TOP > 国内特許検索 > 抗GPC-1抗体

抗GPC-1抗体

国内特許コード P200017109
整理番号 (S2017-0686-N0)
掲載日 2020年8月6日
出願番号 特願2019-514676
出願日 平成30年4月27日(2018.4.27)
国際出願番号 JP2018017291
国際公開番号 WO2018199318
国際出願日 平成30年4月27日(2018.4.27)
国際公開日 平成30年11月1日(2018.11.1)
優先権データ
  • 特願2017-090054 (2017.4.28) JP
発明者
  • 仲 哲治
  • 世良田 聡
  • 藤本 穣
出願人
  • 国立大学法人高知大学
発明の名称 抗GPC-1抗体
発明の概要 本発明は新規抗Glypican-1抗体およびその利用法を提供する。本発明は、細胞内移行活性を有する抗Glypican-1抗体を提供する。このような活性は従来の抗Glypican-1抗体では見られなかった。本発明の抗体の細胞内移行活性を利用して、本発明は、従来では想定されなかった様々な治療用途に使用され得る。本発明はまた、Glypican-1に結合する物質(例えば、抗Glypican-1抗体)と細胞傷害活性を有する薬剤との複合体を含む、Glypican-1陽性がんを予防または治療するための組成物も提供する。
従来技術、競合技術の概要

Glypican-1分子は、正常細胞よりも食道がん細胞において有意に強く発現されており、腫瘍マーカーとして使用され得ることが見出された(特許文献1)。また、Glypican-1に対して特異的に結合する抗体も単離されている(特許文献1)。しかしながら、Glypican-1を標的とした効果的な治療薬は見出されていなかった。

産業上の利用分野

本発明は、Glypican-1(GPC-1)に特異的に結合する抗体、ならび関連する技術、方法、および薬剤等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
抗ヒトGlypican-1抗体またはその抗原結合フラグメントであって、該抗体は、以下:
(a)それぞれ配列番号53、54および55に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号56、57および58に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(b)それぞれ配列番号5、6および7に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号8、9および10に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(c)それぞれ配列番号11、12および13に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号14、15および16に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(d)それぞれ配列番号17、18および19に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号20、21および22に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(e)それぞれ配列番号23、24および25に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号26、27および28に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(f)それぞれ配列番号29、30および31に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号32、33および34に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(g)それぞれ配列番号35、36および37に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号38、39および40に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(h)それぞれ配列番号41、42および43に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号44、45および46に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(i)それぞれ配列番号47、48および49に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号50、51および52に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(j)それぞれ配列番号59、60および61に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号62、63および64に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(k)それぞれ配列番号65、66および67に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号68、69および70に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(l)それぞれ配列番号71、72および73に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号74、75および76に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(m)それぞれ配列番号77、78および79に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号80、81および82に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(n)それぞれ配列番号83、84および85に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号86、87および88に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(o)それぞれ配列番号89、90および91に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号92、93および94に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(p)それぞれ配列番号95、96および97に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号98、99および100に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(q)それぞれ配列番号101、102および103に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号104、105および106に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(r)それぞれ配列番号107、108および109に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号110、111および112に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(s)CDR部分に少なくとも1個の置換、付加もしくは欠失を含む(a)~(r)から選択される抗体の変異体
からなる群から選択される、抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項2】
前記抗体が、以下:
(a)配列番号158に示される重鎖、および配列番号160に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(b)配列番号126に示される重鎖、および配列番号128に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(c)配列番号130に示される重鎖、および配列番号132に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(d)配列番号134に示される重鎖、および配列番号136に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(e)配列番号138に示される重鎖、および配列番号140に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(f)配列番号142に示される重鎖、および配列番号144に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(g)配列番号146に示される重鎖、および配列番号148に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(h)配列番号150に示される重鎖、および配列番号152に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(i)配列番号154に示される重鎖、および配列番号156に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(j)配列番号162に示される重鎖、および配列番号164に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(k)配列番号166に示される重鎖、および配列番号168に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(l)配列番号170に示される重鎖、および配列番号172に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(m)配列番号174に示される重鎖、および配列番号176に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(n)配列番号178に示される重鎖、および配列番号180に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(o)配列番号182に示される重鎖、および配列番号184に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(p)配列番号186に示される重鎖、および配列番号188に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(q)配列番号190に示される重鎖、および配列番号192に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(r)配列番号194に示される重鎖、および配列番号196に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(s)少なくとも1個の置換、付加もしくは欠失を含む(a)~(r)から選択される抗体の変異体
からなる群から選択される、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項3】
前記変異体が、該抗体のフレームワークに少なくとも1個の置換、付加もしくは欠失を含む、請求項1または2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項4】
約10nM以下の結合定数でヒトGlypican-1に結合する、請求項1~3のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項5】
インターナライゼーションアッセイにおいて、前記抗体またはその抗原フラグメントとのインキュベート開始2時間後にGlypican-1陽性細胞に対して約30%以上のインターナライズ活性を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項6】
インターナライゼーションアッセイにおいて、前記抗体またはその抗原フラグメントとのインキュベート開始2時間後にGlypican-1陽性細胞に対して約50%以上のインターナライズ活性を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項7】
インターナライゼーションアッセイにおいて、前記抗体またはその抗原フラグメントとのインキュベート開始2時間後にGlypican-1陽性細胞に対して約60%以上のインターナライズ活性を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項8】
前記抗体は、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体、多機能抗体、二重特異性またはオリゴ特異性(oligospecific)抗体、単鎖抗体、scFV、ダイアボディー、sc(Fv)2(single chain(Fv)2)、およびscFv-Fcから選択される抗体である、請求項1~7のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。

