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グラフト型コポリマー、グラフト型コポリマーの製造方法、及びコーティング剤

国内特許コード P200016801
整理番号 5759
掲載日 2020年5月8日
出願番号 特願2017-048565
公開番号 特開2018-150473
出願日 平成29年3月14日(2017.3.14)
公開日 平成30年9月27日(2018.9.27)
発明者
  • 嶋中 博之
  • 村上 賀一
  • 田儀 陽一
  • 菊池 亜美
  • 榊原 圭太
  • 辻井 敬亘
出願人
  • 大日精化工業株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 グラフト型コポリマー、グラフト型コポリマーの製造方法、及びコーティング剤
発明の概要 【課題】官能基として機能しうるカルボキシ基が導入されたグラフト鎖を有する、色材、電子材料、及び機能性材料等として有用なグラフト型コポリマーを提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される構成単位を80質量%以上含有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、50,000~2,000,000であるグラフト型コポリマーである。
(式省略)
(R1及びR2は、メチル基等を示し、Xは、O等を示し、Yは、2価の有機基を示し、nは、任意の繰り返し数を示し、「Polymer A」は、カルボキシ基含有メタクリル酸系モノマーを含むメタクリル酸系モノマーに由来する構成単位を有するポリマーを示す)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

色材、電子材料、及び機能性材料などの分野で用いられるビニル系ポリマーは、スチレンや(メタ)アクリル酸系モノマーなどを使用し、イオン重合、ラジカル重合、及びリビングラジカル重合などの重合方法によって製造される、直鎖型、ブロック型、グラフト型、及び星型のコポリマーである。そして、これらのポリマーには様々な官能基が導入されることが知られている。例えば、架橋反応性、密着性、水可溶性、又はイオン化性などの機能性をポリマーに付与すべく、カルボキシ基などの酸性基が導入されることがある。

ビニル系モノマーを用いて製造されるグラフト型コポリマーは、幹となる主鎖と、この主鎖に結合した枝となる複数のグラフト鎖とを有する、分岐構造を有するポリマーである。このグラフト型コポリマーの製造方法としては、例えば、(1)主鎖であるポリマー成分と、モノマーとを重合して、主鎖からグラフト鎖を伸長させて形成するグラフトフロム法;(2)末端二重結合を有するマクロモノマーと、他のモノマーとを重合するグラフトスルー法;(3)側鎖に官能基を有するポリマーと、この官能基と反応する官能基を片末端に有するポリマーとを反応させるグラフトオントゥー法;などを挙げることができる(特許文献1~3)。

産業上の利用分野

本発明は、カルボキシ基である酸基を有するポリマー鎖を、高質量比で含有する、新規なグラフト型コポリマー及びその製造方法、その用途に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表される構成単位を80質量%以上含有し、
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、50,000~2,000,000であるグラフト型コポリマー。
(式省略)
(前記一般式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基を示し、Xは、O又はNHを示し、Yは、2価の有機基を示し、nは、任意の繰り返し数を示し、「Polymer A」は、カルボキシ基含有メタクリル酸系モノマーを含むメタクリル酸系モノマーに由来する構成単位を90質量%以上有する、酸価が10~300mgKOH/gであるポリマーを示す)

【請求項2】
前記カルボキシ基含有メタクリル酸系モノマーが、メタクリル酸、フタル酸モノ2-(メタクリロイルオキシ)エチル、コハク酸モノ2-(メタクリロイルオキシ)エチル、ヘキサヒドロフタル酸モノ2-(メタクリロイルオキシ)エチル、及びトリメリット酸モノ2-(メタクリロイルオキシ)エチルからなる群より選択される少なくとも一種である請求項1に記載のグラフト型コポリマー。

【請求項3】
請求項1又は2に記載のグラフト型コポリマーの製造方法であって、
下記一般式(2)で表されるモノマーに由来する構成単位(X)を含む「Polymer B」と、カルボキシ基含有メタクリル酸系モノマーを含むメタクリル酸系モノマーを90質量%以上含有するモノマー成分とを、ヨウ化物イオンを生成しうる化合物が存在する条件下で重合する工程を有するグラフト型コポリマーの製造方法。
(式省略)
(前記一般式(2)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基を示し、Xは、O又はNHを示し、Yは、2価の有機基を示し、Zは、塩素原子又は臭素原子を示す)

【請求項4】
請求項1又は2に記載のグラフト型コポリマーを含有するコーティング剤。

【請求項5】
水を含む水性媒体をさらに含有するとともに、
前記グラフト型コポリマーのカルボキシ基がアルカリで中和されている請求項4に記載のコーティング剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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