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ヌクレオシド誘導体及びその利用 UPDATE コモンズ

国内特許コード P190016497
整理番号 (GI-H28-25,S2017-0195-N0)
掲載日 2019年11月25日
出願番号 特願2018-556753
出願日 平成29年12月14日(2017.12.14)
国際出願番号 JP2017044995
国際公開番号 WO2018110678
国際出願日 平成29年12月14日(2017.12.14)
国際公開日 平成30年6月21日(2018.6.21)
優先権データ
  • 特願2016-244916 (2016.12.16) JP
発明者
  • 上野 義仁
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 ヌクレオシド誘導体及びその利用 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】RNA医薬等に適用するのにより実用的なヌクレオシド及びその利用を提供する。
【解決手段】以下の式(1)又は(2)で表される、ヌクレオシド誘導体又はその塩。
【化20】
(省略)
(式(1)中、R1は、水素原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された基を表し、式(2)中、Xは、ハロゲン原子を表す。式(1)及び式(2)中、R2及びR4は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基の保護基、リン酸基、保護されたリン酸基、又は-P(=O)n56(nは0又は1を示し、R5及びR6は、互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基、保護された水酸基、メルカプト基、保護されたメルカプト基、低級アルコキシ基、シアノ低級アルコキシ基、アミノ基、又は置換されたアミノ基のいずれかを示す。ただし、nが1のときには、R5及びR6が共に水素原子となることはない。)を示し、R3は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)
従来技術、競合技術の概要

がんをはじめ、遺伝子変異や遺伝子発現異常が原因又は関連している疾患は多数知られている。遺伝子の発現を抑制するsiRNAなどのRNA医薬は、こうした疾患に有用であり、優れた医薬品ポテンシャルを有しているといえる。

一方、siRNA等は、細胞膜透過が困難であったり、ヌクレアーゼによる分解を受けやすいという問題がある。また、標的選択性は高いものの、標的組織までの選択的輸送が困難であるという問題がある。こうした点を改善するべく、脂質ナノ粒子(LNP)などの送達用のキャリアが検討されている。また、RNAのリボースに対してアミノメチル基を導入するなどの改変する試みも行われている(非特許文献1~4)。

産業上の利用分野

本明細書は、ヌクレオシド誘導体及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の式(1)又は(2)で表される、ヌクレオシド誘導体又はその塩。
【化18】
(省略)
(式(1)中、R1は、水素原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された基を表し、式(2)中、Xは、ハロゲン原子を表す。式(1)及び式(2)中、R2及びR4は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基の保護基、リン酸基、保護されたリン酸基、又は-P(=O)n56(nは0又は1を示し、R5及びR6は、互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基、保護された水酸基、メルカプト基、保護されたメルカプト基、低級アルコキシ基、シアノ低級アルコキシ基、アミノ基、又は置換されたアミノ基のいずれかを示す。ただし、nが1のときには、R5及びR6が共に水素原子となることはない。)を示し、R3は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。ただし、R7が、水素原子のとき、連結基は、炭素数2以上のあアルキレン基である。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)

【請求項2】
前記式(1)及び式(2)中、R7は水素原子を表すか又はR3は前記連結基を有するグアニジノ基を表す、請求項1に記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項3】
前記式(1)及び式(2)中、R3の前記連結基は、炭素数2以上6以下のアルキレン基を表す、請求項1又は2に記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項4】
前記式(1)及び式(2)中、R3の前記連結基は、炭素数2以上6以下のアルキレン基を表し、R7は水素原子を表す、請求項1~3のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体を含む、オリゴヌクレオチドに対する細胞膜透過性付与剤。

【請求項6】
請求項1~4のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体を含む、オリゴヌクレオチドに対するリボヌクレアーゼ耐性付与剤。

【請求項7】
以下の式(3)及び式(4)からなる群から選択される部分構造を少なくとも1個備える、オリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。
【化19】
(省略)
(式(3)中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された水酸基を表し、式(4)中、Xは、ハロゲン原子を表す。式(3)及び式(4)中、R3は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。ただし、R7が、水素原子のとき、連結基は、炭素数2以上のアルキレン基である。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)

【請求項8】
前記部分構造を少なくとも2個備える、請求項7に記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項9】
前記部分構造を少なくとも3個備えており、前記オリゴヌクレオチドを5’末端側、中央部及び3’末端側に備える、請求項7又は8に記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項10】
)前記部分構造を少なくとも6個備える、請求項7~9のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項11】
前記オリゴヌクレオチドは、オリゴリボヌクレオチドである、請求項7~10のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018556753thum.jpg
出願権利状態 公開
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