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水生動物脱出装置および定置網

国内特許コード P200017093
整理番号 (S2017-0521-N0)
掲載日 2020年8月4日
出願番号 特願2019-507029
出願日 平成30年3月23日(2018.3.23)
国際出願番号 JP2018011789
国際公開番号 WO2018174258
国際出願日 平成30年3月23日(2018.3.23)
国際公開日 平成30年9月27日(2018.9.27)
優先権データ
  • 特願2017-057599 (2017.3.23) JP
発明者
  • 塩出 大輔
  • 胡 夫祥
  • 平井 良夫
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
  • 日東製網株式会社
発明の名称 水生動物脱出装置および定置網
発明の概要 定置網用の水生動物脱出装置1であって、端部3aおよび端部3bを有するスリット部3が設けられた網体2と、網体2に設けられた浮体51,52と、を備え、浮体51は浮体取付領域U1に設けられ、浮体52は浮体取付領域U2に設けられている。
従来技術、競合技術の概要

従来、固定式漁具の一つとして定置網が知られている。定置網は、袋状または垣根状の漁網、水底の所定の場所に漁網を固定する杭やロープ、および漁網の上部に取り付けられる浮子等から構成されている。定置網漁は、回遊する魚群を誘い込んで漁獲することから、トロール網漁等の能動的に魚を追いかける漁法に比べて過剰漁獲に陥りにくく、環境にやさしい漁法であると言われている。

なお、特許文献1には、トロール網に設けられる海亀排除装置(Turtle Excluder Device:TED)が記載されている。この装置では、金属製の枠体を有する格子がトロール網に取り付けられ、この格子に遮られることで海亀がトロール網に入網しないように構成されている。

産業上の利用分野

本発明は、水生動物脱出装置、より詳しくは、定置網に入網した漁獲対象外の水生動物が自立的に網外に脱出することを可能とする水生動物脱出装置、および当該水生動物脱出装置が設けられた定置網に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
定置網用の水生動物脱出装置であって、
第1の端部および第2の端部を有するスリット部が設けられた網体と、
前記網体に設けられた第1および第2の浮体と、を備え、
前記第1の浮体は、前記第1の端部および前記第2の端部を結ぶ直線を含む帯状領域のうち、前記第1の端部から前記スリット部の反対側に延びる第1の浮体取付領域に設けられ、
前記第2の浮体は、前記帯状領域のうち、前記第2の端部から前記スリット部の反対側に延びる第2の浮体取付領域に設けられていることを特徴とする水生動物脱出装置。

【請求項2】
前記第1の浮体は前記第1の端部に設けられ、前記第2の浮体は前記第2の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水生動物脱出装置。

【請求項3】
定置網用の水生動物脱出装置であって、
第1の上辺部、第1の側辺部および第2の側辺部を有する第1の網部材と、
第2の上辺部、第3の側辺部および第4の側辺部を有する第2の網部材と、
第1の斜辺部において前記第1の網部材の前記第1の側辺部に接続され、第2の斜辺部において前記第2の網部材の前記第3の側辺部に接続された第3の網部材と、
第3の斜辺部において前記第1の網部材の前記第2の側辺部に接続され、第4の斜辺部において前記第2の網部材の前記第4の側辺部に接続された第4の網部材と、を備え、
前記第1の網部材の前記第1の上辺部と、前記第2の網部材の前記第2の上辺部とは、少なくとも一部分において互いに接続されておらず、
前記第3の網部材に第1の浮体が設けられ、前記第4の網部材に第2の浮体が設けられていることを特徴とする水生動物脱出装置。

【請求項4】
前記第1の浮体は、前記第3の網部材の上側領域に設けられ、前記第2の浮体は、前記第4の網部材の上側領域に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の水生動物脱出装置。

【請求項5】
前記第1の浮体は、前記第1の斜辺部および前記第2の斜辺部が交わる前記第3の網部材の頂点から前記第3の網部材の下辺部に下ろした垂線上に設けられ、前記第2の浮体は、前記第3の斜辺部および前記第4の斜辺部が交わる前記第4の網部材の頂点から前記第4の網部材の下辺部に下ろした垂線上に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の水生動物脱出装置。

【請求項6】
前記第1の浮体は、前記第1の斜辺部および前記第2の斜辺部が交わる前記第3の網部材の頂点に設けられ、前記第2の浮体は、前記第3の斜辺部および前記第4の斜辺部が交わる前記第4の網部材の頂点に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の水生動物脱出装置。

【請求項7】
前記第1の網部材は、前記第1の上辺部から延在する第1の延在部をさらに有していることを特徴とする請求項3~6のいずれかに記載の水生動物脱出装置。

【請求項8】
前記第2の網部材は、前記第2の上辺部から延在する第2の延在部をさらに有していることを特徴とする請求項7に記載の水生動物脱出装置。

【請求項9】
前記第1の網部材は、前記第1の上辺部から延在する第1の延在部をさらに有し、前記第2の網部材は、前記第2の上辺部から延在する第2の延在部をさらに有し、前記第3の網部材は、前記第1の斜辺部と前記第2の斜辺部を接続する第3の上辺部をさらに有し、前記第4の網部材は、前記第3の斜辺部と前記第4の斜辺部を接続する第4の上辺部をさらに有し、
前記第1の延在部は、前記第1の側辺部から延出する第1の側端部と、前記第2の側辺部から延出する第2の側端部とを有し、
前記第2の延在部は、前記第3の側辺部から延出する第3の側端部と、前記第4の側辺部から延出する第4の側端部とを有し、
前記第1の延在部と前記第2の延在部は、上下に重なるように配置され、
前記第1および第3の側端部が前記第3の上辺部に接続され、前記第2および第4の側端部が前記第4の上辺部に接続されていることを特徴とする請求項3または4に記載の水生動物脱出装置。

【請求項10】
前記第1の網部材の側面が水平面となす角度、および、前記第2の網部材の側面が水平面となす角度は、0°より大きく且つ30°以下であることを特徴とする請求項3~9のいずれかに記載の水生動物脱出装置。

【請求項11】
前記第1の上辺部および前記第2の上辺部の少なくとも中央部分には浮体が設けられていないことを特徴とする請求項3~10のいずれかに記載の水生動物脱出装置。

【請求項12】
請求項1~11のいずれかに記載の水生動物脱出装置が天井網に設けられた定置網。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2019507029thum.jpg
出願権利状態 公開


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