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眼科用手術支援装置

国内特許コード P200016710
整理番号 1344
掲載日 2020年4月1日
出願番号 特願2006-138919
公開番号 特開2007-307122
登録番号 特許第4953282号
出願日 平成18年5月18日(2006.5.18)
公開日 平成19年11月29日(2007.11.29)
登録日 平成24年3月23日(2012.3.23)
発明者
  • 大澤 孝治
  • 板谷 正紀
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 眼科用手術支援装置
発明の概要 【課題】手術器具の操作を容易に行え、また、患部に対する手術器具先端の精度の高い位置決めを容易に行えるようにする。
【解決手段】手術器具を軸方向に移動可能に保持する保持ユニット300と、手術器具が所定点Oを中心として2次元的に傾斜可能に保持ユニットを保持する傾斜ユニット400,500とを備える。傾斜ユニットは、手術器具の傾斜可能な範囲を粗動範囲と微動範囲とに切換える機構と、微動範囲に切換えられたときに、術者が手術器具を傾斜させる操作を粗動範囲の傾斜のときよりも重い作動とするための抵抗を付与する手段と、手術器具の傾斜を固定する手段と、を有する。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要

眼科の手術として、眼底網膜にある直径0.1~0.2mmの眼底血管の血栓部に手術器具であるカニューレの先端を位置決めして穿刺したり、鉗子、剪刀、鑷子等の手術器具の先端を眼底網膜の微細な患部に位置決めして処置する手術がある。通常、術者は、眼球の強膜に開けられた創孔から手術器具の先端を挿入し、患部を顕微鏡等により観察しながら手術器具の先端を患部に位置決めして処置を行う。カニューレを眼内の患部に位置決めする支援装置として、下記の公報にて提案されたものがある。
【特許文献1】
特表2005-501666号公報

産業上の利用分野

本発明は、眼底等の微細部分に手術器具の先端を位置決めし、術者が手術器具を操作するための支援を行う眼科用手術支援装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
眼球内の微細部分に手術器具の先端を位置決めし、術者が手術器具を操作するための支援を行う眼科用手術支援装置において、
手術器具が持つ長手軸の軸方向に手術器具を移動可能に保持する軸方向保持ユニットと、手術器具が前記長手軸の軸上の所定点Oを中心として2次元的に傾斜可能に前記軸方向保持ユニットを保持する傾斜ユニットとを備え、該傾斜ユニットは、
術者が傾斜操作する手術器具の先端を粗く位置決めするために前記所定点Oを中心として傾斜可能にされた粗動傾斜機構部と、
前記粗動傾斜機構部の傾斜を固定する粗動固定手段と、
前記粗動傾斜機構部と共に傾斜可能にされ、前記軸方向保持ユニットが取り付けられた微動傾斜機構部であって、前記粗動傾斜機構部の傾斜より狭い範囲の傾斜に制限する制限機構が設けられ、前記粗動傾斜機構部の傾斜が固定されると前記制限機構で制限された狭い範囲の傾斜に切換えられる微動傾斜機構部と、
前記制限機構による制限範囲で術者が手術器具を傾斜させるときの傾斜操作を前記粗動傾斜機構部での手術器具の傾斜操作よりも前記微動傾斜機構部での手術器具の傾斜操作の方が重い作動とするための抵抗を付与する抵抗付与手段とを有することを特徴とする眼科用手術支援装置。

【請求項2】
眼球内の微細部分に手術器具の先端を位置決めし、術者が手術器具を操作するための支援を行う眼科用手術支援装置において、
手術器具が持つ長手軸の軸方向に手術器具を移動可能に保持する軸方向保持ユニットと、
手術器具が前記長手軸の軸上の所定点Oを中心として2次元的に傾斜可能に前記軸方向保持ユニットを保持する傾斜ユニットであって,前記所定点Oを通る第1軸の軸回りに前記軸方向保持ユニットを傾斜可能に保持する第1傾斜ユニットと,前記所定点Oで前記第1軸と交差する第2軸の軸回りに前記第1傾斜ユニットを傾斜可能に保持する第2傾斜ユニットと,を有する傾斜ユニットを備え、
前記第1傾斜ユニット及び第2傾斜ユニットは、それぞれ、前記所定点Oを中心にして前記手術器具の傾斜可能な範囲が大きな粗動回転部と、該粗動回転部の回転を固定する粗動固定手段と、前記粗動回転部と独立した微動回転部であって、前記粗動回転部が固定されたときに前記手術器具の傾斜可能な範囲が前記粗動回転部の回転可能な角度より狭い角度に制限された微動回転部と、該微動回転部の回転を前記粗動回転部の固定と独立して固定する微動固定手段と、術者が手術器具を傾斜させるときの前記粗動回転部の回転に対して前記微動回転部の回転を重い作動とするための抵抗を付与する抵抗付与手段と、を有することを特徴とする眼科用手術支援装置。

【請求項3】
請求項2の眼科用手術支援装置において、手術器具を長手軸の軸回りに回転可能に保持する軸回転保持手段と、前記軸方向保持ユニットによる手術器具の軸方向の移動を固定する軸方向移動固定手段と、前記軸回転保持手段による手術器具の軸回りの回転を固定する軸回り固定手段と、前記粗動固定手段,微動固定手段,軸方向移動固定手段及び軸回り固定手段の各固定手段を動作させるために信号をそれぞれ入力する固定信号入力手段と、前記信号入力に基づいて前記各固定手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記各固定手段はポンプから送出される空気圧を使用したブレーキ機構を有することを特徴とする眼科用手術支援装置。

【請求項4】
請求項3の眼科用手術支援装置において、前記信号入力手段は複数のスイッチが配置されたフットスイッチを備え、手術室に置かれた他の眼科手術装置用のフットスイッチと兼用する構成としたことを特徴とする眼科用手術支援装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006138919thum.jpg
出願権利状態 登録
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