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AUXILIARY DIAGNOSTIC METHOD FOR MCI AND DEMENTIA USING BLOOD SAMPLES UPDATE_EN

Patent code P200017051
File No. S2018-1003-N0
Posted date Jul 28, 2020
Application number P2018-177844
Publication number P2020-051749A
Date of filing Sep 21, 2018
Date of publication of application Apr 2, 2020
Inventor
  • (In Japanese)西村 正樹
  • (In Japanese)池内 健
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人滋賀医科大学
  • (In Japanese)国立大学法人新潟大学
Title AUXILIARY DIAGNOSTIC METHOD FOR MCI AND DEMENTIA USING BLOOD SAMPLES UPDATE_EN
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for assisting diagnosis of MCI and/or dementia using a new biomarker effective for MCI and dementia.
SOLUTION: A method for assisting diagnosis of MCI and/or dementia comprising the following steps: (1) a step of measuring an amount of ILEI (interleukin-like epithelial-mesenchymal transition inducer) in blood collected from a test subject; and (2) a step of predicting MCI and/or dementia when the measurement value obtained in the step (1) is lower than the normal value of the amount of ILEI in blood.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

アルツハイマー病は、初老期から老年期に起こる進行性の認知症を特徴とする疾患であり、現在、国内の患者数は460万人以上と言われている。さらに今後、人口の高齢化に伴いその数は確実に増加すると予想される。アルツハイマー病の研究の進歩により、根本的治療薬開発が精力的に進められている。これらの新規薬剤を用いてアルツハイマー病治療を行うためには、アルツハイマー病を早期に且つ正確に診断する非侵襲的方法が不可欠である。

アルツハイマー病の臨床症状は、記憶障害、高次脳機能障害(失語、失行、失認、構成失行)等である。その症状は他の認知症疾患でも共通して見られることが多く、臨床症状だけでアルツハイマー病と確定診断することは極めて困難である。

また、認知症の前段階にあるのがMCI (Mild Cognitive Impairment)(軽度認知障害)である。MCIは、認知症と健常者との中間の段階(グレーゾーン)にあたる症状のことであり、認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行等)の内の1つに問題が生じているが、日常生活には支障が無い状態のことである。MCIを放置すると、認知機能の低下が続き、約半数が認知症へとステージが進行すると言われている。現時点では認知症を完治することはほとんどできないため、MCIの段階で適切な予防を行い、症状の進行を防ぐことは極めて重要である。

特許文献1ではアルツハイマー病のバイオマーカーについて報告されている。具体的には、被験体におけるアルツハイマー病の状態を定性化するための方法であり、(a)該被験体由来の生体試料中の少なくとも1つのバイオマーカーを測定する工程であって、該少なくとも1つのバイオマーカーは、サポシンD(I)、サポシンD(II)、サポシンD(III)及びFAM3C(I)から選択される、工程;ならびに(b)該測定結果をアルツハイマー病の状態と関連付ける工程、を包含することを特徴としている。

しかしながら、特許文献1では、FAM3Cについては、実際にはアルツハイマー病の患者の脳脊髄液において増加することが報告されているだけである。

また、特許文献2では、ILEI (interleukin-like epithelial-mesenchymal transition inducer) (別名 family with sequence similarity 3, member C (FAM3C))が、アミロイドβタンパク質(Aβ)の前駆体(APP)であるAPP-C99を選択的に減らすことにより細胞のAβ産生を減少させながら、Notch切断を阻害しないという効果を有することが報告されている。Notchタンパク質は、APP-C99と共にγ-セクレターゼの基質となるタンパク質である。Notchタンパク質の切断不全によると考えられる副作用として認知症の増悪や皮膚癌発症頻度の増加が認められることが明らかになっている。

しかしながら、特許文献2では、ILEIの投与により細胞のAβ産生を減少させることで、Aβが異常に蓄積する疾患の進行を予防及び治療することができることが記載されているだけであって、ILEIのその他の用途については記載されていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、血液検体を用いMCI及び/又は認知症の診断を補助する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
以下の工程を含む、MCI及び/又は認知症の診断を補助する方法:
(1)被験対象から採取された血液中における、ILEI (interleukin-like epithelial-mesenchymal transition inducer)の量を測定する工程、及び
(2)工程(1)で得られた測定値が、血液中のILEIの量の正常値と比較して低い場合に、MCI及び/又は認知症であると予測する工程。

【請求項2】
 
前記認知症が、アルツハイマー病である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
前記工程(1)におけるILEIの量の測定を、ELISA、ウェスタンブロッティング、又は質量分析法により行う、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
 
前記工程(2)において、前記測定値が、血液中のILEIの量の正常値と比較して10%以上低い場合に、MCI及び/又は認知症であると予測する、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published


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