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ANTIVIRAL DRUG UPDATE_EN

Patent code P200017065
File No. S2019-0001-N0
Posted date Jul 28, 2020
Application number P2018-187395
Publication number P2020-055774A
Date of filing Oct 2, 2018
Date of publication of application Apr 9, 2020
Inventor
  • (In Japanese)小原 恭子
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人鹿児島大学
Title ANTIVIRAL DRUG UPDATE_EN
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an antiviral drug for suppressing a duplicate of hepatitis B virus (HBV).
SOLUTION: An antiviral drug for suppressing an HBV duplicate in a subject contains a polynucleotide sequence coding guide RNA, which is capable of binding to a target sequence in a region of nucleotide numbers 1810 to 1890 of an HBV genome DNA sequence (when referring to sequence number 1), and a polynucleotide sequence coding CRISPR enzyme, and contains a vector of an effective dose at which the guide RNA and the CRISPR enzyme are co-expressed.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

B型肝炎ウイルス(以下、「HBV」と称することもある)は、B型肝炎の原因ウイルスであり、ヘパドナウイルス科に分類される。このウイルスは、球状であって外被(エンベロープ)とコアの二重構造を有しており、エンベロープタンパク質がHBs抗原と呼ばれ、またコアタンパク質がHBc抗原と呼ばれる。コアの中には、不完全二本鎖のHBV・DNAやHBV関連DNAポリメラーゼが存在している。HBV・DNAは約3,200塩基からなり、HBs抗原、HBc抗原、X蛋白質、DNAポリメラーゼなどをコードしている。HBVは遺伝子レベルでの分類が行われ、これまでにA型からJ型まで10種類の遺伝子型(ゲノタイプ)が同定されている。我国(日本)の患者ではC型への感染が多く、それに続いてB型が多い。

HBVに対する抗ウイルス薬の開発に関連してCRISPR/Casシステムを利用する試みがなされており、いくつか報告されている(特許文献1~5)。

CRISPR/Casシステムについて、2011年にCas9と2本のガイド鎖RNA(crRNA及びtracrRNA)が複合体を形成し、標的DNAを切断することが報告された(非特許文献1)。その後、このようなゲノムDNAを特異的に切断する人工制限酵素を利用して、ゲノムDNAを編集したり遺伝子改変したりする技術(「ゲノム編集」と称する)が行われるようになった。ゲノム編集の技術の利用は広範囲に及んでおり、例えば植物の育種、水畜産への利用、創薬、遺伝子治療、再生医療、薬物スクリーニング、疾患診断、予後診断などが挙げられる(非特許文献2)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、CRISPR/Casシステムを利用して作製されたB型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス薬に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
B型肝炎ウイルス(HBV)ゲノムDNA配列(配列番号1を参照したとき)のヌクレオチド番号1810~1890の領域の標的配列に結合可能である、ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列と、CRISPR酵素をコードするポリヌクレオチド配列とを含み、かつ、該ガイドRNA及び該CRISPR酵素を共発現するベクターを有効量で含む、被験体においてHBV複製を抑制するための抗ウイルス薬。

【請求項2】
 
前記ベクターが、アデノウイルスベクター、アデノ随伴ウイルスベクター又はレンチウイルスベクターである、請求項1に記載の抗ウイルス薬。

【請求項3】
 
前記CRISPR酵素が、Cas9エンドヌクレアーゼ又はCas9ニッカーゼである、請求項1又は2に記載の抗ウイルス薬。

【請求項4】
 
前記ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列が、配列番号2、3及び4によって表されるポリヌクレオチド配列からなる群から選択される少なくとも1つのポリヌクレオチド配列を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項5】
 
他のガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列と、CRISPR酵素をコードするポリヌクレオチド配列とを含み、かつ、該他のガイドRNA及び該CRISPR酵素を共発現する他のベクターをさらに含み、但し、該他のガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列が、配列番号5~14のいずれかによって表される少なくとも1つのポリヌクレオチド配列を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項6】
 
前記ベクターにさらに、配列番号5~14のいずれかによって表されるポリヌクレオチド配列を含む他のガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列からなる群から選択される少なくとも1つのポリヌクレオチド配列を発現可能に含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項7】
 
前記被験体が、哺乳動物である、請求項1~6のいずれか1項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項8】
 
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項7に記載の抗ウイルス薬。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2018187395thum.jpg
State of application right Published
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