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化学物質評価用のデバイス、および、化学物質評価方法 NEW

国内特許コード P200016557
整理番号 (S2017-0212-N0)
掲載日 2020年1月15日
出願番号 特願2018-562427
出願日 平成30年1月18日(2018.1.18)
国際出願番号 JP2018001356
国際公開番号 WO2018135572
国際出願日 平成30年1月18日(2018.1.18)
国際公開日 平成30年7月26日(2018.7.26)
優先権データ
  • 特願2017-006873 (2017.1.18) JP
発明者
  • 松永 民秀
  • 岩尾 岳洋
  • 近藤 聡志
  • 土井 淳史
  • 西東 勲
出願人
  • 伸晃化学株式会社
  • 公立大学法人名古屋市立大学
発明の名称 化学物質評価用のデバイス、および、化学物質評価方法 NEW
発明の概要 化学物質のより適切な評価のためのデバイスおよび方法を提供する。
化学物質評価用のデバイスは、第1のコンパートメントと、第1のコンパートメントに連通し、隔壁によって第1のコンパートメントから区画される第2のコンパートメントと、を備えている。
従来技術、競合技術の概要

医薬品には様々な剤形が存在し、その投与ルートは多岐にわたっているが、経口製剤は臨床で最も使用されている投与剤形である。経口投与された化学物質は、主に小腸で吸収され、門脈、肝臓を経て全身循環系に入る。そのため、経口製剤は、小腸や肝臓での初回通過効果(吸収、代謝、排泄)を受けるため、バイオアベイラビリティの低下やその個体間変動が、化学物質療法上の重要な問題となる。したがって、開発候補物質の優先順位付けやヒトにおける化学物質動態を予測する際には、これら腸管および肝臓における初回通過効果を正確に予測することが重要である。このような化学物質動態を評価することができるデバイスとして、例えば、下記特許文献1,2に記載された細胞培養デバイスが知られている。

産業上の利用分野

本発明は、化学物質評価用のデバイス、および、化学物質評価方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
化学物質評価用のデバイスであって、
第1のコンパートメントと、
前記第1のコンパートメントに連通し、隔壁によって前記第1のコンパートメントから区画される第2のコンパートメントと、
を備えるデバイス。

【請求項2】
請求項1に記載のデバイスであって、
前記第1のコンパートメントおよび前記第2のコンパートメントを覆うためのカバーを備える
デバイス。

【請求項3】
請求項2に記載のデバイスであって、
前記カバーには、該カバーを貫通し、前記第1のコンパートメントおよび前記第2のコンパートメントの少なくとも一方に開口するサンプリング穴が形成されている
デバイス。

【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のデバイスであって、
前記カバーには、該カバーを貫通し、前記第1のコンパートメントに化学物質を投入するための化学物質投入口が形成されている
デバイス。

【請求項5】
請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記カバーには、前記第1のコンパートメントに連通し、該第1のコンパートメントに灌流液を注入するための入口ポートが形成されている
デバイス。

【請求項6】
請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第1のコンパートメントを形成する壁部には、内部で細胞を培養可能な細胞培養容器を、該細胞培養容器が前記第1のコンパートメント内に挿入された状態で、支持するための支持構造が形成された
デバイス。

【請求項7】
請求項5を引用元に含む請求項6に記載のデバイスであって、
前記入口ポートは、前記細胞培養容器が前記支持構造によって支持された状態において、前記第1のコンパートメントにおける前記細胞培養容器の外部の領域に連通するように形成された
デバイス。

【請求項8】
請求項2ないし請求項7のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記カバーは、透明部材から形成されている
デバイス。

【請求項9】
請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第1のコンパートメントおよび前記第2のコンパートメントの各々の底部は、透明部材から形成されている
デバイス。

【請求項10】
請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記隔壁は、前記第1のコンパートメント内において、第2のコンパートメントに向かうに従って壁高が高くなるように傾斜した傾斜面を有する
デバイス。

【請求項11】
請求項10に記載のデバイスであって、
前記傾斜面には、該傾斜面の頂部から前記第1のコンパート面側に向けて延在する溝が形成されている
デバイス。

【請求項12】
請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第2のコンパートメントを通る経路で前記灌流液を循環させるために、ポンプに接続するための循環入口ポートおよび循環出口ポートを備える
デバイス。

【請求項13】
請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第2のコンパートメントは、前記第1のコンパートメントを少なくとも部分的に取り囲むように該第1のコンパートメントの周囲に配置された
デバイス。

【請求項14】
請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第2のコンパートメントは、前記第1のコンパートメントと並んで配置された
デバイス。

