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(In Japanese)木材の乾燥方法 UPDATE_EN

Patent code P210017426
File No. 2006-18P049
Posted date Feb 3, 2021
Application number P2019-181791
Publication number P2021-054016A
Date of filing Oct 2, 2019
Date of publication of application Apr 8, 2021
Inventor
  • (In Japanese)服部 芳明
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人鹿児島大学
Title (In Japanese)木材の乾燥方法 UPDATE_EN
Abstract (In Japanese)
【課題】
 角材に製材された木材を、省エネルギー化を図りつつ速やかに乾燥させることができるにも関わらず、内部割れが発生しにくく、しかも、木材の性質や乾燥条件等によっては木材の強度を高めうる、木材の乾燥方法を提供する。
【解決手段】
 準備工程では、木材100を、一対の柾目面110のそれぞれに、通気性を有する通気性部材210を押し当てることにより、通気性部材210を介してT軸方向に加圧した加圧状態とし、且つ一対の板目面と一対の木口面130とのそれぞれからの水分の蒸発を抑制した蒸発抑制状態とする。乾燥工程では、予め定められた目標温度に近づけた空気を、一対の柾目面110に押し当てられている各々の通気性部材210の内部を通過させ、各々の通気性部材210を通過した空気から水分を除去し、その水分が除去された空気を目標温度に近づけて、再び各々の通気性部材210に導入する空気の循環系を構成する。
【選択図】
 図1
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

木材は、含水率の低下に伴って、反り、曲がりといった変形や乾燥割れが生じる性質をもつ。そこで、変形や乾燥割れを最小限に抑えるために、原木から製材した未乾燥の木材は、予め乾燥によって含水率を利用目的にかなうように低下させた上で、建築用木材、家具等としての使用に供される。

木材の乾燥方法には、自然状態で木材を乾燥させる天然乾燥法と、木材の乾燥を人工的に制御する人工乾燥法とがある。乾燥に要する時間の短縮を図るには、人工乾燥法が有利であるが、人工乾燥法では、木材の樹種によっては温度や湿度条件の設定、さらにはそれらの条件の継続時間を最適に設定することが難しく、木材に割れが発生しやすい。

非特許文献1の369頁に記載されているように、乾燥後の木材を横切りしたときにみられる内部の割れのことを特に内部割れという。木材の表層部が縮む量に対して、木材の内層部が縮む量が相対的に大きいと、内層部に引っ張り応力が作用する。その引っ張り応力が細胞どうしの結合の強さを超えると、内部割れが生じる。

そこで、特許文献1及び2は、木材を100℃以上に加熱しながらも、加熱の温度スケジュールを工夫することで、内部割れの発生を抑える人工乾燥法を提案している。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、木材の乾燥方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
乾燥の対象である、角材に製材された木材を、前記木材の外面上における、各々前記木材のL軸方向に延在し且つ互いに前記木材のT軸方向に対向する位置にある第1部位及び第2部位のそれぞれに、通気性を有する通気性部材を押し当てることにより、前記通気性部材を介してT軸方向に加圧した加圧状態とし、且つ前記外面上における、各々前記木材のL軸方向に延在し且つ互いに前記木材のR軸方向に対向する位置にある第3部位及び第4部位と、互いに前記木材のL軸方向に対向する位置にある第5部位及び第6部位と、のそれぞれからの水分の蒸発を抑制した蒸発抑制状態とする準備工程と、
前記加圧状態及び前記蒸発抑制状態を維持したまま、予め定められた目標温度に近づけた空気を、前記第1部位及び前記第2部位に押し当てられている各々の前記通気性部材の内部を通過させることにより、前記木材から水分を除去し、各々の前記通気性部材を通過した前記空気から前記水分を除去し、且つ該水分が除去された前記空気を前記目標温度に近づけて、再び各々の前記通気性部材に導入する前記空気の循環系を構成することにより、前記木材に含まれる前記水分を徐々に除く乾燥工程と、
を有する、木材の乾燥方法。

【請求項2】
 
前記乾燥工程では、
熱源で加熱された前記空気を、各々の前記通気性部材の一端面へと案内する導入用案内部と、
各々の前記通気性部材の他端面から流出した前記空気を、前記導入用案内部へ戻す帰還用案内部と、
前記帰還用案内部における前記空気の経路上に配置され、自己を通過する前記空気から水分を除去する水分除去部と、
を備える循環式乾燥装置を用いて、前記循環系を構成する、
請求項1に記載の木材の乾燥方法。

【請求項3】
 
前記導入用案内部が、前記空気を溜めるバッファ空間を画定するバッファ部を有し、
前記帰還用案内部が、前記水分除去部を通過した前記空気を前記バッファ空間へ戻す、
請求項2に記載の木材の乾燥方法。

【請求項4】
 
前記準備工程では、各々前記加圧状態及び前記蒸発抑制状態にされている複数本の前記木材を、前記通気性部材を前記木材間に介在するスペーサーとして用いて、積み重ねた状態に準備し、
前記乾燥工程では、複数本の前記木材に押し当てられている前記通気性部材を含む共通の前記循環系を構成することにより、複数本の前記木材を並行して乾燥させる、
請求項1に記載の木材の乾燥方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2019181791thum.jpg
State of application right Published
(In Japanese)公開特許は弊社ホームページ内で開示資料とともに、特許公報も掲載しております。
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html


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