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歯科用の画像処理装置、歯科用の撮影システム、歯科用の画像処理方法及びプログラム 新技術説明会

国内特許コード P200017354
整理番号 (S2018-0070-N0)
掲載日 2020年12月22日
出願番号 特願2019-551117
出願日 平成30年10月22日(2018.10.22)
国際出願番号 JP2018039182
国際公開番号 WO2019082841
国際出願日 平成30年10月22日(2018.10.22)
国際公開日 令和元年5月2日(2019.5.2)
優先権データ
  • 特願2017-204342 (2017.10.23) JP
発明者
  • 坂本 信
  • 小林 公一
  • 森清 友亮
  • 坂上 勇太
  • 亀田 剛
出願人
  • 国立大学法人新潟大学
発明の名称 歯科用の画像処理装置、歯科用の撮影システム、歯科用の画像処理方法及びプログラム 新技術説明会
発明の概要 画像処理装置(300)において、位置決定部(313)は、被検者の上顎部と下顎部とを示す三次元画像において、下顎部における左側及び右側オトガイ孔の位置と、上顎部における切歯管の位置と、を決定する。座標系設定部(314)は、位置決定部(313)によって決定された左側及び右側オトガイ孔の位置と切歯管の位置とにより定められる位置を原点とする三次元座標系であって、原点と切歯管の位置とを通る第1の座標軸と、左側オトガイ孔の位置と右側オトガイ孔の位置とを結ぶ直線と第1の座標軸とに垂直な第2の座標軸と、第1の座標軸と第2の座標軸とに垂直な第3の座標軸と、を有する三次元座標系を設定する。
従来技術、競合技術の概要

歯の特徴を示す指標として歯軸を求める手法が知られている。例えば、非特許文献1は、非接触式レーザー計測器により生体外(in vitro)における上顎中切歯の表面形状を計測し、主成分分析法を用いて歯軸を求める手法を開示している。また、非特許文献2は、歯科用コーンビームCT(CBCT:Cone-Beam Computed Tomography)を用いて生体内(in vivo)におけるヒト歯20本のCT画像を取得し、主成分分析法を用いて歯軸を求める手法を開示している。更に、非特許文献3,4は、歯のCT画像から歯根部と顎骨とを手動で分離して歯の三次元的な形状を構築し、主成分分析法を用いて三次元の歯軸を決定する手法を開示している。

産業上の利用分野

本発明は、歯科用の画像処理装置、歯科用の撮影システム、歯科用の画像処理方法及びプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被検者の上顎部と前記被検者の下顎部とを示す三次元画像において、前記下顎部における左側オトガイ孔の位置と、前記下顎部における右側オトガイ孔の位置と、前記上顎部における切歯管の位置と、を決定する位置決定手段と、
前記位置決定手段によって決定された前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置と前記切歯管の位置とにより定められる位置を原点とする三次元座標系であって、前記原点と前記切歯管の位置とを通る第1の座標軸と、前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置とを結ぶ直線と前記第1の座標軸とに垂直な第2の座標軸と、前記第1の座標軸と前記第2の座標軸とに垂直な第3の座標軸と、を有する前記三次元座標系を設定する座標系設定手段と、を備える、
歯科用の画像処理装置。

【請求項2】
前記座標系設定手段は、前記位置決定手段によって決定された前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置との中点と、前記位置決定手段によって決定された前記切歯管の位置と、を規定の比率で内分する位置を、前記原点として定義する、
請求項1に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項3】
前記座標系設定手段は、
前記左側オトガイ孔の位置から前記右側オトガイ孔の位置へのベクトルを仮の座標軸として定義し、
前記中点から前記切歯管の位置を通るベクトルを前記第1の座標軸として定義し、
前記第1の座標軸と前記仮の座標軸との外積によって前記第2の座標軸を定義し、
前記第2の座標軸と前記第1の座標軸との外積によって前記第3の座標軸を定義する、
請求項2に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項4】
前記座標系設定手段によって設定された前記三次元座標系によって表された、前記上顎部と前記下顎部との少なくとも一方における歯に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段によって取得された前記歯に関する情報を出力する出力手段と、を更に備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項5】
前記情報取得手段は、前記歯に関する情報として、前記上顎部と前記下顎部との少なくとも一方における複数の歯の位置座標を取得する、
請求項4に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項6】
前記情報取得手段は、前記複数の歯のそれぞれについて重心の位置座標を取得する、
請求項5に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項7】
前記情報取得手段は、前記複数の歯の位置座標を近似する近似曲線を取得し、
前記出力手段は、前記情報取得手段によって取得された前記複数の歯の位置座標と前記近似曲線とを出力する、
請求項5又は6に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項8】
前記情報取得手段は、前記近似曲線として、前記複数の歯の位置座標を2次関数で回帰して得られた曲線を取得する、
請求項7に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項9】
前記出力手段は、前記情報取得手段によって取得された前記複数の歯の位置座標のそれぞれと、前記情報取得手段によって取得された前記近似曲線と、の差を示す情報を出力する、
請求項7又は8に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項10】
前記出力手段は、前記座標系設定手段によって設定された前記三次元座標系における、前記情報取得手段によって取得された前記複数の歯の位置座標のそれぞれから前記差の向きに前記差の大きさだけ離れた位置に、前記複数の歯のそれぞれを表す画像を表示させる、
請求項9に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項11】
前記情報取得手段は、前記歯に関する情報として、前記歯の歯軸を取得する、
請求項4から10のいずれか1項に記載の歯科用の画像処理装置。

【請求項12】
請求項1から11のいずれか1項に記載の歯科用の画像処理装置と、
前記被検者の前記上顎部と前記下顎部とを撮影する撮影手段と、を備え、
前記位置決定手段は、前記撮影手段による撮影によって得られた前記三次元画像において、前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置と前記切歯管の位置とを決定する、
歯科用の撮影システム。

【請求項13】
被検者の上顎部と前記被検者の下顎部とを示す三次元画像において、前記下顎部における左側オトガイ孔の位置と、前記下顎部における右側オトガイ孔の位置と、前記上顎部における切歯管の位置と、を決定し、
決定した前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置と前記切歯管の位置とにより定められる位置を原点とする三次元座標系であって、前記原点と前記切歯管の位置とを通る第1の座標軸と、前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置とを結ぶ直線と前記第1の座標軸とに垂直な第2の座標軸と、前記第1の座標軸と前記第2の座標軸とに垂直な第3の座標軸と、を有する前記三次元座標系を設定する、
歯科用の画像処理方法。

【請求項14】
コンピュータを、
被検者の上顎部と前記被検者の下顎部とを示す三次元画像において、前記下顎部における左側オトガイ孔の位置と、前記下顎部における右側オトガイ孔の位置と、前記上顎部における切歯管の位置と、を決定する位置決定手段、
前記位置決定手段によって決定された前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置と前記切歯管の位置とにより定められる位置を原点とする三次元座標系であって、前記原点と前記切歯管の位置とを通る第1の座標軸と、前記左側オトガイ孔の位置と前記右側オトガイ孔の位置とを結ぶ直線と前記第1の座標軸とに垂直な第2の座標軸と、前記第1の座標軸と前記第2の座標軸とに垂直な第3の座標軸と、を有する前記三次元座標系を設定する座標系設定手段、として機能させる、
プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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