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アフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法及び冷凍保存用キット、アフリカツメガエル卵濃縮抽出液、並びに細胞周期の分析方法 NEW

国内特許コード P200016545
整理番号 (S2017-0321-N0)
掲載日 2020年1月15日
出願番号 特願2018-564660
出願日 平成30年1月26日(2018.1.26)
国際出願番号 JP2018002546
国際公開番号 WO2018139601
国際出願日 平成30年1月26日(2018.1.26)
国際公開日 平成30年8月2日(2018.8.2)
優先権データ
  • 特願2017-014441 (2017.1.30) JP
発明者
  • 島本 勇太
  • 高木 潤
出願人
  • 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
発明の名称 アフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法及び冷凍保存用キット、アフリカツメガエル卵濃縮抽出液、並びに細胞周期の分析方法 NEW
発明の概要 アフリカツメガエル卵抽出液から水分と固形分とを分画する分画工程と、前記水分及び前記固形分を別々に冷凍する冷凍工程と、を備えることを特徴とするアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法。
従来技術、競合技術の概要

アフリカツメガエル卵抽出液は、高度に同調された細胞周期を無細胞系(細胞膜の無い抽出液)で実現できる唯一の実験系である。この実験系では、特異的な抗体を用いて特定の因子を系から除くこと(免疫除去)により細胞周期の進行及び制御、並びにDNA複製及び分配制御に必要な因子を明確に同定するができる。

また、細胞周期制御機構の解明では、単細胞である酵母を用いた研究が強力な手段となっており、これらの過程に関わる遺伝子が次々に同定されてきた。しかしながら、アフリカツメガエル卵抽出液を用いた無細胞系は、酵母と比較して以下の点で優れている。
(1)生化学的、生理学的な研究に適していること:例えば、M期促進因子MPFの実体であるcyclinB/Cdk1複合体は、アフリカツメガエル卵抽出液を用いた無細胞系により、初めて同定された(例えば、非特許文献1参照。)。(2)試験管内で部分的な再構成が可能であること。(3)酵母と異なりカエルは多細胞動物であり、ヒトにより近いモデルであること。
これまで、アフリカツメガエル卵抽出液を用いた無細胞系により、多細胞動物に特異的な細胞周期の制御機構が明らかにされてきた。

産業上の利用分野

本発明は、アフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法及び冷凍保存用キット、アフリカツメガエル卵濃縮抽出液、並びに細胞周期の分析方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アフリカツメガエル卵抽出液から水分と固形分とを分画する分画工程と、
前記水分及び前記固形分を別々に冷凍する冷凍工程と、を備えることを特徴とするアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法。

【請求項2】
前記分画工程において、分画分子量が1000以上のろ過膜を用いる請求項1に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法。

【請求項3】
前記分画工程において、分画分子量が10000以上のろ過膜を用いる請求項1又は2に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法。

【請求項4】
前記冷凍工程において、-0.5℃/分以上-1.5℃/分以下の速度で前記水分及び前記固形分を冷凍する請求項1~3のいずれか一項に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法。

【請求項5】
水分分画用ろ過膜を備える遠心チューブを含むことを特徴とするアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存用キット。

【請求項6】
前記水分分画用ろ過膜の分画分子量が1000以上である請求項5に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存用キット。

【請求項7】
前記水分分画用ろ過膜の分画分子量が10000以上である請求項5又は6に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存用キット。

【請求項8】
タンパク質濃度が83mg/mL以上103mg/mL以下であり、
分子量が20000以上30000以下のタンパク質の含有量が、総タンパク質量に対して、20質量%以下であり、且つ、
分子量が100000以上150000以下のタンパク質の含有量が、総タンパク質量に対して、3質量%以上であることを特徴とするアフリカツメガエル卵濃縮抽出液。

【請求項9】
請求項1~4のいずれか一項に記載のアフリカツメガエル卵抽出液の冷凍保存方法の工程で冷凍保存されたアフリカツメガエル卵抽出液の水分及び固形分を解凍し、混合して再構築されたアフリカツメガエル卵抽出液を用いることを特徴とする細胞周期の分析方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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