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生体試料保存容器 UPDATE

国内特許コード P200016585
掲載日 2020年2月14日
出願番号 特願2017-122369
公開番号 特開2019-006695
出願日 平成29年6月22日(2017.6.22)
公開日 平成31年1月17日(2019.1.17)
発明者
  • 長嶋 比呂志
  • 林 明日香
出願人
  • 学校法人明治大学
発明の名称 生体試料保存容器 UPDATE
発明の概要 【課題】 従来の生体試料のガラス化凍結保存方法にみられた衛生面の問題、破損の問題、及び自動化の問題を解決する手段を提供する。
【解決手段】 生体試料を収容する容器本体と、容器外部から容器内部へ液体を注入する注入部材、及び容器内部から容器外部へ液体を排出する排出部材とを有する生体試料保存容器であって、注入部材と排出部材が、注入部材と排出部材との間に液体の流れが生じるような位置であって、この液体の流れが容器本体に収容される生体試料に接触するような位置に、設置されていることを特徴とする生体試料保存容器。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

細胞シートは再生医療に広く応用されつつあるが、培養に時間を要することから、移植までのタイムラグが避けられない。このため、必要な時にすぐに使える状態で、細胞シートを長期間保存する技術として、ガラス化して凍結保存する方法が開発されている(非特許文献1)。

非特許文献1に記載されている保存方法では、細胞シートを平衡液に浸漬し、次いで、ガラス化液に浸漬し、その後、液体窒素蒸気に暴露することにより、凍結させている。また、凍結させた細胞シートの融解は、細胞シートを電気加熱プレート上で加温した後、融解液、希釈液、洗浄液の順に浸漬することにより行っている。

産業上の利用分野

本発明は、細胞シートなどの生体試料を保存するための容器、並びにその容器を用いた生体試料の凍結方法及び融解方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
生体試料を収容する容器本体と、容器外部から容器内部へ液体を注入する注入部材、及び容器内部から容器外部へ液体を排出する排出部材とを有する生体試料保存容器であって、注入部材と排出部材が、注入部材と排出部材との間に液体の流れが生じるような位置であって、この液体の流れが容器本体に収容される生体試料に接触するような位置に、設置されていることを特徴とする生体試料保存容器。

【請求項2】
注入部材及び排出部材が管であり、これらの管の一部は容器本体内部に位置し、当該部分には、複数の小孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の生体試料保存容器。

【請求項3】
注入部材及び排出部材が容器本体の周縁部に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生体試料保存容器。

【請求項4】
生体試料が、細胞シートであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生体試料保存容器。

【請求項5】
以下の工程(1)~(4)を含むことを特徴とする生体試料の凍結方法、
(1)請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生体試料保存容器の容器本体に、生体試料を収容する工程、
(2)平衡液を、注入部材から容器本体へ注入し、生体試料と接触させた後、排出部材から排出する工程、
(3)ガラス化液を、注入部材から容器本体へ注入し、生体試料と接触させた後、容器内部の液体を排出部材から排出する工程、
(4)生体試料保存容器を冷却し、生体試料を凍結する工程。

【請求項6】
以下の工程(1)~(4)を含むことを特徴とする凍結生体試料の融解方法、
(1)凍結した生体試料が容器本体に収容されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生体試料保存容器を、加温する工程
(2)融解液を、注入部材から容器本体へ注入し、生体試料と接触させた後、容器内部の液体を排出部材から排出する工程、
(3)希釈液を、注入部材から容器本体へ注入し、生体試料と接触させた後、容器内部の液体を排出部材から排出する工程、
(4)洗浄液を、注入部材から容器本体へ注入し、生体試料と接触させた後、容器内部の液体を排出部材から排出する工程。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017122369thum.jpg
出願権利状態 公開
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