Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法

(In Japanese)流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法 meetings

Patent code P200017141
File No. (S2017-0625-N0)
Posted date Aug 11, 2020
Application number P2019-512582
Date of filing Apr 13, 2018
International application number JP2018015550
International publication number WO2018190423
Date of international filing Apr 13, 2018
Date of international publication Oct 18, 2018
Priority data
  • P2017-080118 (Apr 13, 2017) JP
Inventor
  • (In Japanese)渡慶次 学
  • (In Japanese)真栄城 正寿
  • (In Japanese)佐藤 悠介
  • (In Japanese)原島 秀吉
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人北海道大学
Title (In Japanese)流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法 meetings
Abstract (In Japanese)例えば、ドラッグデリバリーシステムにおけるナノサイズのキャリアとして有用である脂質粒子ないしミセルを粒径制御性高く製造する流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法が提供される。当該流路構造体は、原料溶液を流すマイクロサイズの流路に所定幅の構造子(バッフル)を両側面より互い違いに複数配置したような二次元的構造の流路構造体である。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

脂質ナノ粒子は、ドラッグデリバリーシステム(DDS)のためのナノキャリアとして最も実用化が進んでおり、すでに臨床応用されている。最近、ナノキャリアの粒径によって癌組織への薬剤の送達効率が異なることが明らかとなった。また、キャリアの粒径によって臓器への送達効率が異なるため、このような脂質ナノ粒子における粒径制御の重要性はますます増加している。しかし、脂質ナノ粒子の調製法として従来知られる押出法や超音波処理では、例えば、癌組織等といった組織への送達効率が高いとされている粒径約10~100nmの脂質ナノ粒子をこの粒径範囲内の任意のサイズでばらつき少なく精密に作製することは困難である。

一方で、マイクロデバイスは精密に粒径制御された脂質ナノ粒子を作製できることが報告されている(非特許文献1~4)。しかし、これまでに報告されているマイクロデバイスは、三次元ミキサー構造を用いているため、マイクロデバイス自体の作製ないし加工が困難である。また、作製できる粒径範囲が狭いため、より粒径制御性が高い脂質ナノ粒子形成システムの開発が望まれている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法に関するものである。詳しく述べると、本発明は、例えば、ドラッグデリバリーシステムにおけるナノサイズのキャリアとしての脂質粒子ないしは両親媒性高分子等のミセルを粒径制御性高く製造する流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ナノサイズの脂質粒子ないしミセルを形成するための流路構造体であって、当該流路構造体は、その上流側において、互いに独立した、第1の流動体を導入する第1導入路と、第2の流動体を導入する第2導入路とが、それぞれ一定長を有して合流し、その下流側に向かって1つの希釈流路を形成しており、
前記希釈流路は、少なくともその一部において二次元的に屈曲した流路部位を有し、
当該屈曲した流路部位は、これより上流の希釈流路の軸線方向ないしその延長方向をX方向と、このX方向と垂直に交差する希釈流路の幅方向をY方向とし、これより上流の希釈流路の流路幅をy0とした場合に、Y方向において対向する希釈流路の両側壁面より交互に、流路中心側に向かって、略Y方向(略+Y方向、略-Y方向)に、1/2y0以上1y0未満の一定高さh1,h2...を有し、かつX方向に一定幅x1,x2...を有して突出し、希釈流路の流路幅を規制する構造子が、一定間隔d1,d2...をもって少なくとも2つ以上設けられていることで形成されていることを特徴とする流路構造体。

【請求項2】
 
前記流路幅y0が、20~1000μm、各構造子の幅x1,x2...が、20~1000μmで、各構造子間の間隔がd1,d2...20~1000μmである請求項1に記載の流路構造体。

【請求項3】
 
前記構造子が10~100個設けられているものである請求項1または2に記載の流路構造体。

【請求項4】
 
前記第1導入路と前記第2導入路との合流点より最初の構造子の上流側端部までの距離が、この間を流れる設定速度の希釈流体が0.1秒以下で通過するように、希釈流体の設定速度に応じて規定されているものである請求項1~3のいずれか1つに記載の流路構造体。

【請求項5】
 
前記第1導入路および/または前記第2導入路として、それぞれ複数の流路が設けられているものである請求項1~4のいずれか1つに記載の流路構造体。

【請求項6】
 
前記略Y方向が、流路方向(X方向)に対して40~140°の角度で交差する方向である請求項1~5のいずれか1つに記載の流路構造体。

【請求項7】
 
第1の流動体を導入する第1導入路と、第2の流動体を導入する第2導入路とのいずれか一方が、その上流側に位置する前処理用流路に接続されており、この前処理用流路が、請求項1~6において規定される流路構造体と同様の構造を有しているものであることを特徴とする請求項1~6に記載の流路構造体。

【請求項8】
 
脂質溶液または両親媒性物質溶液を希釈媒体で流路構造体中にて希釈することによってナノサイズの脂質粒子ないしミセルを形成する脂質粒子ないしミセル形成方法であって、前記流路構造体として請求項1~7のいずれか一つに記載のものを用い、この流路構造体の第1導入路および第2導入路の一方より脂質溶液または両親媒性物質溶液を、他方より希釈溶媒を、総流量1μl/分~100ml/分となるように導入することを特徴とする脂質粒子ないしミセル形成方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

JP2019512582thum.jpg
State of application right Published
Please contact us by E-mail or facsimile if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close