TOP > 国内特許検索 > コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブ

コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブ 新技術説明会

国内特許コード P200017315
整理番号 (S2017-0970-N0)
掲載日 2020年12月2日
出願番号 特願2019-539475
出願日 平成30年8月27日(2018.8.27)
国際出願番号 JP2018031489
国際公開番号 WO2019044736
国際出願日 平成30年8月27日(2018.8.27)
国際公開日 平成31年3月7日(2019.3.7)
優先権データ
  • 特願2017-163079 (2017.8.28) JP
発明者
  • 渡辺 賢二
  • 恒松 雄太
  • 佐藤 道大
出願人
  • 静岡県公立大学法人
発明の名称 コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブ 新技術説明会
発明の概要 本発明は、コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブを提供する。本発明によれば、例えば、組織検体および糞便試料を用いたミリストイルアスパラギンの検出、およびClbPの酵素活性を検出する蛍光プローブが提供される。
従来技術、競合技術の概要

コリバクチンは、大腸がんの原因因子として知られ、大腸菌の特定の一群により腸内で産生される。コリバクチンは、動物細胞中のDNAを切断する活性があると考えられ、大腸患者の67%、炎症性腸疾患患者の40%からコリバクチン産生菌が検出されたとの報告もなされている。

コリバクチンに関しては、コリバクチンのプロドラッグモチーフとしてのミリストイルアスパラギンの構造およびLC-MSによる検出が報告されている(非特許文献1)。現在までのところ、コリバクチンの化学構造は決定されていない。

産業上の利用分野

本発明は、コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下に示される、化合物または蛍光プローブ:
(A)クマリン骨格の7位にアミノ基を有するクマリン系蛍光色素の当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ;
(B)ナフタルイミド骨格の4位にアミノ基を有するナフタルイミド系蛍光色素の当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ;
(C)2位にアミノ基を有するナフタレン、ピレンまたはアントラセンの当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ;
(D)キサンテン骨格の3位および/または9位にアミノ基を有するローダミン系蛍光色素の当該アミノ基の一部または全部のそれぞれとミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ;
(E)Bodipy母核の1位および/または7位にアミノ基を有するBodipy系蛍光色素の当該アミノ基の一部または全部のそれぞれとミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ;
(F)上記(A)~(E)において、前記カルボキシル基と前記アミノ基とがアラニン(-NH-CH(CH)-CO-)で連結された化合物(それぞれアラニンとアミド結合を形成する)または蛍光プローブ;
(G)ミリストイルアスパラギンのカルボキシル基と水酸基がフリーになることで蛍光性となる蛍光基であるoFluの水酸基とが、自己開裂性リンカーを介して連結した化合物であって、自己開裂性リンカーは、ミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とアミド結合で連結しており、当該アミド結合が加水分解されると、分解してoFluの水酸基をフリーにする、化合物または蛍光プローブ;および
(H)ミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とアミド結合により連結した蛍光色素を有する化合物であって、アミド結合がClbP依存的に開裂すると、その後、蛍光を発する、化合物または蛍光プローブ
からなる群から選択される、化合物または蛍光プローブ。

【請求項2】
請求項1に記載の化合物または蛍光プローブであって、
(A)クマリン骨格の7位にアミノ基を有するクマリン系蛍光色素の当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ
である、化合物または蛍光プローブ。

【請求項3】
請求項1に記載の化合物または蛍光プローブであって、
(B)ナフタルイミド骨格の4位にアミノ基を有するナフタルイミド系蛍光色素の当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ
である、化合物または蛍光プローブ。

【請求項4】
請求項1に記載の化合物または蛍光プローブであって、
(C)2位にアミノ基を有するナフタレン、ピレンまたはアントラセンの当該アミノ基とミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ
である、化合物または蛍光プローブ。

【請求項5】
請求項1に記載の化合物または蛍光プローブであって、
(D)キサンテン骨格の3位および/または9位にアミノ基を有するローダミン系蛍光色素の当該アミノ基の一部または全部のそれぞれとミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ
である、化合物または蛍光プローブ。

【請求項6】
請求項1に記載の化合物または蛍光プローブであって、
(E)Bodipy母核の1位および/または7位にアミノ基を有するBodipy系蛍光色素の当該アミノ基の一部または全部のそれぞれとミリストイルアスパラギンのカルボキシル基とがアミド結合で連結した化合物または蛍光プローブ
である、化合物または蛍光プローブ。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物または蛍光プローブを含む、コリバクチン産生微生物を検出することに用いるための、コリバクチン生合成遺伝子クラスターを有する微生物を検出することに用いるための、および/またはコリバクチンを検出することに用いるための組成物。

【請求項8】
組織検体または糞便試料を対象とする、請求項7に記載の組成物。

【請求項9】
組織検体または糞便試料が、ヒトの組織検体または糞便試料である、請求項8に記載の組成物。

【請求項10】
生体試料においてコリバクチンまたはコリバクチン産生大腸菌の存在を検出する方法であって、
生体試料中でミリストイルアスパラギンの有無を検出することを含む、方法。

【請求項11】
生体試料が、組織検体または糞便試料である、請求項10に記載の方法。

【請求項12】
生体試料が、ヒト由来である、請求項10または11に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close