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吸着剤の製造方法、吸着剤および処理方法

国内特許コード P200017172
整理番号 (S2017-0781-N0)
掲載日 2020年8月28日
出願番号 特願2019-523502
出願日 平成30年6月1日(2018.6.1)
国際出願番号 JP2018021140
国際公開番号 WO2018225639
国際出願日 平成30年6月1日(2018.6.1)
国際公開日 平成30年12月13日(2018.12.13)
優先権データ
  • 特願2017-112427 (2017.6.7) JP
発明者
  • 金 熙濬
  • 坂本 太毅
出願人
  • 国立大学法人新潟大学
発明の名称 吸着剤の製造方法、吸着剤および処理方法
発明の概要 本発明の吸着剤の製造方法は、ドロマイト類と、溶解状態のリン化合物を含む溶液とを接触させる吸着工程と、前記溶液と接触させた前記ドロマイト類を焼成する焼成工程とを有することを特徴とする。前記吸着工程は、pHが2以上12以下の条件で行うことが好ましい。また、前記焼成工程は、300℃以上1000℃以下の条件で行うことが好ましい。本発明によれば、水素イオン指数(pH)が大きい状態であっても、重金属を効率よく除去することができる吸着剤を提供すること、当該吸着剤を製造することができる吸着剤の製造方法を提供すること、また、被処理物から重金属を効率よく除去することができる処理方法を提供することができる。
従来技術、競合技術の概要

工場や鉱山で用いた水には、多くの重金属等の汚染物質が含まれることがある。このような汚染された水を排水する場合には、汚染物質を十分に除去する必要がある。

また、汚染土壌の井戸水等にも重金属等の汚染物質が含まれることがあり、飲用水等の生活用水等として用いる場合に、汚染物質を十分に除去する必要がある。

従来においては、汚染物質の除去には、大量の吸着剤が使われている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、アルカリ性の液中(例えば、水素イオン指数(pH)が10以上の液中)で吸着剤による処理を行うと、重金属を十分に吸着させることができなかったり、吸着した重金属が再溶解してしまったりして、汚染物質を十分に除去することが困難であった。

産業上の利用分野

本発明は、吸着剤の製造方法、吸着剤および処理方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ドロマイト類と、溶解状態のリン化合物を含む溶液とを接触させリン成分を前記ドロマイト類に吸着させる吸着工程と、
前記溶液と接触させた前記ドロマイト類を焼成する焼成工程とを有することを特徴とする吸着剤の製造方法。

【請求項2】
前記ドロマイト類は、水酸化ドロマイトである請求項1に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項3】
前記ドロマイト類は、ドロマイトである請求項1または2に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項4】
前記吸着工程をpHが2以上12以下の条件で行う請求項1ないし3のいずれか1項に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項5】
前記焼成工程は、300℃以上1000℃以下の条件で行う請求項1ないし4のいずれか1項に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項6】
前記焼成工程の後に、水化させる水化工程をさらに有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項7】
前記リン化合物として、汚泥灰由来物を用いる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項8】
前記ドロマイト類100質量部に対して、リン酸イオンを0.1質量部以上20質量部以下の割合で吸着させる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の吸着剤の製造方法。

【請求項9】
ドロマイト類とリン酸イオンとを含み、
前記リン酸イオンの少なくとも一部が、前記ドロマイト類を構成するCaおよびMgのうちの少なくとも一方と化学結合し、リン酸カルシウム系化合物およびリン酸マグネシウム系化合物のうちの少なくとも一方を形成していることを特徴とする吸着剤。

【請求項10】
25℃で1gの吸着剤を10mLの水と混合した場合のリン酸イオンの溶出量が100ppm以下であり、
25℃で1gの吸着剤を10mLの1Nの塩酸と混合した場合のリン酸イオンの溶出量が吸着量の30%以上である請求項9に記載の吸着剤。

【請求項11】
BET比表面積が10m/g以上1000m/g以下である請求項9または10に記載の吸着剤。

【請求項12】
平均細孔径が1nm以上200nm以下である請求項9ないし11のいずれか1項に記載の吸着剤。

【請求項13】
請求項1ないし8のいずれか1項に記載の製造方法を用いて製造された吸着剤と、重金属を含む被処理物とを接触させ、被処理物中に含まれる前記重金属を除去することを特徴とする処理方法。

【請求項14】
請求項9ないし12のいずれか1項に記載の吸着剤と、重金属を含む被処理物とを接触させ、被処理物中に含まれる前記重金属を除去することを特徴とする処理方法。

【請求項15】
pHが5以上の条件で、前記吸着剤と前記被処理物とを接触させる請求項13または14に記載の処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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