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慢性脂肪性疾患の予防および治療用医薬 NEW

国内特許コード P200016940
整理番号 OU-0375
掲載日 2020年6月11日
出願番号 特願2018-073305
公開番号 特開2019-182764
出願日 平成30年4月5日(2018.4.5)
公開日 令和元年10月24日(2019.10.24)
出願人
  • 国立大学法人大分大学
発明の名称 慢性脂肪性疾患の予防および治療用医薬 NEW
発明の概要 【課題】ニンテダニブによって、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する抗線維化作用をもたらすこと。
【解決手段】本明細書中に記載の式Iの化学構造式を有し、慢性脂肪肝疾患を予防、改善または治療するための組成物が提供される。本発明の組成物は、生活習慣に関連した炎症性の疾患の予防、改善または治療に有用である。さらに、本発明の組成物は、非アルコール性疾患、より好ましくは非アルコール性脂肪肝(NAFL)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の予防、改善または治療に有用である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、慢性脂肪性疾患の代表的な疾患として知られている。現在ではNASHは、肝臓の線維化の原因として認識されており、この疾患は、肝硬変および肝細胞がんへと進行する可能性があるといわれている。

ニンテダニブ(NTN)は、経口利用可能な、抗血管新生および抗腫瘍活性を有するインドリノン由来の受容体チロシンキナーゼ(RTK)の阻害剤である。NTNは、臨床では、特発性肺線維症の処置に使用されている。

慢性脂肪性疾患の代表例として知られる非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、患者数が多いため、公衆衛生における重要な課題である。その中で、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、特定のパターンの脂肪変性、炎症の変化、肝細胞の損傷を特徴とする、より進行した状態のNAFLDであると定義され、自覚症状を伴わずに肝臓の損傷を進行させ、肝臓の線維化および肝硬変を誘導し、さらに肝細胞がんの原因ともなると指摘されている。
産業上の利用分野 本発明は、慢性脂肪性疾患の予防および治療用医薬に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
慢性脂肪肝疾患を予防、改善または治療するための組成物であって、該組成物は、6位で置換された一般式
【化1】
(省略)
〔式中、
Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、
R1は水素原子又はプロドラッグ化に用いる基を表し、
R2はカルボキシ基、直鎖又は分枝C1-6-アルコキシカルボニル基、C4-7-シクロアルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニル基、
直鎖又は分枝C1-6-アルコキシカルボニル基(これはそのアルキル部分中でフェニル基、ヘテロアリール基、カルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノ-カルボニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基により末端で置換されている)、
直鎖又は分枝C2-6-アルコキシカルボニル基(これはそのアルキル部分中で塩素原子又はヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により末端で置換されている)、
アミノカルボニル基もしくはメチルアミノカルボニル基、必要によりエチル基の2位でヒドロキシ基もしくはC1-3-アルコキシ基により置換されていてもよいエチルアミノカルボニル基を表し、又は
R4がアミノスルホニル-フェニル基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノカルボニル-フェニル基を表さない場合、それはまたジ-(C1-2-アルキル)-アミノカルボニル基を表してもよく、
R3は水素原子、C1-6-アルキル基、C3-7-シクロアルキル基、トリフルオロメチル基又はヘテロアリール基、
フェニル基もしくはナフチル基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、トリフルオロメチル基、C1-3-アルキル基又はC1-3-アルコキシ基により一置換又は二置換されたフェニル基又はナフチル基(二置換の場合、置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記未置換フェニル基及びナフチル基並びに一置換及び二置換フェニル基及びナフチル基は更に
ヒドロキシ基、ヒドロキシ-C1-3-アルキル基又はC1-3-アルコキシ-C1-3-アルキル基、
シアノ基、カルボキシ基、カルボキシ-C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノ-カルボニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、
ニトロ基、
アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基又はアミノ-C1-3-ア
ルキル基、
