TOP > 国内特許検索 > 精神疾患判定装置、及び、精神疾患判定方法

精神疾患判定装置、及び、精神疾患判定方法

国内特許コード P200016726
整理番号 4705
掲載日 2020年4月6日
出願番号 特願2014-182369
公開番号 特開2016-054839
登録番号 特許第6455656号
出願日 平成26年9月8日(2014.9.8)
公開日 平成28年4月21日(2016.4.21)
登録日 平成30年12月28日(2018.12.28)
発明者
  • 橋本 亮太
  • 藤本 美智子
  • 三浦 健一郎
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 国立大学法人大阪大学
発明の名称 精神疾患判定装置、及び、精神疾患判定方法
発明の概要 【課題】被験者が精神疾患の患者であるか否かを判定する装置を提供する。
【解決手段】精神疾患判定装置100は、眼球運動検出部32、分析部33、及び、評価部35を備える。眼球運動検出部32は、ビデオカメラ2を介して、モニタ1に表示される眼球運動テストの画像を見る際の被験者の眼球EBの動きを検出する。分析部33は、眼球運動検出部32によって検出された眼球EBの動きを分析する。評価部35は、分析部32によって求められた2個以上の第1所定数N1の眼球運動特徴に基づき、被験者が精神疾患の患者であるか否かを判定する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

従来、統合失調症に罹患しているか否かの判定を行う統合失調症診断装置が知られている。例えば、刺激表示手段、視点特定手段、反応的探索スコア算出手段、運動数計測手段、及び、判定手段を備える統合失調症診断装置が開示されている(特許文献1参照)。

上記刺激表示手段は、被験者に対して視覚的な刺激を提示する。上記視点特定手段は、上記刺激表示手段に対する被験者の視点を特定する。上記反応的探索スコア算出手段は、反応的探索スコアを算出する。上記運動数計測手段は、運動数を計測する。上記判定手段は、反応的探索スコア及び運動数から被験者が統合失調症に罹患しているか否かを判定する。

特許文献1に記載の統合失調症診断装置によれば、被験者が統合失調症に罹患している可能性があるか、或いは健常者であるかを高精度で判定できると特許文献1に記載されている。

産業上の利用分野

本発明は、精神疾患の患者であるか否かを判定する精神疾患判定装置、及び、精神疾患判定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
精神疾患を判定する精神疾患判定装置であって、
予め選定された眼球運動テストの画像を見る際の被験者の眼球の動きを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された眼球の動きを分析し、3個以上の第1所定数の眼球運動特徴を求める分析手段と、
前記分析手段によって求められた前記第1所定数の眼球運動特徴から、健常者と前記精神疾患の患者とを判別するために有効な2個以上の第2所定数の眼球運動特徴を、有意確率に基づいて選択し、前記第2所定数の眼球運動特徴に基づき、前記被験者の前記精神疾患を判定する判定手段と
を備える、精神疾患判定装置。

【請求項2】
統合失調症の患者であるか否かを判定する精神疾患判定装置であって、
予め選定された眼球運動テストの画像を見る際の被験者の眼球の動きを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された眼球の動きを分析し、3個以上の第1所定数の眼球運動特徴を求める分析手段と、
前記分析手段によって求められた前記第1所定数の眼球運動特徴から、健常者と前記統合失調症の患者とを判別するために有効な2個以上の第2所定数の眼球運動特徴を、有意確率に基づいて選択し、前記第2所定数の眼球運動特徴に基づき、前記被験者が前記統合失調症の患者であるか否かを判定する判定手段と
を備える、精神疾患判定装置。

【請求項3】
前記判定手段は、前記第2所定数の眼球運動特徴の関数を判別式として求め、前記判別式によって、前記被験者が前記統合失調症の患者であるか否かを判定する、請求項2に記載の精神疾患判定装置。

【請求項4】
前記判定手段は、前記判別式として、前記第2所定数の眼球運動特徴に関する線形方程式を求める、請求項に記載の精神疾患判定装置。

【請求項5】
前記眼球運動テストは、フリービューイングテスト、スムースパシュートテスト、及び、注視テストを含む、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の精神疾患判定装置。

【請求項6】
2個以上の第2所定数の眼球運動特徴に基づき、被験者が統合失調症の患者であるか否かを判定する精神疾患判定装置であって、
前記第2所定数の眼球運動特徴は、フリービューイングテストにおけるスキャンパス距離、スムースパシュートテストの第1リサージュにおける垂直方向の位置ゲイン、前記スムースパシュートテストの前記第1リサージュにおける注視数、注視テストの第1妨害刺激における注視期間、及び、前記スムースパシュートテストの水平パシュートにおけるS/N比を
前記スムースパシュートテストは、前記第1リサージュと、前記第1リサージュと相違する第2リサージュとを含み、
前記第1リサージュは、前記第2リサージュよりも注視点の動きが速く、
前記注視テストは、前記第1妨害刺激と、前記第1妨害刺激と相違する第2妨害刺激とを含み、
前記第1妨害刺激は、前記第2妨害刺激より位置が前記被験者の視点から遠い、精神疾患判定装置。

【請求項7】
精神疾患を判定する精神疾患判定装置における精神疾患判定方法であって、
前記精神疾患判定装置が、眼球運動テストの画像を見る際の被験者の眼球の動きを検出する検出工程と、
前記精神疾患判定装置が、前記検出工程において検出された眼球の動きを分析する分析工程と、
前記精神疾患判定装置が、前記分析工程において求められた3個以上の第1所定数の眼球運動特徴から、健常者と前記精神疾患の患者とを判別するために有効な2個以上の第2所定数の眼球運動特徴を、有意確率に基づいて選択し、前記第2所定数の眼球運動特徴に基づき、前記被験者の前記精神疾患を判定する判定工程と
を含む、精神疾患判定方法。

【請求項8】
統合失調症の患者であるか否かを判定する精神疾患判定装置における精神疾患判定方法であって、
前記精神疾患判定装置が、眼球運動テストの画像を見る際の被験者の眼球の動きを検出する検出工程と、
前記精神疾患判定装置が、前記検出工程において検出された眼球の動きを分析する分析工程と、
前記精神疾患判定装置が、前記分析工程において求められた2個以上の第1所定数の眼球運動特徴から、健常者と前記統合失調症の患者とを判別するために有効な2個以上の第2所定数の眼球運動特徴を、有意確率に基づいて選択し、前記第2所定数の眼球運動特徴に基づき、前記被験者が前記統合失調症の患者であるか否かを判定する判定工程と
を含む、精神疾患判定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014182369thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close