【請求項15】
請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載のデバイスであって、
前記第2のコンパートメントは、排出口を備え、
前記排出口は、V字状に形成された内側底面を備える
デバイス。

【請求項16】
請求項15に記載のデバイスであって、
前記排出口は、下流側の外縁部を備え、
前記排出口の外側底面は、前記外縁部のところで突出している
デバイス。

【請求項17】
化学物質評価用のキットであって、
請求項1ないし請求項16のいずれか一項に記載のデバイスを備え、
前記デバイスは、複数のデバイスを備え、
前記複数のデバイスの各々は、ベースを備え、
前記ベースの各々は、前記複数のデバイスが並んで配置されるときに隣り合うベース同士が係合可能な係合構造を備える
キット。

【請求項18】
化学物質評価用のキットであって、
請求項1ないし請求項16のいずれか一項に記載のデバイスを備え、
前記デバイスは、複数のデバイスを備え、
前記キットは、さらに、前記複数のデバイスの各々が並んだ状態で前記複数のデバイスの各々を収納するケースを備える
キット。

【請求項19】
化学物質評価用のデバイスであって、
直列に連通するN個(Nは3以上の整数)のコンパートメントと、
前記N個のコンパートメントのうちの隣り合う2つのコンパートメントを区画するN-1個の隔壁と
を備えるデバイス。

【請求項20】
化学物質評価用のデバイスであって、
直列に連通するN個(Nは2以上の整数)のコンパートメントと、
前記N個のコンパートメントのうちの隣り合う2つのコンパートメントを区画するN-1個の隔壁と
を備え、
前記N個のコンパートメントを形成する壁部には、内部で細胞を培養可能な細胞培養容器を、該細胞培養容器が前記N個のコンパートメント内にそれぞれ挿入された状態で、支持するための支持構造が形成された
デバイス。

【請求項21】
請求項1に記載のデバイスであって、
前記第1のコンパートメントは、N個(Nは2以上の整数)の第1のコンパートメントを備え、
前記隔壁は、N個の隔壁を備え、
前記第2のコンパートメントは、1対1の関係で前記N個の第1のコンパートメントにそれぞれ連通するN個の第2のコンパートメントであって、前記N個の隔壁によって前記N個の第1のコンパートメントからそれぞれ区画されるN個の第2のコンパートメントを備える
デバイス。

【請求項22】
請求項21に記載のデバイスであって、
前記N個の第1のコンパートメントおよび前記N個の第2のコンパートメントを覆うためのカバーを備え、
前記カバーは、
前記N個の第1のコンパートメントおよび前記N個の第2のコンパートメントの少なくとも一方にそれぞれ開口するN個のサンプリング穴と、
前記N個の第1のコンパートメントの各々に化学物質を投入するためのN個の化学物質投入口と、
前記N個の第1のコンパートメントにそれぞれ連通し、該N個の第1のコンパートメントに灌流液を注入するためのN個の入口ポートと、
前記N個の第2のコンパートメントにそれぞれ連通し、該N個の第2のコンパートメントから前記灌流液を排出するためのN個の出口ポートと
を備える
デバイス。

【請求項23】
化学物質の評価方法であって、
請求項1ないし請求項16および請求項19ないし請求項22のいずれか一項に記載のデバイスの各コンパートメントに細胞を播種すること、
化学物質をいずれかのコンパートメントに適用すること、
各コンパートメントにおいて化学物質を評価すること、
を含む評価方法。

【請求項24】
化学物質の評価が、化学物質の体内動態評価、生体への効果の評価又は毒性評価である、請求項23に記載の方法。

【請求項25】
各コンパートメントに異なる細胞を播種することを含む、請求項23又は請求項24に記載の方法。

【請求項26】
単一又は複数のコンパートメントに異なる化学物質を適用することを含む、請求項23ないし請求項25のいずれか一項に記載の方法。

【請求項27】
請求項23ないし請求項26のいずれか一項に記載の方法であって、
前記コンパートメント内の液体に食物繊維を添加することと、
前記コンパートメント内の前記食物繊維が添加された前記液体を撹拌することと
を含む方法。

【請求項28】
請求項1ないし請求項16および請求項19ないし請求項22のいずれか一項に記載のデバイスに1又はそれ以上の臓器の細胞を適用した臓器モデル。

【請求項29】
請求項1ないし請求項16および請求項19ないし請求項22のいずれか一項に記載のデバイス、あるいは、請求項28の臓器モデルの、請求項23ないし請求項27のいずれか一項に記載の方法への使用。
国際特許分類(IPC)
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出願権利状態 公開
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