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生体粒子観察装置および生体粒子観察方法 NEW 外国出願あり

国内特許コード P200016835
整理番号 6211
掲載日 2020年5月11日
出願番号 特願2018-111342
公開番号 特開2019-213469
出願日 平成30年6月11日(2018.6.11)
公開日 令和元年12月19日(2019.12.19)
発明者
  • 満仲 健
  • 小川 雄一
出願人
  • シャープ株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 生体粒子観察装置および生体粒子観察方法 NEW 外国出願あり
発明の概要 【課題】生体粒子へのダメージを軽減し、単一の生体粒子を観察し易くする。
【解決手段】生体粒子観察装置(101)は、生体粒子(106)に誘電泳動力を作用させるための第一の信号を出力する誘電泳動電極(104)と、生体粒子(106)と、溶液(102)とのインピーダンス差を検知するためのセンサ電極(105)と、検知したインピーダンス差が一定となるように第一の信号を制御する制御回路(110)と、を備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

生体粒子の一つである細胞は、大きく分けて細胞培養における存在形態により、培養容器に付着し増殖する接着性細胞と呼ぶものと、培地内で浮遊した状態で増殖する浮遊性細胞と呼ぶものに分類される。

造血細胞に代表される浮遊性細胞に対し、成長パターンの追跡を行う目的で、顕微鏡を用いて観察するには、所定位置に観察対象物を固定する必要がある。浮遊性細胞を顕微鏡で観察するためには、培地内から浮遊細胞をディッシュ等に取り分けて観察する方法が考えられるが、培養や顕微鏡観察を長時間行うためには、浮遊状態が保たれないため細胞へのダメージが大きい。

一方、浮遊細胞を固定化するための提案として、図7に示すように、溶液203中の細胞200の表面との親和性が良いタンパク質やポリマー等の固定化剤201を形成することで、細胞表面とディッシュ202等とを固定化する方法が知られている。細胞200の細胞壁がディッシュ202等の底面に直接接着しないため、長時間の培養や観察を行っても浮遊状態が保たれる。カバーガラスなどの蓋204越しに観察する。上記した構成は、細胞へのダメージは少ないことが予想される。例えば特許文献1では、固定化剤201が、ホスホリルコリン類似基およびヒドラジド基を有することを特徴とする方法が提案されている。この方法では、予めディッシュ等に浮遊細胞を固定化するタンパク質を修飾させておき、浮遊細胞の表面と結合・混合させて固定化する。これにより、細胞200の表面とディッシュ202等とを固定化することができる。

産業上の利用分野

本発明は、液中の微小な生体粒子の観察に用いる生体粒子観察装置および生体粒子観察方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
液中の生体粒子の観察に用いる生体粒子観察装置であって、
前記生体粒子に誘電泳動力を作用させるための第一の信号を出力する誘電泳動電極と、
前記生体粒子と、前記液とのインピーダンス差を検知するためのセンサ電極と、
検知した前記インピーダンス差が一定となるように前記第一の信号を制御する制御回路と、を備えることを特徴とする生体粒子観察装置。

【請求項2】
前記制御回路は、前記第一の信号の振幅または周波数を制御することを特徴とする請求項1に記載の生体粒子観察装置。

【請求項3】
前記誘電泳動電極は、前記センサ電極を中心に当該センサ電極の周囲を円形または多角形で囲む形状を有し、前記生体粒子に対し、前記第一の信号として、負の誘電泳動力となる信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の生体粒子観察装置。

【請求項4】
前記誘電泳動電極は、前記センサ電極を中心に当該センサ電極の周囲を囲むように配置された複数の電極により構成され、前記生体粒子に対し、前記第一の信号として、負の誘電泳動力となる信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の生体粒子観察装置。

【請求項5】
前記センサ電極は、単電極または差動電極であることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置。

【請求項6】
前記センサ電極は、スイッチと接続されており、当該スイッチを介して、前記インピーダンス差を検知する機能と、前記生体粒子に対し、正の誘電泳動力となる信号を出力する機能とを切り替えることが可能となっていることを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置。

【請求項7】
前記センサ電極から正の誘電泳動力となる第二の信号を出力することを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置。

【請求項8】
前記生体粒子が所定位置に留まっている様子を、外部から観察することができる顕微鏡を備えていることを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置。

【請求項9】
前記生体粒子が流入されるマイクロ流体路を備えていることを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置。

【請求項10】
請求項1から9までの何れか1項に記載の生体粒子観察装置によって、前記生体粒子を前記液中の所定位置に留め、
顕微鏡を介して、前記生体粒子が前記所定位置に留まっている様子を、外部から観察することを特徴とする生体粒子観察方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018111342thum.jpg
出願権利状態 公開
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