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二液相分離装置 UPDATE

国内特許コード P200017278
整理番号 14114
掲載日 2020年11月2日
出願番号 特願2017-083525
公開番号 特開2018-176126
出願日 平成29年4月20日(2017.4.20)
公開日 平成30年11月15日(2018.11.15)
発明者
  • 田中 伸幸
  • 今 肇
  • 久保 真治
  • 直井 登貴夫
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 二液相分離装置 UPDATE
発明の概要 【課題】二液相分離された各相の溶液の払出しにあたって、ポンプなど強制的払出機構が不要であり、払出時に各種能動制御が不要な、二液相分離装置を提供すること。
【解決手段】上部に上相溶液払出管が取り付けられ、底部に下相溶液払出管が取り付けられ、外部から供給される二液相混合溶液を貯留するための溶液静置タンクと、上相溶液払出管からオーバーフローによって払出される上相溶液を、貯留するための上相溶液タンクと、下相溶液払出管から重力によって払出される下相溶液を、貯留するための下相溶液タンクと、下相溶液払出管の途中に流体的に接続された、溶液静置タンクの垂直方向に上下移動可能な山なり管を備えている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

例えば、非特許文献1に示された、ISプロセスを用いた水素製造システムでは、ブンゼン反応の結果として、軽液相の硫酸(H2SO4)と重液相のヨウ化水素(HI)が得られる。これらの液は二相分離器において硫酸(H2SO4)とヨウ化水素(HI)に分離させられ、それぞれポンプによって別の系統に送られている。すなわち、容器内で二相分離された液体を、強制的溶液払出機構を用いて、他の容器に排出させている。

一方、特許文献1に示された有機廃液の分離方法では、ポンプのような強制的溶液払出機構を使用せずに、外部の系に払出す機構を採用している。ここでは、メインタンク内に有機廃液を含む高レベル放射性廃液を流し込んで有機廃液を高レベル放射性廃液の液面上に相分離させた後、このメインタンク内に純水を注入して高レベル放射性廃液の液位を上昇させてその有機廃液を分離ピット内にオーバーフローさせ、その後、この分離ピット内に分離された有機廃液を排出ラインからメインタンク外へオーバーフローさせて排出するようにしている。

産業上の利用分野

本発明は、例えば、軽液相と重液相のように、二液に分離する性質を持つ溶液を容器内に静置し、容器内で二相分離された液体を、ポンプなどの強制的溶液払出機構を用いずに、それぞれの相の液体を他の容器に払出すことができる二液相分離装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
上部に上相溶液払出管が取り付けられ、底部に下相溶液払出管が取り付けられ、外部から供給される二液相混合溶液を貯留するための溶液静置タンクと、前記上相溶液払出管からオーバーフローによって払出される上相溶液を貯留するための上相溶液タンクと、前記下相溶液払出管から重力によって払出される下相溶液を貯留するための下相溶液タンクと、前記下相溶液払出管の途中に流体的に接続された前記溶液静置タンクの垂直方向に上下移動可能な山なり管、を備えていることを特徴とする二液相分離装置。

【請求項2】
請求項1に記載の二液相分離装置において、前記山なり管は、管全体が垂直面に対して傾斜自在に構成され、前記山なり管全体の垂直面からの傾斜角度を変えることによって、前記山なり管の最上部を垂直方向に上下移動させられるように構成されていることを特徴とする二液相分離装置。

【請求項3】
請求項1に記載の二液相分離装置において、前記山なり管は、左右対象の平行管から成るコの字状をなし、それぞれの前記平行管の少なくとも一部分は伸縮自在な蛇腹管から構成され、前記山なり管全体を垂直方向に引き上げることによって、前記山なり管の最上部を垂直方向に上下移動させられるように構成されていることを特徴とする二液相分離装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2017083525thum.jpg
出願権利状態 公開
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