C1-3-アルキルカルボニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルキルカルボニルアミノ基、C1-3-アルキルカルボニルアミノ-C1-3-アルキル基、N-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルキルカルボニルアミノ-C1-3-アルキル基、C1-3-アルキルスルホニルアミノ基、C1-3-アルキルスルホニルアミノ-C1-3-アルキル基、N-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルキルスルホニルアミノ-C1-3-アルキル基又はアリール-C1-3-アルキルスルホニルアミノ基、
シクロアルキルアミノ基、シクロアルキレンイミノ基、シクロアルキレンイミノカルボニル基、シクロアルキレンイミノ-C1-3-アルキル基、シクロアルキレンイミノカルボニル-C1-3-アルキル基又はシクロアルキレンイミノスルホニル-C1-3-アルキル基(それぞれの場合に4~7環員を有する)(それぞれの場合、6員又は7員シクロアルキレンイミノ基の4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、-NH基又は-N(C1-3-アルキル)基により置換されていてもよい)、又は
ヘテロアリール基又はヘテロアリール-C1-3-アルキル基により置換されていてもよい)
を表し、
R4はC3-7-シクロアルキル基(6員又は7員シクロアルキル基の4位のメチレン基はアミノ基、C1-3-アルキルアミノ基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよく、又は-NH基もしくは-N(C1-3-アルキル)基により置換されていてもよい)、又は
基R6により置換されたフェニル基〔これは更にフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、C1-5-アルキル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、カルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノ基、アセチルアミノ基、C1-3-アルキル-スルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキル-アミノカルボニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、アミノスルホニル基、C1-3-アルキル-アミノスルホニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノスルホニル基、ニトロ基又はシアノ基により一置換又は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また
R6は水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、
シアノ基、ニトロ基、アミノ基、C1-5-アルキル基、C3-7-シクロアルキル基、トリフルオロメチル基、フェニル基、テトラゾリル基又はヘテロアリール基、

【化2】
(省略)
(式中、窒素原子に結合された水素原子はそれぞれの場合に互いに独立にC1-3-アルキル基により置換されていてもよい)
の基、
C1-3-アルコキシ基、C1-3-アルコキシ-C1-3-アルコキシ基、フェニル-C1-3-アルコキシ基、アミノ-C2-3-アルコキシ基、C1-3-アルキルアミノ-C2-3-アルコキシ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ-C2-3-アルコキシ基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ-C2-3-アルコキシ基、N-(C1-3-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキルアミノ-C2-3-アルコキシ基、C5-7-シクロアルキレンイミノ-C2-3-アルコキシ基又はC1-3-アルキルメルカプト基、
カルボキシ基、C1-4-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノ-カルボニル基、N-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノカルボニル基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ-カルボニル基、N-(C1-3-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキルアミノ-カルボニル基、ピペラジノカルボニル基又はN-(C1-3-アルキル)-ピペラジノカルボニル基、
C1-3-アルキルアミノカルボニル基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノカルボニル基(アルキル部分はカルボキシ基もしくはC1-3-アルコキシカルボニル基により置換され、又はその2位もしくは3位でジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくは4~7員シクロアルキレンイミノ基により置換されている)、
C3-7-シクロアルキルカルボニル基(6員又は7員シクロアルキル部分の4位のメチレン基はアミノ基、C1-3-アルキルアミノ基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよく、又は-NH基もしくは-N(C1-3-アルキル)基により置換されていてもよい)、
4~7員シクロアルキレンイミノ基(そのイミノ基に結合されたメチレン基はカルボニル基もしくはスルホニル基により置換されていてもよく、又は
そのシクロアルキレン部分はフェニル環に縮合されていてもよく、又は
