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細胞標識剤及び細胞標識キット

国内特許コード P210017459
整理番号 (S2018-0349-N0)
掲載日 2021年3月12日
出願番号 特願2019-569074
出願日 平成31年1月25日(2019.1.25)
国際出願番号 JP2019002440
国際公開番号 WO2019151128
国際出願日 平成31年1月25日(2019.1.25)
国際公開日 令和元年8月8日(2019.8.8)
優先権データ
  • 特願2018-018172 (2018.2.5) JP
発明者
  • 徐 岩
  • 石塚 匠
  • 趙 珮妍
出願人
  • 国立大学法人宮崎大学
発明の名称 細胞標識剤及び細胞標識キット
発明の概要 細胞標識剤は、細胞のシアル酸生合成経路でシアル酸に代謝される6員環構造の単糖誘導体を含む。単糖誘導体における6員環を構成する炭素原子に結合した基のうち、シアル酸生合成経路で代謝されても変化しない少なくとも1つの基が、炭素と炭素との二重結合又は三重結合を有する環構造を含む。
従来技術、競合技術の概要

シアル酸生合成経路による単糖類の代謝を利用して、細胞表面にある糖鎖を標識する代謝ラベリング法が知られている。代謝ラベリング法では、例えば、アジド基を有するN-アセチルマンノサミン(ManNAc)の誘導体(ペルアセチル化N-アジドアセチルマンノサミン、AcManNAz)が使用される。細胞内に取り込まれたAcManNAzは、細胞質で酵素によって脱アセチル化され、対応するN-アジドアセチルシアル酸(SiaNAz)に代謝される。SiaNAzはシアロ糖複合体に組み込まれる。そして、SiaNAzは糖鎖とともに細胞表面に提示される。SiaNAzが有するアジド基には、銅触媒を用いたアジド-アルキンの付加環化反応(CuAAC)等のクリック反応によって、蛍光色素等を有するレポーター物質を付加することができる。

非特許文献1には、ペルアセチル化N-(4-ペンチノイル)マンノサミン(AcManNAl)を用いた代謝ラベリング法が開示されている。AcManNAlは細胞において対応するシアル酸(SiaNAl)に代謝され、SiaNAlが細胞表面に提示される。SiaNAlは末端にアルキンを有するため、当該アルキンとアジドとをCuAACで反応させることで、レポーター物質を細胞表面の糖鎖に付加することができる。

産業上の利用分野

本発明は、細胞標識剤及び細胞標識キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
細胞のシアル酸生合成経路でシアル酸に代謝される6員環構造の単糖誘導体を含み、
前記単糖誘導体における6員環を構成する炭素原子に結合した基のうち、前記シアル酸生合成経路で代謝されても変化しない少なくとも1つの基が、
炭素と炭素との二重結合又は三重結合を有する環構造を含む、
細胞標識剤。

【請求項2】
前記単糖誘導体は、
前記環構造を含む基をRとして、式(I)
【化1】
(省略)
で表される、
請求項1に記載の細胞標識剤。

【請求項3】
前記単糖誘導体は、
前記環構造を含む基をRとして、式(II)
【化2】
(省略)
で表される、
請求項1に記載の細胞標識剤。

【請求項4】
前記単糖誘導体は、
前記環構造を含む基をRとして、式(III)
【化3】
(省略)
で表される、
請求項1に記載の細胞標識剤。

【請求項5】
前記Rは、
下記(a)~(m)
【化4】
(省略)
からなる群から選択される、
請求項2から4のいずれか一項に記載の細胞標識剤。

【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の細胞標識剤と、
前記細胞の外に提示された、前記シアル酸生合成経路で代謝されても変化しない前記基と反応して前記シアル酸に結合するレポーター物質と、
を備える、細胞標識キット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2019569074thum.jpg
出願権利状態 公開


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