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コーティング組成物

国内特許コード P200016825
整理番号 6270
掲載日 2020年5月8日
出願番号 特願2018-160666
公開番号 特開2020-033449
出願日 平成30年8月29日(2018.8.29)
公開日 令和2年3月5日(2020.3.5)
発明者
  • 嶋中 博之
  • 村上 賀一
  • 田儀 陽一
  • 釜林 純
  • 榊原 圭太
  • 辻井 敬亘
出願人
  • 大日精化工業株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 コーティング組成物
発明の概要 【課題】耐久性や、基材に対する密着性などの特性を兼ね備えた塗膜(被膜)を形成可能なコーティング組成物。
【解決手段】ポリマーが、一般式(1)で表される構成単位を80質量%以上含むグラフト型ポリマーで、ポリマーの数平均分子量が、10,000以上1,000,000以下である。
(式省略)
(R1は、水素原子又はメチル基を示し、Xは、O又はNHを示し、R2は、任意の有機基を示し、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、アルキル基、アリール基、又はアシル基を示し、nは、任意の繰り返し数を示し、Polymerは、(メタ)アクリル酸系モノマー等のグラフトモノマーに由来する構成単位を含むグラフト鎖を示す)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

従来、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリアクリルアミド、及びこれらのポリマーを構成するモノマーの共重合体などの様々なビニル系モノマーを構成成分とするポリマーは、塗料、グラビアインキ、インクジェットインクなどの各種基材の表面を被覆する塗膜(被膜)を形成するコーティング組成物に配合される被膜成分として用いられている。このようなコーティング組成物は、例えば、木材、プラスチック、ゴム、金属、陶器、ガラス、皮革等の材料から構成される建物、建材、構造物、自動車、車両、電気機器、精密機器、食品包装、食品容器、家具、電池材料、電子部品、機械部品等の表面保護や、意匠性付与、材質耐久性向上、美観付与、熱伝導性付与、帯電防止性付与、導電性付与、耐汚染性付与、耐腐食性付与等の目的で用いられている。

コーティング組成物に被膜成分として配合されるポリマーとしては、多種多様なものが開発されている。例えば、フッ素原子を含有するビニル系単量体及びシリコーン系マクロモノマーを用いて得られるフッ素系グラフト共重合体(特許文献1)や、皮革用のコーティング剤に配合されるシリコーンアクリルグラフト共重合樹脂(特許文献2)が提案されている。また、アクリル等のポリマーと、官能基を有するポリオレフィンとの反応生成物を含む樹脂(特許文献3)や、ブロック化されたポリフルオロアルキル基を有する枝セグメントが幹セグメントに結合したポリマー(特許文献4)が提案されている。

さらに、パーフルオロ(メタ)アクリレートをモノマー成分とする主鎖と、非フッ素系重合体をモノマー成分とする側鎖とを有するグラフト共重合体(特許文献5)や、パーフルオロ(メタ)アクリレート等からなる重合体で構成される側鎖と、その他のラジカル重合性単量体からなる重合体で構成される主鎖とを有するグラフト共重合体(特許文献6)が提案されている。

産業上の利用分野

本発明は、耐久性及び基材に対する密着性等に優れた塗膜(被膜)を形成することが可能なコーティング組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
溶剤及びポリマーを含有するコーティング組成物であって、
前記ポリマーが、下記一般式(1)で表される構成単位を80質量%以上含むグラフト型ポリマーであり、
前記ポリマーの、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、10,000以上1,000,000以下であるコーティング組成物。
(式省略)
(前記一般式(1)中、R1は、水素原子又はメチル基を示し、Xは、O又はNHを示し、R2は、任意の有機基を示し、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、アルキル基、アリール基、又はアシル基を示すとともに、R3及びR4が結合している炭素原子は第3級炭素原子又は第4級炭素原子であり、nは、任意の繰り返し数を示し、Polymerは、(メタ)アクリル酸系モノマー、(メタ)アクリルアミド系モノマー、芳香族ビニル系モノマー、及び(メタ)アクリロニトリルからなる群より選択される少なくとも一種のグラフトモノマーに由来する構成単位を含むグラフト鎖を示す)

【請求項2】
前記グラフトモノマーが、カルボキシ基、リン酸基、リン酸エステル基、水酸基、グリシジル基、イソシアネート基、ブロック化イソシアネート基、アルコキシシリル基、及び(メタ)アクリロイル基のいずれかの反応性基を有する請求項1に記載のコーティング組成物。

【請求項3】
前記ポリマーが、前記一般式(1)中のPolymerが相互に異なる2種以上の構成単位を含み、
前記2種以上の構成単位が、下記一般式(1-A)で表される構成単位Aと、下記一般式(1-B)で表される構成単位Bと、を含む請求項1に記載のコーティング組成物。
(式省略)
(前記一般式(1-A)中、R1~R4、X、及びnは、前記一般式(1)中のR1~R4、X、及びnと同義であり、Polymer Aは、反応性基を有しない第1のグラフトモノマーに由来する構成単位からなるグラフト鎖を示す)
(式省略)
(前記一般式(1-B)中、R1~R4、X、及びnは、前記一般式(1)中のR1~R4、X、及びnと同義であり、Polymer Bは、カルボキシ基、リン酸基、リン酸エステル基、水酸基、グリシジル基、イソシアネート基、ブロック化イソシアネート基、アルコキシシリル基、及び(メタ)アクリロイル基のいずれかの反応性基を有する第2のグラフトモノマーに由来する構成単位を含むグラフト鎖を示す)

【請求項4】
前記反応性基と反応しうる基を2以上有する架橋剤をさらに含有する請求項2又は3に記載のコーティング組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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