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ストレス耐性付与組成物、ストレス耐性付与方法、ストレス耐性体内増殖方法、及びストレス評価方法

国内特許コード P200017040
整理番号 (S2018-0654-N0)
掲載日 2020年7月28日
出願番号 特願2019-193677
公開番号 特開2020-075913
出願日 令和元年10月24日(2019.10.24)
公開日 令和2年5月21日(2020.5.21)
優先権データ
  • 特願2018-208265 (2018.11.5) JP
発明者
  • 早川 洋一
出願人
  • 国立大学法人佐賀大学
発明の名称 ストレス耐性付与組成物、ストレス耐性付与方法、ストレス耐性体内増殖方法、及びストレス評価方法
発明の概要 【課題】 哺乳類に対して耐ストレス性を付与する組成物及びその関連する用途を提供する。
【解決手段】 ストレス耐性付与組成物は、哺乳類にストレス耐性を付与するためのストレス耐性付与組成物であって、N-アセチルチロシン化合物及び/又はその類縁体を含む。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

従来から、ヒトをはじめとする哺乳類が、外部から各種ストレスを受けることによって、健康・美容に悪影響を受けることが各分野から報告されている。ストレスとしては、熱ストレスや、農薬や溶剤等の化学薬品に接触・吸収することによる薬剤ストレスなどが挙げられる。

このようなストレスを低減する物質があれば、ヒトにおける健康・美容を大幅に増進することができると考えられ、医薬やサプリメントとしての利用を目指す薬品、健康食品、美容品製造関連の企業にとって、非常に関心が高いものとなる。また、犬や猫などのペット動物においても、ストレスを低減することによって、健康的な状態が維持されて、商品価値を高めることも可能となる。しかし、そのような物質はこれまでのところ知られていない。

例えば、従来では、アワヨトウ幼虫やカイコ成虫などを対象とした昆虫類を対象としたストレス低減物質は知られているが(特許文献1参照)、一般論として、昆虫類と哺乳類では、根本的にストレス発現のメカニズムが全く異なるために、ある物質が昆虫類に作用するからといって、その物質がそのまま哺乳類に同じ作用をするものではない。例えば、遺伝子レベルで、抗酸化酵素をはじめ様々な抗ストレス作用に関与する生理活性タンパク質の発現調節を司る転写調節因子FoxO(フォークヘッドボックス、クラスO)を例に挙げると、昆虫であるショウジョウバエは1種類しか保有していないのに対して、哺乳類であるヒトでは、4種類(FoxO1a、FoxO3a、FoxO4、FoxO6)も保有していることから全く異なる遺伝子発現調節機構を有する可能性が明確に顕れる。

産業上の利用分野

本発明は、対象生物のストレス耐性を付与するストレス耐性付与組成物に関し、特に、哺乳類にストレス耐性を付与するためのストレス耐性付与組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
哺乳類にストレス耐性を付与するためのストレス耐性付与組成物であって、
N-アセチルチロシン化合物及び/又はその類縁体を含むことを特徴とする
ストレス耐性付与組成物。

【請求項2】
請求項1に記載のストレス耐性付与組成物において、
前記ストレス耐性が、温度抵抗性、薬剤抵抗性、感染抵抗性、寄生抵抗性、傷害抵抗性、及び精神的ストレス抵抗性から成る群より選択される少なくとも1つの抵抗性であることを特徴とする
ストレス耐性付与組成物。

【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のストレス耐性付与組成物において、
前記ストレス耐性が、抗酸化酵素の活性を制御することによって付与されることを特徴とする
ストレス耐性付与組成物。

【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれかに記載のストレス耐性付与組成物において、
哺乳類に投与開始後、所定時間放置することを特徴とする
ストレス耐性付与組成物。

【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれかに記載のストレス耐性付与組成物を含有する食品組成物であって、
サプリメント、健康補助食品、栄養機能食品、機能性表示食品、特別用途食品、特定保健用食品、栄養補助食品、麻酔液、又は飲料であることを特徴とする
食品組成物。

【請求項6】
請求項1~請求項4のいずれかに記載のストレス耐性付与組成物として哺乳類中のN-アセチルチロシン化合物及び/又はその類縁体を、前記哺乳類の体内で増加させて、ストレス耐性を増殖させるストレス耐性体内増殖方法であって、
前記哺乳類にストレスを付加するストレス付加工程を含むことを特徴とする
ストレス耐性体内増殖方法。

【請求項7】
請求項1~請求項4のいずれかに記載のストレス耐性付与組成物の含有量として前記哺乳類中のN-アセチルチロシン化合物及び/又はその類縁体の含有量を測定する測定工程と、
前記含有量に基づいて、前記哺乳類が受けているストレスの度合いを評価する評価工程を含むことを特徴とする
ストレス評価方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2019193677thum.jpg
出願権利状態 公開
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