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(In Japanese)抗がん剤 NEW_EN commons

Patent code P190016462
File No. DP1717-B
Posted date Oct 31, 2019
Application number P2018-505981
Date of filing Mar 15, 2017
International application number JP2017010445
International publication number WO2017159739
Date of international filing Mar 15, 2017
Date of international publication Sep 21, 2017
Priority data
  • P2016-051934 (Mar 16, 2016) JP
  • P2016-185319 (Sep 23, 2016) JP
  • P2016-230449 (Nov 28, 2016) JP
Inventor
  • (In Japanese)和久 剛
  • (In Japanese)小林 聡
  • (In Japanese)加藤 裕紀
  • (In Japanese)渡辺 秀教
  • (In Japanese)糀 美早紀
Applicant
  • (In Japanese)学校法人同志社
Title (In Japanese)抗がん剤 NEW_EN commons
Abstract (In Japanese)開示されているのは、NRF3阻害剤を有効成分として含有する抗がん剤、及びNRF3阻害剤の有効量を哺乳動物に投与する工程を含むがん治療方法である。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)がんは国内外を問わず罹患率及び死亡率が高い疾患の一つである。現在、核酸合成、増殖因子受容体などの阻害剤が抗がん剤として臨床治療で使用されている。しかしながら、このような既知の抗がん剤は正常細胞にも作用してしまうため重篤な副作用を呈する場合が多い。

そのため、正常細胞の生存及び増殖に影響を与えない新たな抗腫瘍剤の開発が望まれている。

NRF3[Nuclear factor (erythoid-derived2)-like 3; NFE2L3]は、Cap‘n’Collarファミリーに属する塩基性ロイシンジッパー型転写因子であり、小Maf転写因子群とヘテロ2量体を形成しDNAに結合する(非特許文献1、2)。NRF3が直接転写する遺伝子候補には、第二相薬物代謝酵素のひとつであるNAD(P)H:キノンオキシドレダクターゼ-1(NQO1)、平滑筋細胞マーカーの平滑筋アクチンαA及び22αなどがある(非特許文献3、4)。

ヒトNRF3 mRNAの発現量は、胎盤、特に絨毛膜絨毛で高い(非特許文献2、5)。一方で、心臓、脳、肺、腎臓、膵臓、白血球、大腸、胸腺及び脾臓での発現は中~低程度であり、精巣、前立腺、骨格筋及び子宮ではほとんど発現していない(非特許文献2)。

そして、遺伝子改変マウスを用いた研究から、Nrf3欠損による顕著な変化は見られない
が(非特許文献6、7)、タバコ煙に含まれる発がん物質ベンゾピレンの連続暴露によるリンパ腫が亢進することが報告されている(非特許文献8)。また、高濃度の抗酸化剤ジブチルヒドロキシトルエンに暴露されたNrf3欠損マウスは、急性肺障害及び体重減少が誘発される(非特許文献9)。さらに、Nrf3欠損マウスの肺及び白色脂肪組織では、抗炎症性タンパク質Pparγ2の基底発現量が亢進している(非特許文献9)。以上の報告は、NRF3が炎症及び代謝異常に関与していることを示唆している。

また、マカクザル線維芽細胞から多能性幹細胞へリプログラミングする際、Nrf3の発現量が急激に上昇することが報告されている(非特許文献10、11)。加えて、マウスの平滑筋細胞の分化、及びトリの胚発生に関与することも明らかとなっている(非特許文献12)。
Field of industrial application (In Japanese)本発明は、抗がん剤、及びがん治療方法に関する。
Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
NRF3阻害剤を有効成分として含有する抗がん剤。

【請求項2】
 
NRF3阻害剤が、以下の(1)~(6)からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の抗がん剤:
(1)NRF3遺伝子に対してRNAi効果を有する二本鎖RNA、
(2)NRF3遺伝子に対してRNAi効果を有する二本鎖RNAを発現し得るDNA、
(3)NRF3遺伝子の転写産物又はその一部に対するアンチセンス核酸、
(4)NRF3遺伝子の転写産物を特異的に開裂するリボザイム活性を有する核酸、
(5)NRF3に結合する抗体、
(6)NRF3に結合する低分子化合物。

【請求項3】
 
NRF3阻害剤が、以下の(1)及び/又は(2)である、請求項1又は2に記載の抗がん剤:
(1)NRF3遺伝子に対してRNAi効果を有する二本鎖RNA、
(2)NRF3遺伝子に対してRNAi効果を有する二本鎖RNAを発現し得るDNA。

【請求項4】
 
大腸癌、前立腺癌、肺癌、神経膠腫、乳癌、子宮癌、胃癌、卵巣癌、腎癌、胸腺腫、小腸癌、又は膵臓癌用である、請求項1~3のいずれか一項に記載の抗がん剤。

【請求項5】
 
NRF3阻害剤の有効量を哺乳動物に投与する工程を含むがん治療方法。

【請求項6】
 
抗がん剤の製造におけるNRF3阻害剤の使用。

【請求項7】
 
がんの予防及び/又は治療に使用するためのNRF3阻害剤。
Drawing

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State of application right Published
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