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多重共鳴用プローブ

国内特許コード P200016823
整理番号 4352
掲載日 2020年5月8日
出願番号 特願2017-222465
公開番号 特開2018-054622
登録番号 特許第6571149号
出願日 平成29年11月20日(2017.11.20)
公開日 平成30年4月5日(2018.4.5)
登録日 令和元年8月16日(2019.8.16)
発明者
  • 近藤 輝幸
  • 青山 安宏
  • 山田 久嗣
  • 亀田 哲郎
  • 木村 祐
  • 杤尾 豪人
  • 白川 昌宏
  • 年光 昭夫
  • 山東 信介
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 多重共鳴用プローブ
発明の概要 【課題】生体内において、神経伝達物質の前駆体としての生理学的活性または薬理学的活性を示し、高い選択性で検出することができる神経伝達物質の前駆体アミノ酸および生体内において、神経伝達物質の前駆体としての生理学的活性または薬理学的活性を示し、生体内における代謝反応の過程を追跡することができ、さらに高い選択性で検出することができる多重共鳴用のプローブを提供する。
【解決手段】式(I):
(式省略)
(式中、R1は、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1~4のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~12のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数3~10の複素環基またはカルボキシル基を示す)で表わされる神経伝達物質の前駆体アミノ酸を有効成分として含有する多重共鳴用のプローブ。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

生体内に存在する化合物は、それぞれ固有の核磁気共鳴(以下、「NMR」ともいう)シグナルを有していることから、前記NMRシグナルを利用するNMR法によれば、生体内における特定の化合物中の核磁気共鳴活性核のNMRシグナルを検出し、当該NMRシグナルの強度を測定することにより、高い定量性でかつ低い侵襲性で、生体内における前記化合物の変化、すなわち、生体内における前記化合物の代謝反応の過程を追跡することができる。前記NMR法は、分子プローブの1H核または13C核を対象とする磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)、磁気共鳴スペクトロスコピーイメージング(MRSI)などに応用されている。しかし、生体内には、1H核または13C核のノイズシグナルを生じる水、脂質などの内在性の化合物が存在しているため、前記MRSおよびMRSIには、分子プローブのNMRシグナルに加えて前記ノイズシグナルまでもが同時に検出されることから、分子プローブのNMRシグナルのみを高い選択性で検出することが困難であるという欠点がある。

そこで、分子プローブのNMRシグナルのみを高い選択性で検出する手法として、19F-NMR法が開発されている。前記19F-NMR法は、例えば、分子プローブとして19Fラベル化L-ドーパを用いて脳内における当該19Fラベル化L-ドーパを検出する方法などに利用されている(例えば、非特許文献1などを参照)。しかし、前記19Fラベル化L-ドーパは、L-ドーパの分子内に9個の19F核が導入された化合物であることから、L-ドーパ本来の生理学的活性または薬理学的活性を失っており、生体内において、代謝されないため、分子プローブとして19Fラベル化L-ドーパを用いる方法には、生体内における当該分子プローブの代謝反応の過程を追跡することができないという欠点がある。

産業上の利用分野

本発明は、多重共鳴用プローブに関する。さらに詳しくは、神経伝達物質に関連する代謝反応の解析、神経伝達物質が関与する疾患の診断を行なうための画像情報の取得などに有用な神経伝達物質の前駆体アミノ酸およびそれを有効成分として含有する多重共鳴用プローブに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
神経伝達物質の前駆体アミノ酸と前記前駆体アミノ酸から代謝反応によって生成された神経伝達物質とを1H-{13C-15N}三重核磁気共鳴法で同時に検出する用途に用いられる多重共鳴用のプローブであって、式(II):
【化1】
(省略)
で表わされるL-ドーパ、式(III):
【化2】
(省略)
で表わされるグルタミン酸および式(VII):
【化3】
(省略)
で表わされるヒスチジンからなる群より選ばれた神経伝達物質の前駆体アミノ酸を有効成分として含有することを特徴とするプローブ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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