーの注意力低下推定装置および方法 NEW コモンズ

国内特許コード P190016458
整理番号 DP1826
掲載日 2019年10月31日
出願番号 特願2017-094443
公開番号 特開2018-190310
出願日 平成29年5月11日(2017.5.11)
公開日 平成30年11月29日(2018.11.29)
発明者
  • イヴァン タネヴ
  • 下原 勝憲
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 ドライバーの注意力低下推定装置および方法 NEW コモンズ
発明の概要 【課題】運転中のドライバーの注意力低下を、高い確率で、かつリアルタイムで推定できる装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るドライバーの注意力低下推定装置は、自動車の進行方向に対して横方向の加速度を測定する加速度センサ4と、加速度センサ4で測定した加速度から加加速度の絶対値を算出すると共に、当該算出された加加速度の絶対値に基づいてドライバーの注意力の低下を推定する演算手段321とを備えている。演算手段321は、時間軸において加加速度の絶対値が予め定めた閾値を超えたときから第1の時間と、第1の時間より長い第2の時間との間に検出窓を設定し、かつ検出窓に含まれる加加速度の絶対値が前記閾値を超えたときを起点として検出窓の設定を繰り返し、検出窓の設定が連続して行われたとき、ドライバーの注意力が低下していると推定する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 ドライバーが事故を起こす原因のほとんどは、ヒューマンエラーすなわち意図しない結果を生じる人間の行為にある。例えば、正しくない運転操作であり、あるいは遅すぎる反応などである。そしてそれらは、運転に向けられている注意力が、当該時点の交通状況で運転に必要とされる注意力より低いときに生じる。

一方、ドライバーの注意力が低下しているとき、自動車の進行方向の変化に対して後追いのタイミングでステアリングハンドルの操作(以降「ハンドル操作」と略す。)が行われることから、ハンドル操作のタイミングが自動車の進行方向の変化に対して遅れ気味となる。

上述したドライバーに共通の運転特性を利用して、ドライバーの注意力が低下していることを推定する装置が提案されている(特許文献1参照)。

具体的には、進行方向センサから出力される自動車の進路情報と、ハンドルの操舵センサから出力される操舵角情報とを比較し、車の進行に対してハンドルの操作が遅れている場合に、ドライバーの注意力が低下している(例えば居眠りをしている)と推定して警告を行なっている。
産業上の利用分野 本発明は、運転中のドライバーの注意力低下を推定する装置および方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
自動車の進行方向に対して横方向の加速度を測定する加速度センサと、
当該加速度センサで測定した加速度から加加速度の絶対値を算出すると共に、当該算出された加加速度の絶対値に基づいてドライバーの注意力の低下を推定する演算手段と、を備え、
前記演算手段は、
時間軸において前記加加速度の絶対値が予め定めた閾値を超えたときから第1の時間と、当該第1の時間より長い第2の時間との間に検出窓を設定し、
かつ当該検出窓に含まれる加加速度の絶対値が前記閾値を超えたときを起点として前記検出窓の設定を繰り返し、
前記検出窓の設定が連続して行われたとき、ドライバーの注意力が低下していると推定することを特徴とするドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項2】
前記閾値は、前記自動車の仕様および平均走行速度に応じて変化し、走行試験を繰り返すことによって決定される、請求項1に記載のドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項3】
前記検出窓の第1の時間は、コーナリングの際にタイヤの横壁の弾力によって生じる高い周波数成分を排除する値に設定され、前記第2の時間は、自動車の通常のコーナリングに伴って生じる低い周波数成分を排除する値に設定される、請求項1または2に記載のドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項4】
前記演算手段は、前記検出窓において閾値を越える加加速度の絶対値を検出しなかったとき、前記第2の時間が経過した時点で検出窓の設定を解除し、その後、加加速度の絶対値が前記閾値を超えたときに前記検出窓の設定を再開する、請求項1ないし3のいずれかに記載のドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項5】
視覚および聴覚を通じてドライバーの注意を喚起する報知手段を更に備え、
前記演算手段は、前記検出窓において加加速度の絶対値が前記閾値を超えた時、ドライバーのハンドル操作の遅れによって振動が生じていると判定し、当該振動の発生を、前記報知手段を用いてドライバーに報知する、請求項1ないし4のいずれかに記載のドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項6】
前記演算手段は、前記検出窓の設定が4回以上連続して行われたとき、前記報知手段により、ドライバーの注意力が低下していることを警告する、請求項5に記載のドライバーの注意力低下推定装置。

【請求項7】
加速度センサを用いて、自動車の進行方向に対して横方向の加速度を測定する第1のステップと、
当該第1のステップで測定した加速度から加加速度の絶対値を算出すると共に、当該算出された加加速度の絶対値に基づいてドライバーの注意力の低下を推定する第2のステップと、を有し、
前記第2のステップにおいて、
時間軸において前記加加速度の絶対値が予め定めた閾値を超えたときから第1の時間と、当該第1の時間より長い第2の時間との間に検出窓を設定し、
かつ当該検出窓に含まれる加加速度の絶対値が前記閾値を超えたときを起点として前記検出窓の設定を繰り返し、
前記検出窓の設定が連続して行われたとき、ドライバーの注意力が低下していると推定することを特徴とするドライバーの注意力低下推定方法。
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 公開
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