1個又は2個の水素原子がそれぞれC1-3-アルキル基により置換されていてもよく、かつ/又は
それぞれの場合に、6員又は7員シクロアルキレンイミノ基の4位のメチレン基はカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノカルボニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ基又はN-(C1-3-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキルアミノ基により置換されていてもよく、又は
酸素原子もしくは硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、-NH基、-N(C1-3-アルキル)基、-N(フェニル)基、-N(C1-3-アルキルカルボニル)基又は-N(ベンゾイル)基により置換されていてもよい)、
基R7により置換されたC1-4-アルキル基(R7はC3-7-シクロアルキル基(6員又は7員シクロアルキル基の4位のメチレン基はアミノ基、C1-3-アルキルアミノ基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよく、又は-NH基もしくは-N(C1-3-アルキル)基により置換されていてもよく、又は
5~7員シクロアルキル基中で、-(CH2)2基は-CO-NH基により置換されていてもよく、-(CH2)3基は-NH-CO-NH基もしくは-CO-NH-CO基により置換されていてもよく、又は-(CH2)4基は-NH-CO-NH-CO基により置換されていてもよく、それぞれの場合に、窒素原子に結合された水素原子はC1-3-アルキル基により置換されていてもよい)、
アリール基又はヘテロアリール基、
ヒドロキシ基又はC1-3-アルコキシ基、
アミノ基、C1-7-アルキルアミノ基、ジ-(C1-7-アルキル)-アミノ基、フェニルアミノ基、N-フェニル-C1-3-アルキル-アミノ基、フェニル-C1-3-アルキル-アミノ基、N-(C1-3-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキルアミノ基又はジ-(フェニル-C1-3-アルキル)-アミノ基、
ω-ヒドロキシ-C2-3-アルキル-アミノ基、N-(C1-3-アルキル)-ω-ヒドロキシ-C2-3-アルキル-アミノ基、ジ-(ω-ヒドロキシ-C2-3-アルキル)-アミノ基、ジ-(ω-(C1-3-アルコキシ)-C2-3-アルキル)-アミノ基又はN-(ジオキソラン-2-イル)-C1-3-アルキル-アミノ基、
C1-3-アルキルカルボニルアミノ-C2-3-アルキル-アミノ基又はC1-3-アルキルカルボニルアミノ-C2-3-アルキル-N-(C1-3-アルキル)-アミノ基、
C1-3-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルキル-スルホニルアミノ基、C1-3-アルキルスルホニルアミノ-C2-3-アルキル-アミノ基又はC1-3-アルキルスルホニルアミノ-C2-3-アルキル-N-(C1-3-アルキル)-アミノ基、
ヒドロキシカルボニルC1-3-アルキルアミノ基又はN-(C1-3-アルキル)-ヒドロキシカルボニルC1-3-アルキル-アミノ基、
グアニジノ基(1個又は2個の水素原子がそれぞれC1-3-アルキル基により置換されて
いてもよい)、
式-N(R8)-CO-(CH2)n-R9 (II)
の基
(式中、
R8は水素原子又はC1-3-アルキル基を表し、
nは数0、1、2又は3の一つを表し、かつ
R9はアミノ基、C1-4-アルキルアミノ基、ジ-(C1-4-アルキル)-アミノ基、フェニルアミノ基、N-(C1-4-アルキル)-フェニルアミノ基、ベンジルアミノ基、N-(C1-4-アルキル)-ベンジルアミノ基又はC1-4-アルコキシ基、4~7員シクロアルキレンイミノ基(それぞれの場合に6員又は7員シクロアルキレンイミノ基の4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、-NH基、-N(C1-3-アルキル)基、-N(フェニル)基、-N(C1-3-アルキルカルボニル)基又は-N(ベンゾイル)基により置換されていてもよい)を表し、又は、nが数1、2又は3の一つを表す場合、それはまた水素原子を表してもよい)、
式-N(R10)-(CH2)m-(CO)o-R11 (III)
の基
(式中、
R10は水素原子、C1-3-アルキル基、C1-3-アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、フェニル-C1-3-アルキルカルボニル基、C1-3-アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基又はフェニル-C1-3-アルキルスルホニル基を表し、
mは数1、2、3又は4の一つを表し、
oは数1を表し、又は、mが数2、3又は4の一つを表す場合には、oはまた数0を表してもよく、かつ
R11はアミノ基、C1-4-アルキルアミノ基、ジ-(C1-4-アルキル)-アミノ基、フェニルアミノ基、N-(C1-4-アルキル)-フェニルアミノ基、ベンジルアミノ基、N-(C1-4-アルキル)-ベンジルアミノ基、C1-4-アルコキシ基もしくはC1-3-アルコキシ-C1-3-アルコキシ基、ジ-(C1-4-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキルアミノ基(必要により1位でC1-3-アルキル基により置換されていてもよい)又は4~7員シクロアルキレンイミノ基(そのシクロアルキレン部分はフェニル環に縮合されていてもよく、又はそれぞれの場合に、6員もしくは7員シクロアルキレンイミノ基の4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、-NH基、-N(C1-3-アルキル)基、-N(フェニル)基、-N(C1-3-アルキルカルボニル)基又は-N(ベンゾイル)基により置換されていてもよい)を表す)