【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、医薬組成物。

【請求項10】
前記医薬組成物は、有効成分を細胞内移行させるためのものである、請求項9に記載の医薬組成物。

【請求項11】
Glypican-1陽性細胞に対して細胞内移行する活性を有する抗Glypican-1抗体またはその抗原結合フラグメントと細胞傷害性活性を有する薬剤との複合体。

【請求項12】
前記抗Glypican-1抗体またはその抗原結合フラグメントが、前記細胞傷害性活性を有する薬剤とリンカーを介して作動可能に連結されている、請求項11に記載の複合体。

【請求項13】
前記抗体のエピトープが、以下:
(a)配列番号2の33~61位、
(b)配列番号2の339~358位および/もしくは388~421位、
(c)配列番号2の430~530位
(d)配列番号2の33~61位、339~358位、および/もしくは388~421位、
(e)配列番号2の339~358位、388~421位、および/もしくは430~530位、または
(f)配列番号2の33~61位、339~358位、388~421位、および/もしくは430~530位、
を含む、請求項12または13に記載の複合体。

【請求項14】
前記抗体のエピトープが、以下:
(a)配列番号2の33~61位、
(b)配列番号2の339~358位および388~421位、
(c)配列番号2の33~61位、339~358位、および388~42、または
(d)配列番号2の33~61位、339~358位、388~421位、および430~530位、
を含む、請求項13に記載の複合体。

【請求項15】
前記抗体が、以下:
(a)それぞれ配列番号53、54および55に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号56、57および58に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(b)それぞれ配列番号5、6および7に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号8、9および10に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(c)それぞれ配列番号11、12および13に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号14、15および16に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(d)それぞれ配列番号17、18および19に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号20、21および22に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(e)それぞれ配列番号23、24および25に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号26、27および28に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(f)それぞれ配列番号29、30および31に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号32、33および34に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(g)それぞれ配列番号35、36および37に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号38、39および40に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(h)それぞれ配列番号41、42および43に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号44、45および46に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(i)それぞれ配列番号47、48および49に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号50、51および52に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(j)それぞれ配列番号59、60および61に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号62、63および64に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(k)それぞれ配列番号65、66および67に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号68、69および70に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(l)それぞれ配列番号71、72および73に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号74、75および76に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(m)それぞれ配列番号77、78および79に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号80、81および82に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(n)それぞれ配列番号83、84および85に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号86、87および88に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(o)それぞれ配列番号89、90および91に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号92、93および94に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(p)それぞれ配列番号95、96および97に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号98、99および100に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(q)それぞれ配列番号101、102および103に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号104、105および106に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(r)それぞれ配列番号107、108および109に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号110、111および112に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、
(s)それぞれ配列番号113、114および115に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号116、117および118に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(t)それぞれ配列番号125、126および127に示される重鎖CDR1、重鎖CDR2および重鎖CDR3、ならびにそれぞれ配列番号128、129および130に示される軽鎖CDR1、軽鎖CDR2および軽鎖CDR3のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(u)少なくとも1個の置換、付加もしくは欠失を含む(a)~(t)から選択される抗体の変異体
からなる群から選択される、請求項11~14のいずれか一項に記載の複合体。

【請求項16】
前記抗体が、以下:
(a)配列番号158に示される重鎖、および配列番号160に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(b)配列番号126に示される重鎖、および配列番号128に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(c)配列番号130に示される重鎖、および配列番号132に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(d)配列番号134に示される重鎖、および配列番号136に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(e)配列番号138に示される重鎖、および配列番号140に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(f)配列番号142に示される重鎖、および配列番号144に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(g)配列番号146に示される重鎖、および配列番号148に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(h)配列番号150に示される重鎖、および配列番号152に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(i)配列番号154に示される重鎖、および配列番号156に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(j)配列番号162に示される重鎖、および配列番号164に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(k)配列番号166に示される重鎖、および配列番号168に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(l)配列番号170に示される重鎖、および配列番号172に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(m)配列番号174に示される重鎖、および配列番号176に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(n)配列番号178に示される重鎖、および配列番号180に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(o)配列番号182に示される重鎖、および配列番号184に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(p)配列番号186に示される重鎖、および配列番号188に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(q)配列番号190に示される重鎖、および配列番号192に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(r)配列番号194に示される重鎖、および配列番号196に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(s)配列番号198に示される重鎖、および配列番号200に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、
(t)配列番号202に示される重鎖、および配列番号204に示される軽鎖のアミノ酸配列を含む抗体、ならびに
(u)少なくとも1個の置換、付加もしくは欠失を含む(a)~(t)から選択される抗体の変異体
からなる群から選択される、請求項15に記載の複合体。

