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ヌクレオシド誘導体及びその利用 NEW

国内特許コード P200017361
整理番号 (GI-H29-20)
掲載日 2020年12月22日
出願番号 特願2019-550462
出願日 平成30年10月31日(2018.10.31)
国際出願番号 JP2018040544
国際公開番号 WO2019088179
国際出願日 平成30年10月31日(2018.10.31)
国際公開日 令和元年5月9日(2019.5.9)
優先権データ
  • 特願2017-211339 (2017.10.31) JP
発明者
  • 上野 義仁
  • 前田 雄介
  • 梶野 瞭平
出願人
  • ヤマサ醤油株式会社
  • 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 ヌクレオシド誘導体及びその利用 NEW
発明の概要 RNA医薬等に適用するのにより実用的なヌクレオシド及びその利用を提供する。このため、以下の式(1)又は(2)で表される、ヌクレオシド誘導体又はその塩を提供する。
【化16】
(省略)
(式(1)中、R1は、水素原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された基を表し、式(2)中、Xは、ハロゲン原子を表す。式(1)及び式(2)中、R2及びR3は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基の保護基、リン酸基、保護されたリン酸基、又は-P(=O)n56(nは0又は1を示し、R5及びR6は、互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基、保護された水酸基、メルカプト基、保護されたメルカプト基、低級アルコキシ基、シアノ低級アルコキシ基、アミノ基、又は置換されたアミノ基のいずれかを示す。ただし、nが1のときには、R5及びR6が共に水素原子となることはない。)を示し、R4は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)
従来技術、競合技術の概要

がんをはじめ、遺伝子変異や遺伝子発現異常が原因又は関連している疾患は多数知られている。遺伝子の発現を抑制するsiRNAなどのRNA医薬は、こうした疾患に有用であり、優れた医薬品ポテンシャルを有しているといえる。

一方、siRNA等は、細胞膜透過が困難であったり、ヌクレアーゼによる分解を受けやすいという問題がある。このため、これまで、siRNAの細胞内送達用のLNPなどのキャリアの使用が試みられたり、ヌクレオシドに対する種々の化学修飾が試みられている(非特許文献1~4)。

産業上の利用分野

本明細書は、ヌクレオシド誘導体及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の式(1)又は(2)で表される、ヌクレオシド誘導体又はその塩。
【化14】
(省略)
(式(1)中、
1は、水素原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された基を表し、
式(2)中、Xは、ハロゲン原子を表す。
式(1)及び式(2)中、
2及びR3は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基の保護基、リン酸基、保護されたリン酸基、又は-P(=O)n56(nは0又は1を示し、R5及びR6は、互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子、水酸基、保護された水酸基、メルカプト基、保護されたメルカプト基、低級アルコキシ基、シアノ低級アルコキシ基、アミノ基、又は置換されたアミノ基のいずれかを示す。ただし、nが1のときには、R5及びR6が共に水素原子となることはない。)を示し、
4は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)

【請求項2】
前記式(1)及び式(2)中、R7は水素原子を表すか又はR4は前記連結基を有するグアニジノ基を表す、請求項1に記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項3】
前記式(1)及び式(2)中、R4の前記連結基は、炭素数1以上6以下のアルキレン基を表す、請求項1又は2に記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項4】
前記式(1)及び式(2)中、R4の前記連結基は、炭素数1以上6以下のアルキレン基を表し、R7は水素原子を表す、請求項1~3のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体又はその塩。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体を含む、オリゴヌクレオチドに対する細胞膜透過性付与剤。

【請求項6】
請求項1~4のいずれかに記載のヌクレオシド誘導体を含む、オリゴヌクレオチドに対するリボヌクレアーゼ耐性付与剤。

【請求項7】
以下の式(3)及び式(4)からなる群から選択される部分構造を少なくとも1個備える、オリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。
【化15】
(省略)
(式(3)中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、水素原子がアルキル基又はアルケニル基で置換された水酸基又は保護された水酸基を表し、式(4)中、Xは、ハロゲン原子を表す。式(3)及び式(4)中、R4は、それぞれ連結基を有するNHR7(R7は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアミノ基の保護基を表す。)、アジド基、アミジノ基又はグアニジノ基を表し、Bは、プリン-9-イル基、2-オキソ-ピリミジン-1-イル基、置換プリン-9-イル基、又は置換2-オキソ-ピリミジン-1-イル基のいずれかを表す。)

【請求項8】
前記部分構造を少なくとも2個備える、請求項7に記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項9】
前記部分構造を少なくとも3個備えている、請求項7又は8に記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項10】
前記部分構造を3個以上8個以下備える、請求項7~9のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項11】
前記オリゴヌクレオチドは、オリゴリボヌクレオチドである、請求項7~10のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩。

【請求項12】
請求項7~11のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体又はその塩を有効成分とする、siRNA剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2019550462thum.jpg
出願権利状態 公開
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