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(In Japanese)植物の生長調節用組成物及び植物の生長の調節方法

Patent code P200017168
File No. S2019-0195-N0
Posted date Aug 28, 2020
Application number P2019-005418
Publication number P2020-110130A
Date of filing Jan 16, 2019
Date of publication of application Jul 27, 2020
Inventor
  • (In Japanese)高田 晃
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人弘前大学
Title (In Japanese)植物の生長調節用組成物及び植物の生長の調節方法
Abstract (In Japanese)
【課題】
 本発明の目的は、植物の生長を調節することにより、植物に対して抽だい抑制作用を有しつつも、(1R,2R)-ジャスモン酸メチルに比べて葉の老化作用が小さい物質又は鱗茎肥大促進作用を有しつつも、土壌に散布することができる程度の安全性を有する物質を有効成分として含有する組成物及び該物質を使用した方法などを提供することにある。
【解決手段】
 上記目的は、(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを有効成分として含有する、植物の抽だい抑制用組成物及び植物の鱗茎肥大促進用組成物などにより解決される。
【選択図】
 図4
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

植物の生長の段階は、葉や茎をつくる栄養成長と花や果実をつくる生殖成長とに大別される。そこで、植物の生長を調節することにより、葉を数多く繁ることや大きな果実をつけることなどが実現できる。それとは反対に、植物の生長を調節しないことにより、意図したように植物を栽培できないという問題が生じ得る。

植物の生長に起因する問題の1つに、抽だいがある。すなわち、植物の中には、温度条件の変化、日長条件の変化、栽培期間の長期化などにより、茎頂部でそれまで葉や茎に分化していた部分が、花に分化する花芽分化が生じ、これにより茎が急速に伸長する抽だい(とうだち)が生じることが知られている。

葉菜類や根菜類に抽だいが生じると、可食部として利用する葉や根の生長が停止して取れ高が低下すること、所望の形態とは異なる形態になり外観が損なわれること、食味が落ちることなどを通じて、その商品価値が低下又は逸失する。

例えば、ダイコンは、生育初期に低温におかれると抽だいが促進される。なお、低温による抽だいの促進は春化とよばれる。低温期に種子をまく春まきダイコンの栽培では、しばしば収穫前に抽だいを起こし、品質劣化のために収穫ができない場合がある。

このように、抽だいは植物の品質低下をもたらすところ、抽だいを抑制するための試みがなされている。例えば、非特許文献1には、抽だいを抑制する物質として、(1R,2R)-ジャスモン酸メチルを用いて抽だいを抑制する方法についての記載がある。

一方、植物の中には、節間の短縮した茎に、肉厚の鱗片葉が多数重なって、球形や卵形を呈する鱗茎を有するものがある。鱗茎が市場で取引される際には、一般的には鱗茎が大きいものほど価値があるとされている。

例えば、タマネギやニンニクなどの鱗茎菜類では、鱗茎が大きいものほど、可食部が増えることから消費者に好まれる傾向にある。また、チューリップやユリなどの花卉類では、鱗茎(球根)が大きいものほど、大きな花を咲かせ得ることから、やはり消費者に好まれる傾向にある。

大きな鱗茎は市場価値が高いことから、鱗茎を肥大化させる試みがなされている。例えば、特許文献1には鱗茎の肥大化を促進する物質として、ミコナゾールを用いて鱗茎を肥大化する方法についての記載がある。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、植物の生長を調節するための組成物及び植物の生長を調節する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを有効成分として含有する、植物の生長調節用組成物。

【請求項2】
 
(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを有効成分として含有する、植物の抽だい抑制用組成物。

【請求項3】
 
前記植物は、根菜類又は葉菜類である、請求項2に記載の組成物。

【請求項4】
 
前記植物は、ダイコン、ホウレンソウ、チンゲンサイ、ハクサイ、キャベツ、コマツナ、レタス及びテンサイからなる群から選ばれる植物である、請求項2に記載の組成物。

【請求項5】
 
(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを有効成分として含有する、植物の鱗茎肥大促進用組成物。

【請求項6】
 
前記植物は、鱗茎菜類である、請求項5に記載の組成物。

【請求項7】
 
前記鱗茎菜類は、タマネギ、ニンニク、ラッキョウ及びネギからなる群から選ばれる鱗茎菜類である、請求項6に記載の組成物。

【請求項8】
 
(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを植物に適用することを含む、植物の抽だいの抑制方法。

【請求項9】
 
(1S,2S)-ジャスモン酸メチルを植物に適用することを含む、植物の鱗茎の肥大促進方法。

【請求項10】
 
前記植物は、幼植物体である、請求項8又は9に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2019005418thum.jpg
State of application right Published
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