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扁平状鉄粒子及びその製造方法 UPDATE

国内特許コード P200017045
整理番号 S2018-1030-N0
掲載日 2020年7月28日
出願番号 特願2018-203468
公開番号 特開2020-070459
出願日 平成30年10月30日(2018.10.30)
公開日 令和2年5月7日(2020.5.7)
発明者
  • 本塚 智
  • 佐藤 尚
出願人
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
  • 国立大学法人名古屋工業大学
発明の名称 扁平状鉄粒子及びその製造方法 UPDATE
発明の概要 【課題】結晶配向性が高く、かつ局所方位差が小さく、安定した集合組織を有する、磁気特性に優れた扁平状鉄粒子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】扁平状鉄粒子は、X線回折において(110)面のピーク強度Aと(001)面のピーク強度Bとのピーク強度比B/Aが8以上であり、かつ、結晶方位解析において局所方位差が1度以下の領域が20%以上である集合組織を有する。扁平状鉄粒子の製造方法は、潤滑剤を用いて鉄粒子を粉砕する粉砕工程と、扁平状に粉砕した前記鉄粒子を焼鈍する焼鈍工程と、を有する。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要

従来、モータのコアやリアクトル等の電磁気応用製品に用いられる軟磁性材料等の金属材料が知られている。金属材料においては、その機能の向上のため、集合組織(texture又はcrystal textureとも呼称される)の制御が行われる。例えば、特許文献1には、金属粒子を含む金属粉を粉砕加工等のメカノケミカル処理することにより、結晶方位を所定の方向に制御した集合組織を有する扁平金属粒子の製造方法が開示されている。

産業上の利用分野

本発明は、扁平状鉄粒子及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
扁平状鉄粒子であって、
X線回折において(110)面のピーク強度Aと(001)面のピーク強度Bとのピーク強度比B/Aが8以上であり、かつ、結晶方位解析において局所方位差が1度以下の領域が20%以上である集合組織を有する、扁平状鉄粒子。

【請求項2】
X線回折において前記ピーク強度比B/Aが9以上である、請求項1に記載の扁平状鉄粒子。

【請求項3】
前記扁平状鉄粒子の厚さが0.1μm以上20μm以下である、請求項1又は2に記載の扁平状鉄粒子。

【請求項4】
前記扁平状鉄粒子の厚さをt、前記扁平状鉄粒子の厚さ方向と直交する方向における径をdとした場合、前記扁平状鉄粒子のアスペクト比d/tが10以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の扁平状鉄粒子。

【請求項5】
扁平状鉄粒子の製造方法であって、
潤滑剤を用いて鉄粒子を粉砕する粉砕工程と、
扁平状に粉砕した前記鉄粒子を焼鈍する焼鈍工程と、を有する、扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項6】
前記潤滑剤は、層状化合物からなる潤滑物質を含む、請求項5に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項7】
前記層状化合物からなる潤滑物質は、窒化ホウ素及び二硫化モリブデンのうち少なくとも一方を含む、請求項6に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項8】
前記焼鈍工程では、扁平状に粉砕した前記鉄粒子を前記鉄粒子の回復・再結晶温度以上の温度で焼鈍する、請求項5~7のいずれか1項に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項9】
前記扁平状鉄粒子は、X線回折において(110)面のピーク強度Aと(001)面のピーク強度Bとのピーク強度比B/Aが8以上であり、かつ、結晶方位解析において局所方位差が1度以下の領域が20%以上である集合組織を有する、請求項5~8のいずれか1項に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項10】
前記扁平状鉄粒子は、X線回折において前記ピーク強度比B/Aが9以上である、請求項9に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項11】
前記扁平状鉄粒子の厚さが0.1μm以上20μm以下である、請求項5~10のいずれか1項に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。

【請求項12】
前記扁平状鉄粒子の厚さをt、前記扁平状鉄粒子の厚さ方向と直交する方向における径をdとした場合、前記扁平状鉄粒子のアスペクト比d/tが10以上である、請求項5~11のいずれか1項に記載の扁平状鉄粒子の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018203468thum.jpg
出願権利状態 公開
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