C4-7-シクロアルキルアミノ基、C4-7-シクロアルキル-C1-3-アルキルアミノ基又はC4-7-シクロアルケニルアミノ基(その環の1位は二重結合中に含まれておらず、また上記の基はそれぞれ更にアミノ窒素原子の位置でC5-7-シクロアルキル基、C2-4-アルケニル基又はC1-4-アルキル基により置換されていてもよい)、
4~7員シクロアルキレンイミノ基(そのシクロアルキレン部分はフェニル基又はオキサゾロ基、イミダゾロ基、チアゾロ基、ピリジノ基、ピラジノ基もしくはピリミジノ基(必要によりフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、ニトロ基、C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ基又はアミノ基により置換されていてもよい)に縮合されていてもよく、かつ/又は
1個又は2個の水素原子がそれぞれC1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基又はフェニル基により置換されていてもよく、かつ/又は
5員シクロアルキレンイミノ基の3位のメチレン基がヒドロキシ基、ヒドロキシ-C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ基又はC1-3-アルコキシ-C1-3-アルキル基により置換されていてもよく、
6員又は7員シクロアルキレンイミノ基の3位又は4位のメチレン基がそれぞれの場合にヒドロキシ基、ヒドロキシ-C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ基、C1-3-アルコキシ-C1-3-アルキル基、カルボキシ基、C1-4-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノカルボニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、フェニル-
C1-3-アルキルアミノ基又はN-(C1-3-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキル-アミノ基により置換されていてもよく、又は
酸素原子もしくは硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、-NH基、-N(C1-3-アルキル-)基、-N(フェニル)基、-N(フェニル-C1-3-アルキル-)基、-N(C1-3-アルキルカルボニル)基、-N(C1-4-ヒドロキシカルボニル)基、-N(C1-4-アルコキシカルボニル)基、-N(ベンゾイル-)基又は-N(フェニル-C1-3-アルキルカルボニル)基により置換されていてもよく、
シクロアルキレンイミノ基のイミノ窒素原子に結合されたメチレン基はカルボニル基もしくはスルホニル基により置換されていてもよく、又は5~7員単環式シクロアルキレンイミノ基もしくはフェニル基に縮合されたシクロアルキレンイミノ基中で、イミノ窒素原子に結合された二つのメチレン基はそれぞれカルボニル基により置換されていてもよい)
を表す)を表し、又は
R6はC1-4-アルキル基(これはカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノカルボニル基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基又は4~7員シクロアルキレンイミノカルボニル基により置換されている)、
N-(C1-3-アルキル)-C2-4-アシルアミノ基(これはそのアルキル部分中でカルボキシ基又はC1-3-アルコキシカルボニル基により更に置換されている)、
式-N(R12)-CO-(CH2)p-R13 (IV)
の基
(式中、
R12は水素原子、C1-6-アルキル基もしくはC3-7-シクロアルキル基又はC1-3-アルキル基(末端でフェニル基、ヘテロアリール基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノカルボニル基、C1-4-アルキルアミノ-カルボニル基、ジ-(C1-4-アルキル)-アミノ-カルボニル基、C1-3-アルキルカルボニル基、C1-3-アルキル-スルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルキル-スルホニルアミノ基、C1-3-アルキル-アミノスルホニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノスルホニル基により置換されている)を表し、かつ
pは数0、1、2又は3の一つを表し、かつ
R13は上記の基R7を意味し、又は、pが数1、2又は3の一つを表す場合には、それはまた水素原子を表してもよい)、
式-N(R14)-(CH2)q-(CO)r-R15 (V)
の基
(式中、
R14は水素原子、C1-4-アルキル基、C1-3-アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、フェニル-C1-3-アルキルカルボニル基、ヘテロアリールカルボニル基、ヘテロアリール-C1-3-アルキルカルボニル基、C1-4-アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、フェニル-C1-3-アルキルスルホニル基、ヘテロアリールスルホニル基又はヘテロアリール-C1-3-アルキル-スルホニル基を表し、
qは数1、2、3又は4の一つを表し、
rは数1を表し、又は、qが数2、3又は4の一つである場合には、それはまた数0を表してもよく、かつ