【請求項17】
前記複合体が、Glypican-1陽性細胞において、約0.5nM以下のIC50を示す、請求項11~16のいずれか一項に記載の複合体。

【請求項18】
請求項11~17のいずれか一項に記載の複合体を含む、Glypican-1陽性がんを予防または治療するための組成物。

【請求項19】
前記Glypican-1陽性がんのがん細胞は、高いレベルのGlypican-1を細胞表面に発現する、請求項18に記載の組成物。

【請求項20】
前記Glypican-1陽性がんのがん細胞は、QIFIKIT(登録商標)を使用したアッセイにおいて、約15,000以上の抗Glypican-1抗体結合能を有する、請求項19に記載の組成物。

【請求項21】
前記Glypican-1陽性がんは、食道がん、すい臓がん、子宮頸がん、肺がん、頭頸部がん、乳がん、子宮平滑筋肉腫、前立腺がんまたはこれらの任意の組合せから選択される、請求項20に記載の組成物。

【請求項22】
Glypican-1陽性がんが食道がんであり、該食道がんはリンパ節転移部位のもの、扁平上皮がんおよび/または腺がんを含む、請求項20または21に記載の組成物。

【請求項23】
前記食道がんは扁平上皮がんを含む、請求項22のいずれか一項に記載の組成物。

【請求項24】
請求項1~8のいずれか一項に記載の抗体またはそのフラグメントを含む、食道がんを識別するための検出剤。

【請求項25】
前記抗体またはそのフラグメントは標識されている、請求項24に記載の検出剤。

【請求項26】
前記食道がんは、Glypican-1陽性である請求項24または25に記載の検出剤。

【請求項27】
前記食道がんはリンパ節転移部位のもの、扁平上皮がんおよび/または腺がんを含む、請求項24~26のいずれか一項に記載の検出剤。

【請求項28】
前記食道がんは扁平上皮がんを含む、請求項24~27のいずれか一項に記載の検出剤。

【請求項29】
Glypican-1陽性食道がんを発症していると判断された患者に対して投与するための、請求項24~28のいずれか一項に記載の検出剤。

【請求項30】
対象検体のGlypican-1の発現を食道がんの指標とする方法であって、該方法は、以下:
請求項24~29のいずれか一項に記載の検出剤を該対象検体と接触させる工程、
該対象検体におけるGlypican-1の発現量を測定する工程、および
該対象検体および正常検体におけるGlypican-1の発現量を比較する工程
を含む、方法。

【請求項31】
請求項1~8のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、対象が食道がんの治療を必要とするかどうかを判断するための診断薬。

【請求項32】
請求項1~8のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントまたは請求項24~29のいずれか一項に記載の検出剤を含む、対象がGlypican-1の抑制剤によるがんの治療を必要とするかどうかを判断するためのコンパニオン試薬であって、該試薬が対象検体と接触させられて、該対象検体におけるGlypican-1の発現量が測定されることを特徴とし、該対象検体Glypican-1の発現量が、正常検体におけるGlypican-1の発現量を超える場合に、該対象がGlypican-1の抑制剤での治療を必要とすることを示す、コンパニオン試薬。

【請求項33】
請求項11~17のいずれか一項に記載の複合体を含む悪性腫瘍の予防または治療のための組成物であって、該悪性腫瘍を有する被検体はGlypican-1が正常個体よりも高く発現していることを特徴とする、組成物。

【請求項34】
がん抗原を発現する細胞が移植された非ヒト動物であって、該がん抗原が該非ヒト動物と同系である、非ヒト動物。

【請求項35】
前記がん抗原がGlypican-1である、請求項34に記載の非ヒト動物。

【請求項36】
前記細胞が、Glypican-1を発現するように改変されたLLC細胞株、4T1細胞株、MH-1細胞株、CT26細胞株、MC38細胞株、およびB1610細胞株からなる群から選択される、請求項34または35に記載の非ヒト動物。

【請求項37】
前記非ヒト動物がマウスであり、前記細胞が、マウスGlypican-1を発現するように改変されたLLC細胞株である、請求項34~36のいずれか一項に記載の非ヒト動物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2019514676thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close