TOP > 国内特許検索 > 核磁気共鳴装置、及び微結晶構造解析方法

核磁気共鳴装置、及び微結晶構造解析方法 NEW 外国出願あり

国内特許コード P200016831
整理番号 6235
掲載日 2020年5月11日
出願番号 特願2018-162723
公開番号 特開2020-034481
出願日 平成30年8月31日(2018.8.31)
公開日 令和2年3月5日(2020.3.5)
発明者
  • 久住 亮介
  • 武田 和行
  • 木村 恒久
  • 門間 啓
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 核磁気共鳴装置、及び微結晶構造解析方法 NEW 外国出願あり
発明の概要 【課題】従来では結晶構造の解析に有効な核磁気共鳴信号を検出できない試料であっても、前記有効な核磁気共鳴信号を検出することができる核磁気共鳴装置及び微結晶構造解析方法を提供する。
【解決手段】静磁場内に配置された試料にパルス状の電磁波を照射して核磁気共鳴を励起し、当該核磁気共鳴によって発生する核磁気共鳴信号を検出する核磁気共鳴装置1は、静磁場を発生させる静磁場源4と、電磁波を照射させるとともに核磁気共鳴信号を検出するための発信受信部5と、前記静磁場内で微結晶3を懸濁させた試料容器2を変速回転させることで時間的に変動する磁場を印加して微結晶3を三次元配向させるように、試料容器2を変速回転させる回転機構10と、試料容器2の変速回転と同期して電磁波を照射させるように発信受信部5を制御する制御部7とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

物体の結晶構造を解析するものとして、MAS(Magic Angle Spinning)法を用いた核磁気共鳴装置(NMR装置)が知られている。この核磁気共鳴装置は、試料を静磁場に対してマジック角度に傾けた状態で、例えば5KHz~20KHzで高速回転させ、回転中の試料に電磁波を照射したときに発生する核磁気共鳴(NMR;Nuclear Magnetic Resonance)信号を検出することで、試料の結晶構造を解析するものである(例えば特許文献1参照)。また、物体の結晶構造を解析するものとして、試料中に懸濁した微結晶に時間的に変動する磁場を印加し、三次元配向(擬単結晶化)させた微結晶にX線を照射して解析を行うX線構造解析装置も知られている(例えば特許文献2参照)。

産業上の利用分野

本発明は、核磁気共鳴装置、及び微結晶構造解析方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
静磁場内に配置された試料にパルス状の電磁波を照射して核磁気共鳴を励起し、当該核磁気共鳴によって発生する核磁気共鳴信号を検出する核磁気共鳴装置であって、
前記静磁場を発生させる静磁場源と、
前記電磁波を照射させるとともに前記核磁気共鳴信号を検出するための発信受信部と、
前記静磁場内で微結晶を懸濁させた前記試料を変速回転させることで、前記試料に時間的に変動する磁場を印加して前記微結晶を三次元配向させる回転機構と、
前記試料の変速回転と同期して前記電磁波を照射させるように前記発信受信部を制御する制御部と、を備える核磁気共鳴装置。

【請求項2】
前記制御部は、前記試料の変速回転と前記電磁波の照射とを同期させるタイミングを調整可能である、請求項1に記載の核磁気共鳴装置。

【請求項3】
前記回転機構は、前記試料を180×n°(nは任意の自然数)回転させるたびに、その回転を一時的に停止させるものである、請求項1又は2に記載の核磁気共鳴装置。

【請求項4】
前記回転機構は、前記試料を前記静磁場の磁場方向に対して垂直方向に延びる回転軸回りに変速回転させるものであり、
前記回転軸を前記磁場方向に対して垂直以外の任意の角度に傾斜させる傾斜機構をさらに備え、
前記制御部は、前記電磁波を前記試料に照射させる直前に、前記回転軸を前記任意の角度に傾斜させるように前記傾斜機構を制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載の核磁気共鳴装置。

【請求項5】
静磁場内で微結晶を懸濁させた試料を変速回転させることで時間的に変動する磁場を印加して前記微結晶を三次元配向させる工程と、
前記試料の変速回転と同期して前記試料にパルス状の電磁波を照射して核磁気共鳴を励起し、当該核磁気共鳴によって発生する核磁気共鳴信号を検出する工程と、を含む微結晶構造解析方法。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2018162723thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close