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ラビリンチュラ類の珪藻捕食を利用した有用物質の製造法 新技術説明会

国内特許コード P200016796
整理番号 2015-7
掲載日 2020年4月24日
出願番号 特願2016-177575
公開番号 特開2017-051187
出願日 平成28年9月12日(2016.9.12)
公開日 平成29年3月16日(2017.3.16)
優先権データ
  • 特願2015-178481 (2015.9.10) JP
発明者
  • 本多 大輔
  • 浜本 洋子
出願人
  • 学校法人甲南学園
発明の名称 ラビリンチュラ類の珪藻捕食を利用した有用物質の製造法 新技術説明会
発明の概要 【課題】経済性や効率性に優れたラビリンチュラ類の培養方法、及び、そのような培養方法を利用して、ラビリンチュラ類が産生する有用物質を安価に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】ラビリンチュラ類微生物を珪藻と共に培地中で培養することを含む、ラビリンチュラ類微生物の培養方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

海洋の原生生物ラビリンチュラ類については、ドコサヘキサエン酸(DHA)などの高度不飽和脂肪酸、スクワレンやアスタキサンチンなどの抗酸化色素、セルラーゼなどの分解酵素など、様々な有用物質の生産能力のあることが知られている(非特許文献1~5)。ラビリンチュラ類の培養には、グルコースなどの糖や、ペプトン、酵母エキスなどが用いられており、細菌類が混入するとラビリンチュラ類は増殖できないため、無菌的な環境での培養が必要であった(非特許文献6)。

また、生育状態の良い珪藻類に対するラビリンチュラ類の捕食性については、非特許文献7にのみ報告があるが、この論文では、写真として示された生物がラビリンチュラ類であるという根拠が乏しく、ラビリンチュラ類であっても、Schizochytrium sp.として同定されている。

産業上の利用分野

本発明は、ラビリンチュラ類の新規の培養方法、及びそれを利用してラビリンチュラ類が産生する有用物質を製造する方法、等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ラビリンチュラ類微生物を珪藻と共に培地中で培養することを含む、ラビリンチュラ類微生物の培養方法。

【請求項2】
ラビリンチュラ類微生物が、アプラノキトリウム属、オブロンギキトリウム属、シゾチトリウム属、トラウストキトリウム属、オーランチオキトリウム属、unidentified thraustochytrid 1 (UT1)、unidentified thraustochytrid 2a (UT2a)、及びunidentified thraustochytrid 3c (UT3c)からなる群から選択される属の微生物である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
ラビリンチュラ類微生物が、受領番号FERM AP-22313で表されるアプラノキトリウム属微生物、および受領番号FERM AP-22314で表されるアプラノキトリウム属微生物からなる群から選択される少なくとも1種の微生物またはその変異体を含む、請求項1または2に記載の方法。

【請求項4】
珪藻が、スケレトネマ科の珪藻である、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項5】
培地が、ビタミン類以外の有機物を含有しない培地である、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。

【請求項6】
培養が開放系で行われる、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を行うことにより、ラビリンチュラ類微生物に目的化合物を産生させた後、目的化合物を回収することを含む、目的化合物の製造方法。

【請求項8】
目的化合物が、ドコサヘキサエン酸、エイコペンタエン酸、及びドコサペンタエン酸からなる群から選択されるものである、請求項7に記載の方法。

【請求項9】
請求項1~6のいずれか1項に記載の方法により培養物を得ることを含む、培養物の製造方法。

【請求項10】
培養物がドコサヘキサエン酸及びエイコペンタエン酸を含む、請求項9に記載の方法。

【請求項11】
受領番号FERM AP-22313で表されるアプラノキトリウム属微生物、および受領番号FERM AP-22314で表されるアプラノキトリウム属微生物からなる群から選択される微生物またはその変異体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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