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無線通信切替方法、無線通信切替装置および無線通信切替プログラム

国内特許コード P200016777
整理番号 5841
掲載日 2020年4月13日
出願番号 特願2017-149463
公開番号 特開2019-029914
出願日 平成29年8月1日(2017.8.1)
公開日 平成31年2月21日(2019.2.21)
発明者
  • 佐々木 元晴
  • 猪又 稔
  • 鷹取 泰司
  • 井口 正人
出願人
  • 日本電信電話株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 無線通信切替方法、無線通信切替装置および無線通信切替プログラム
発明の概要 【課題】 従来、通信障害が生じる前に通信可能な中継局への切り替えや非常系動作への切り替えを適切に行うことが難しいという問題があった。
【解決手段】 三次元空間に拡散する粒子群の予測値に基づいて無線通信システムの通信系統を切り替える無線通信切替方法であって、粒子群の予測値を含む粒子拡散情報を入力するステップと、粒子拡散情報を用いて、粒子群による電波の回折損失および透過損失の推定を行うステップと、回折損失および透過損失の推定結果に基づいて無線通信システムにおける通信障害の発生の有無を判断するステップと、判断の結果に基づいて無線通信システムに対して通信系統の切り替えを指示するステップとを有する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

無線通信システムでは、伝搬路の劣化等による通信障害の発生を極力回避することが求められている。ところが、火山の噴火後に空中に散布される火山灰などの粒子により伝搬路が劣化し、通信障害が生じる場合がある。火山灰などの粒子は、空間的な偏りをもつ状態で空中に分布し、無線通信システムの信号伝送区間において電波強度の減衰が引き起こされ、受信点における信号の劣化や通信断などの通信障害が生じる。このような通信障害を回避するためには、事前に中継局を経由する中継回線などへの切り替えを行う必要がある。ところが、事前切替を行うための適切な判断基準や方法については十分に検討されてこなかった。

従来、火山灰の誘電率に関する調査がなされ、その電気的特性の検討が行われている(例えば、非特許文献1参照)。また、火山の噴火について、火山観測情報(噴煙高度など)をもとに、初期条件として噴出物の総質量や粒径分布を与えることで、気象データ(風向きや風量)を用いて火山灰の拡散情報を予測する従来手法が考えられている(例えば、非特許文献2参照)。

産業上の利用分野

本発明は、伝搬路の劣化前に回線を切り替える無線通信切替方法、無線通信切替装置および無線通信切替プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
三次元空間に拡散する粒子群の予測値に基づいて無線通信システムの通信系統を切り替える無線通信切替方法であって、
前記粒子群の予測値を含む粒子拡散情報を入力するステップと、
前記粒子拡散情報を用いて、前記粒子群による電波の回折損失および透過損失の推定を行うステップと、
前記回折損失および前記透過損失の推定結果に基づいて前記無線通信システムにおける通信障害の発生の有無を判断するステップと、
前記判断の結果に基づいて前記無線通信システムに対して通信系統の切り替えを指示するステップと
を有することを特徴とする無線通信切替方法。

【請求項2】
請求項1に記載の無線通信切替方法において、
前記回折損失は、前記粒子拡散情報に基づいて、送信点と受信点を含む面内において、送信点と前記粒子群の外縁部と受信点との為す角度が最大となる前記粒子群の外縁部を回折点に設定し、前記回折点に対する回折損失として計算される
ことを特徴とする無線通信切替方法。

【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の無線通信切替方法において、
前記透過損失は、前記粒子拡散情報に基づいて、送信点と受信点を結ぶ第一フレネルゾーンにおける粒子の総重量を求め、送信点と受信点との間に前記総重量と同じ重量で換算した単層媒質が存在する場合の透過損失として計算される
ことを特徴とする無線通信切替方法。

【請求項4】
三次元空間に拡散する粒子群の予測値に基づいて無線通信システムの通信系統を切り替える無線通信切替装置であって、
前記粒子群の予測値を含む粒子拡散情報を入力する入力部と、
前記粒子拡散情報を用いて、前記粒子群による電波の回折損失および透過損失の推定を行う推定部と、
前記回折損失および前記透過損失の推定結果に基づいて前記無線通信システムにおける通信障害の発生の有無を判断する判断部と、
前記判断の結果に基づいて前記無線通信システムに対して通信系統の切り替えを指示する指示部と
を有することを特徴とする無線通信切替装置。

【請求項5】
請求項4に記載の無線通信切替装置において、
前記回折損失は、前記粒子拡散情報に基づいて、送信点と受信点を含む面内において、送信点と前記粒子群の外縁部と受信点との為す角度が最大となる前記粒子群の外縁部を回折点に設定し、前記回折点に対する回折損失として計算される
ことを特徴とする無線通信切替装置。

【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載の無線通信切替装置において、
前記透過損失は、前記粒子拡散情報に基づいて、送信点と受信点を結ぶ第一フレネルゾーンにおける粒子の総重量を求め、送信点と受信点との間に前記総重量と同じ重量で換算した単層媒質が存在する場合の透過損失として計算される
ことを特徴とする無線通信切替装置。

【請求項7】
請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の無線通信切替装置が行う処理をコンピュータに実行させる無線通信切替プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017149463thum.jpg
出願権利状態 公開
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