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植物において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、外来遺伝子を植物において安定に発現させる遺伝子導入方法、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物

国内特許コード P020000100
整理番号 P99-2
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願平11-329400
公開番号 特開2001-145491
登録番号 特許第3507858号
出願日 平成11年11月19日(1999.11.19)
公開日 平成13年5月29日(2001.5.29)
登録日 平成16年1月9日(2004.1.9)
発明者
  • 新名 惇彦
  • 吉田 和哉
  • 加藤 晃
  • 長屋 進吾
  • 柴田 道夫
  • 間 竜太郎
出願人
  • 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
発明の名称 植物において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、外来遺伝子を植物において安定に発現させる遺伝子導入方法、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物
発明の概要 【課題】 植物において、導入した外来遺伝子の発現を安定化させる方法を提供する。
【解決手段】 タバコアルコールデヒドロゲナーゼの5’上流配列を外来遺伝子と共に導入する事により、植物へ導入した遺伝子の発現が安定化される。
従来技術、競合技術の概要


植物に種々の性質を付与する目的で、外来の遺伝子を導入した形質転換植物が作製されているが、その場合に個体間による導入遺伝子発現のばらつきが大きいことが問題となる。このばらつきは、導入された染色体上の位置によると考えられている。外来遺伝子が活性化クロマチン領域に挿入された場合には高い発現が得られ、反対に不活性化クロマチン(ヘテロクロマチン)領域に挿入された場合には十分な発現が得られないとされ(Galli,1:166-172,Current opinion in plant technology (1998) 1:166-172, Matzke et al.,Current opinion in plant technology (1998) 1: 142-148 )、このような現象は「ポジション効果」と呼ばれている。このようなポジション効果のために植物に導入した外来遺伝子は、しばしば全く発現しないか、発現しても弱いか、あるいは発現しても植物の成長や外環境により発現しなくなることがある。この現象は遺伝子組み換え植物の商業化に際し障害となっており、導入遺伝子の発現を安定化する手法の確立が必要とされる。

産業上の利用分野


本発明は、植物細胞において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、及び外来遺伝子を植物細胞において安定に発現させるための遺伝子導入方法、更には外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列表の配列番号1に示す塩基番号1-214で示される塩基配列、又は当該塩基配列と91%以上の相同性を有し且つ外来遺伝子の発現を安定化させる塩基配列からなることを特徴とする、DNA断片。

【請求項2】
請求項1記載のDNA断片、導入するべき外来遺伝子、及び請求項1記載のDNA断片と当該外来遺伝子の間に挟まれる位置に存在し、当該外来遺伝子の発現を調節する外来プロモーター、を含む融合遺伝子を連結した、ベクター。

【請求項3】
外来遺伝子を植物において安定に発現させるために、請求項2記載のベクターを植物に導入する事を特徴とする、遺伝子導入方法。

【請求項4】
請求項3記載の導入方法により、外来遺伝子を安定に発現させた、形質転換植物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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