R15は上記の基R7を意味する)、
式-N(R16)-SO2-R17 (VI)
の基
(式中、
R16は水素原子又はC1-4-アルキル基(必要により末端でシアノ基、トリフルオロメチル-カルボニルアミノ基又はN-(C1-3-アルキル)-トリフルオロメチル-カルボニルアミノ基により置換されていてもよい)を表し、かつ
R17はC1-3-アルキル基を表す)、
ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキルカルボニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキル-スルホニル基及びジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル-C1-3-アルキ
ル基により置換されたアミノ基、又は
N-(C1-3-アルキル)-C1-5-アルキルスルホニルアミノ基又はN-(C1-3-アルキル)-フェニルスルホニルアミノ基(そのアルキル部分は更にシアノ基又はカルボキシ基により置換されている)
を表し、
R6に記載された基中に含まれた全ての単結合され、又は縮合されたフェニル基はフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、C1-5-アルキル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、カルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、C1-4-アルキルアミノ-カルボニル基、ジ-(C1-4-アルキル)-アミノ-カルボニル基、アミノスルホニル基、C1-3-アルキル-アミノスルホニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノスルホニル基、C1-3-アルキル-スルホニルアミノ基、ニトロ基又はシアノ基により一置換又は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、又はフェニル基の2個の隣接水素原子はメチレンジオキシ基により置換されていてもよい〕を表し、かつ
R5は水素原子又はC1-3-アルキル基を表し、
アリール基は必要によりフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキル基又はC1-3-アルコキシ基により一置換又は二置換されていてもよいフェニル基又はナフチル基を意味し、
ヘテロアリール基は必要により炭素骨格中でC1-3-アルキル基により置換されていてもよい単環式5員又は6員ヘテロアリール基を意味し、
その6員ヘテロアリール基は1個、2個又は3個の窒素原子を含み、また
その5員ヘテロアリール基は必要によりC1-3-アルキル基又はフェニル-C1-3-アルキル基により置換されていてもよいイミノ基、酸素原子又は硫黄原子又は
必要によりC1-3-アルキル基又はフェニル-C1-3-アルキル基により置換されていてもよいイミノ基又は酸素原子もしくは硫黄原子及び更に窒素原子又は
必要によりC1-3-アルキル基又はフェニル-C1-3-アルキル基により置換されていてもよいイミノ基及び2個の窒素原子を含み、
更に、フェニル環は2個の隣接炭素原子を介して上記単環式複素環基に縮合されてもよく、またその結合は窒素原子を介して、又は複素環部分の炭素原子もしくは縮合フェニル環を介して起こり、
上記のアルキル基及びアルコキシ基中又は式Iの先に定義された基中に含まれたアルキル部分中の水素原子の一部又は全部はフッ素原子により置換されていてもよく、また
存在するカルボキシ基の水素原子又は窒素原子に結合された水素原子はそれぞれin vivoで開裂し得る基により置換されていてもよい〕
のインドリノン、これらの互変異性体、ジアステレオマー、鏡像体、これらの混合物及びこれらの塩を含む、組成物。

【請求項2】
前記慢性脂肪肝疾患は、炎症性疾患である、請求項1に記載の組成物。

【請求項3】
前記慢性脂肪肝疾患は、非ウイルス性である、請求項1または2に記載の組成物。

【請求項4】
前記慢性脂肪肝疾患は非アルコール性の疾患である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項5】
前記慢性脂肪肝疾患は非アルコール性脂肪肝(NAFL)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を含む請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項6】
前記慢性脂肪肝疾患は非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を含む請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項7】
前記慢性脂肪肝疾患は非アルコール性脂肪肝炎(NASH)のMatteoni分類のType4を含む請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項8】
前記予防、改善または治療は、肝臓の線維化の予防、改善または治療を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項9】
前記予防、改善または治療は、前記慢性脂肪肝疾患の予防または早期の段階での改善若しくは治療である、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項10】
前記組成物は経口投与されることを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
出願権利状態 公開
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