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(In Japanese)末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物および末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用薬剤のスクリーニング方法

Patent code P200017218
File No. S2019-0237-N0
Posted date Sep 29, 2020
Application number P2019-026780
Publication number P2020-132558A
Date of filing Feb 18, 2019
Date of publication of application Aug 31, 2020
Inventor
  • (In Japanese)栗原 新
  • (In Japanese)杉山 友太
  • (In Japanese)岡本 成史
Applicant
  • (In Japanese)石川県公立大学法人
  • (In Japanese)国立大学法人金沢大学
Title (In Japanese)末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物および末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用薬剤のスクリーニング方法
Abstract (In Japanese)
【課題】
 末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物および末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用薬剤のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】
 腸内細菌の芳香族アミノ酸脱炭酸酵素を阻害する薬剤を有効成分として含有する、末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物。腸内細菌の芳香族アミノ酸脱炭酸酵素を阻害する薬剤が、カルビドパまたはベンセラジドである前記組成物。
【選択図】
 なし
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

神経伝達物質の1つであるセロトニンの体内分布は脳5%末梢95%であり、末梢のセロトニンは、腸管のエンテロクロマフィン細胞(enterochromaffine cell; EC cell)によって生合成されることが知られている。末梢セロトニンは様々な疾患との関連が示唆されており、具体的には、骨粗鬆症患者(非特許文献1、2)、セリアック病患者(非特許文献3)、過敏性腸疾患患者や潰瘍性大腸炎患者(非特許文献4)は健常人と比べて末梢セロトニン濃度が高いことが示されている。さらに、マウスモデルにおいて、末梢セロトニンの生合成を阻害することで肥満や代謝不全が改善したことから、肥満や褐色脂肪細胞における脂質燃焼への寄与も示されている(非特許文献5)。

EC cellにおけるセロトニン生合成は腸内細菌の代謝産物により促進されることが報告されている(非特許文献6)。非特許文献6は、様々な腸内細菌の代謝産物を無菌マウスの腸管に投与することでセロトニン生合成促進能を評価し、いくつかの代謝産物に活性を見出し、芳香族アミンの一つであるチラミンにセロトニン生合成促進能があることを示している。他方、芳香族アミンの一種であるフェニルエチルアミンやチラミンは、それぞれクローン病患者と潰瘍性大腸炎患者の糞中で健常者より高いことが報告され、これら疾患への関与が示唆されている(非特許文献7)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物および末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用薬剤のスクリーニング方法に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
腸内細菌の芳香族アミノ酸脱炭酸酵素を阻害する薬剤を有効成分として含有する、末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用医薬組成物。

【請求項2】
 
腸内細菌の芳香族アミノ酸脱炭酸酵素を阻害する薬剤が、カルビドパまたはベンセラジドである請求項1に記載の医薬組成物。

【請求項3】
 
末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患が、骨粗鬆症、過敏性腸疾患、潰瘍性大腸炎、セリアック病またはクローン病である請求項1または2に記載の医薬組成物。

【請求項4】
 
腸内細菌の芳香族アミノ酸脱炭酸酵素を阻害する被験物質を選択する工程を含む、末梢セロトニンまたは腸内芳香族アミンの増加を伴う疾患の予防または治療用薬剤のスクリーニング方法。

【請求項5】
 
芳香族アミノ酸脱炭酸酵素遺伝子を有する腸内細菌を、芳香族アミノ酸が添加された培地を用いて被験物質の存在下または非存在下で培養する工程1と、
培地中の芳香族アミンを検出する工程2と、
被験物質の非存在下で培養したときの培地中の芳香族アミン量と比較して、培地中の芳香族アミン量を減少させる被験物質を選択する工程3と
を含む請求項4に記載のスクリーニング方法。

【請求項6】
 
芳香族アミノ酸脱炭酸酵素遺伝子を有する腸内細菌が、Enterococcus faecalis、Ruminococcus gnavus、Blartia hansenii、Clostridium nexileおよびClostridium asparagiformeからなる群より選択されるヒト腸内細菌である請求項5に記載のスクリーニング方法。

【請求項7】
 
前記芳香族アミノ酸がフェニルアラニンであり、前記芳香族アミンがフェネチルアミンである請求項5または6に記載のスクリーニング方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published


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